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よろしくお願いします
“よし 成功だ”
「お主、なにを考えておる 木霊まで消滅したではないか」
うん!あのタイミングだとそう思うよな
“木霊召喚”
実際に見せた方が早いと思い、木霊を召喚した
「これはさっきのコダマか?」
“そうだ”
「どういうことか説明せい」
“わかったから 落ち着けよ”
どうやったか説明した
まず、木霊を餌にして魔物を釣ることを思いついたこと
このことをいうとレジィーがイラついたのを感じたが続けた
釣る前にどの程度離れていても召喚を解除できるか実験してからしたこと(見てたから知ってるはずなんだが)
あとは簡単でぎりぎり召喚を解除できるあたりまで木霊に聖域の外に出てもらい、魔物を釣った
できたら俺の根が届く範囲までリス似の魔物を誘導してもらい(結果ぎりぎりだったが)攻撃と同時に召喚魔法を解除して魔物を倒したこと
「そういうことか じゃがな、レムよ。やる前に説明せぬか」
ああ確かに説明してなかったのは悪かったと思うが、説目したわいいが、木霊を言い方は悪いが餌にするっていったら止められると思い説明をしなかったのだが。
うん、かなり怒っているなこれからはきちんと説明しよう
“ああ、悪かった。次は説明してからするは”
「そうじゃぞ、レム。今回はうまくいったからこれ以上何も言わぬが、次コダマになにかさせるときは言うのじゃぞ」
「それに次また同じことをするなら、吾のスキルで結界ぐいらい張ってやる」
どんだけ木霊大事なんだよと思ってしまうなこれ
俺も大事だけど、やっぱかわいいは正義なんだな
“わかった じゃあ今から頼めるか”
「コダマを休めてやった方がいいのではないか?」
そうだなよな!確かにレジィーのいう通りかもしれない
下にいる木霊を見ると木霊もこっちを見ており、やる気に満ちた目で見上げていた
“やってくれるのか?”
木霊は何度もうなずいてくれた
そのうなずく姿もかわいらしく、二人してデレデレになっていた
そんなことを知ってか知らずか木霊は結界の外に出ようとして行く
俺らは慌てて、木霊を止めこっちに呼び寄せた
それからレジィーが防御結界魔法?か何かを木霊に張ってくれた(詳しくは教えてくれなかった、自分で鑑定できるようになれと言っていた)
数回繰り返していくうちにLVが上がった
『レベルが上がりました』
『召喚(木霊)のレベルが上がりました』
え・・・・木霊もLVが上がって驚いたが
まずはレジィーに木霊と俺がLVが上がったことお伝えた
そのあとステータスを確認することにした
“ステータスオープン”
ステータス
名前 ビアツァ・セフィリム
種族 エルダートレント 年齢 56歳 LV 2
HP 5520
MP 7860
STR 710
DEX 580
VIT 1800
AGI 65
INT 1052
MND 1086
スキル
・鑑定 ・光合成 ・分解 ・吸収 ・擬態
・植物魔法 ・魔素感知 ・????
・木霊召喚 ・接偽木 ・樹木移動 ・樹木操作 ・交配化合 ・意思伝達 ・万物傾聴 ・逆鱗
称号
・転生者 ・無病息災 ・質実剛健 ・進化せし者
・天竜の友
ステータスは向上したようだが、スキル、称号の獲得はなしか残念だな
少し落ち込んでいるると
「どうしたんじゃ、レムよ なに落ち込んでおる」
“いやLVが上がったから何かスキルか称号でも獲得してたらいいなと思ってな”
「そんな簡単にスキルや称号が獲得できるはずなかろう」
まぁわかってたんだけどな、でも少し期待したっていいじゃないか・・・・
樹おとり治して木霊のステータスでも確認するか
“鑑定 木霊”
ステータス
名前 ノーネーム
種族 木精(木霊) 年齢 0歳 LV 2
HP 46
MP 25
STR 35
DEX 31
VIT 29
AGI 70
INT 92
MND 70
スキル
なし
称号
なし
うん!全体的に成長してるみたいだな
よかった、よかった
5年後
誤字脱字があれば教えてください
感想待ってます
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