起! はスパッと短く!
わしぁ猫である。
名前はノラ、ニョラ、ノニャ、ノニャー、カワイイ、ニョニャー、ニョリャ、ノリャ、キャワイイ、ニョー、ニョリャリャ、可愛猫、キャワユー。もっとあるが、まぁそんなところだ。
わし自身はノラを自認しておる。実際野良だった。カナの巣に行くたび飯を出されるので、行き来するのも面倒になって、そのまま居着いてやっていた。
この度カナが死んでたので、死体を食ったらオカンヌに激怒され、今は追われる身である。
つまり市井に放たれたわけだが、わしぁ元々野良である。
市井に出戻るぐらいなんであろうか。
カナの同位体のミナなんて、10回くらい出戻っておる。
ただし、此度の出戻りはちと問題があった。
『ああっ♡ ニョラタンもふもふ♡♡♡ んっふふ、$%””`?GAE <Bそっち#R+Wじゃないよ〜〜?? はぁ〜〜尊い。ふかふかにゃん♡♡』
食ったカナがわしの一部になって、四六時中騒いでくるのである。
できものみたいに、背中から小さいカナが生えておる、とは近所の巣のぴぃちゃんさんの言であった。
面妖な。
『オカンヌも0#Y>怒ることないのにね! うちはニョラと一緒にいられる*@、別に>+|=D、$)0ないよ〜!!
猫が死んだ飼い主#%H=食べるって、本当E)Aw9ね!
はぁ〜、L:>猫に食べられる”$¥¥#かぁ。いやぁ、いい#&@#だった!』
わしはカナがなに言ってるかは大体わからん。
わかるのはカナ語の頻出単語くらいである。
『大丈夫、)”56=〜Ko猫好き==¥、$&#$%’〜’飼い主に##*:@⭐︎』
なるほど、うるさい。