存在強度0の私と、世界を消す白龍
最新エピソード掲載日:2026/03/22
世界は、誰にも気づかれないまま壊されている
私は、存在しない。
名前を教えても、すぐに忘れられる。
話しかけても、いつも初対面。
それでも――
彼女だけは、なぜか私を覚えてる。
存在強度100。
世界に刻まれた天才、ルビア。
存在強度0。
誰にも覚えられない、私、ユウ。
噛み合うはずのない私たちが、
同じ学校で、同じ時間を過ごしている。
しかし誰も気づかない。
“何かが消えている”ことに。
人が、街が、歴史が。
まるで最初から存在しなかったみたいに。
その原因を、私は知っている。
純白の鱗。
血のような紅い瞳。
世界の外側にいる存在――白龍。
それを視ることができるのは、私だけ。
だから。
これはきっと――
誰にも知られないまま終わる、戦いになる。
それでもいい。
たとえ忘れられても。
たとえ存在しなくても。
――彼女が、幸せでいられるなら。
私は、存在しない。
名前を教えても、すぐに忘れられる。
話しかけても、いつも初対面。
それでも――
彼女だけは、なぜか私を覚えてる。
存在強度100。
世界に刻まれた天才、ルビア。
存在強度0。
誰にも覚えられない、私、ユウ。
噛み合うはずのない私たちが、
同じ学校で、同じ時間を過ごしている。
しかし誰も気づかない。
“何かが消えている”ことに。
人が、街が、歴史が。
まるで最初から存在しなかったみたいに。
その原因を、私は知っている。
純白の鱗。
血のような紅い瞳。
世界の外側にいる存在――白龍。
それを視ることができるのは、私だけ。
だから。
これはきっと――
誰にも知られないまま終わる、戦いになる。
それでもいい。
たとえ忘れられても。
たとえ存在しなくても。
――彼女が、幸せでいられるなら。