14/22
クリスマス
聖なる夜、クリスマス。
シーナたちはコタツに集まってぬくぬくしていた。
「プレゼント交換しましょう......。」
シーナは眠たげな目を擦ってそう言う。
ラガルとメフェルも欠伸をしながら身を起こした。
「じゃあ私から二人に。」
メフェルのプレゼントはマフラーだ。
三人お揃いの可愛いものだった。
「わぁ、あったかそう!」
シーナが喜ぶ。
続いてシーナが渡したのは、三人お揃いのマグカップだ。
それぞれに合わせたカラーリングであった。
「ふふ、素敵ね。」
メフェルが笑う。
最後にプレゼントを出したのはラガルだった。
「何これ?」
メフェルは包装紙を開けると尋ねる。
そこにあったのは用途のわからない何かだった。
触るとネチョっとし、振ると硬くなる。
握れば音が出た。
「面白いだろ。」
「いや、怖いです。ラガルさん。」
シーナはそっと包み紙を戻した。
聖なる夜は更けていく。
みんなにメリークリスマス。




