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黄金竜
銀の大地―死者に会える鏡を求めて―メタ記事第十二回目。
黄金竜についてです。
わー、パチパチパチ。
黄金竜!作品を読んだ人ならわかるでしょう。
物語のキックスタート、最初の悪役です。
人類のロマンです。
そう、ロマンなのです。竜とは。
金銀財宝の守護者、権力の象徴、それを退治することができれば金も名誉も手に入るのです。
では――
なぜ “黄金” なのか。
そこにはちゃんと理由があります。
ひとつは、
竜とは人類の欲望であるから。
欲望が凝縮し、熱を帯び、金色に光るのです。
そしてもうひとつ。
これはちょっと言えません。
【ピー】の【ピー】が【ピー】だから、
ああいう色になるのです。
ヒントは、本編のかなり初期に出しています。
わかる人は、あ〜……と察してくれるはず。
でもこれ、わかった瞬間に「え、可哀想……」ってなるかもしれません。
(たいして本編に関係ないので考察しなくても大丈夫です。でももしかしたら文中ヒントの描写が気になってる人がいるかもしれない。)
そんな感じで、黄金竜には
“ただのモンスターではない理由” がちゃんと隠れています。
次回は色です。
それではさよなら〜。




