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魔導師 ヨウヒ

 夕食を終えると、ザンカは空になった食器を器用に重ね合わせ、しっかりした足取りで部屋を出た。

 そして、明かりの乏しい通路で一人忍び笑いをする。

(面白いことになりそうだな………)

 ザンカの中のヨウヒの印象が、最初広場で見かけたときとは全く別のものへと変わっていた。

 わざとそう装っているのか、それとも熟練されたものなのか。

 クリパスと同年代の少女には到底思えない。

 大人でもなく子供でもない。不可思議な存在だ。 

 光が闇を生む。闇は光を呑み込み、影を喰らう。

 仄かに照らす蝋燭の明かりが、癒しを得るか傷を抉るか。それは誰にも予想できないことであった。

 窓辺から差し込む月光でさえ、闇を色濃く感じさせるには不十分なのだ。



 その日の夜が、世界を支配する時刻。

 ソーテールの入りである扉がゆっくりと開かれた。

 足音を消し外へ出てきたのは小さな人影。闇に紛れる黒髪を背中に垂らすも、薄紫色の寝衣がぼんやりと浮き上がっていた。

 ヨウヒだ。

 少女は寝衣のままで部屋を抜け出したのだ。

 生温かい湿った風が少女を不快にさせた。

 ヨウヒは、辺りをきょろきょろと見渡すとつま先で地面を蹴った。

 軽やかにその身を宙に浮かせると、上空へと飛翔していく。

 一辺に町を見渡せる位置まで飛翔すると、ヨウヒは地上を見下ろす月のように視線を流した。

 灯りが落ちた街並みは、怪しげな空気が漂っていた。

「光が闇を生んだのか。それとも闇が光を生んだのか……」

 欠けた月へと目を向ける。

 ――どこまでも高く昇り続けたらいつか届く時がくるだろうか。

 ヨウヒの視線は町を越してその先にある山へと向けられた。

 距離があるにも関わらず、山の大きさはまるで町を呑む巨大な岩のように見える。

 山の名は聖山。国を見守る精霊宮は聖山の頂にその身を置いていた。

 山麓を取り囲うようにある街がシヴァエと呼ばれる首都であるが、ヨウヒの位置からは遠くの夜空に散りばめられた星々をみるくらい小さい光があるだけだった。

 中枢都市であるシヴァエには、高貴な家柄が数多くあり、風雅な住居が競い合うように立ち並んでいるという。

 そんな華やかな貴族の生活を支えているのは王族ではなく平民たちだ。ヨウヒたちがいる町は、国内でも五本の指に入る広さを持つ町ではあるが、決して豊かな情勢ではないのだ。しかし町民たちは、貧しいながらも精彩がある町を作り上げていると言えた。だが貧困の差は歴然だ。町はずれへと視線を移せば一目瞭然。掘っ立て小屋が密集している集落地があった。

 ヨウヒは冷めた双眸を再び聖山へと移す。視界には、聖山の山腹辺りに王族たちが暮らす宮殿が映るはずだが、霞がかかりその姿は漠然としなかった。

 それはまるで、薄雲を被り顔を隠す魔物のようにも見えた。


 ヨウヒがソーテールを出て小一時間経った頃だ。宿へと戻ったヨウヒを迎えたのは、もちろんシュコウだった。

 彼は部屋の入り口を守る門番のように立っている。

「単独行動は慎めと言ったはずだが?」

 視線が交わった。が、ヨウヒは素早く視線を逸らせ頭をぽりぽりと掻いた。そして取り繕う言葉を探す。

「ちょっと、寝付けなくて――」

 作り笑いをするヨウヒに、シュコウは誤魔化されることなく返した。

「理由にはならんな。いつまでも子供じゃないんだ。それとも子供扱いして欲しいのか?」

 ヨウヒはしおらしく頭を下げた。

「そう言う、訳では…ないな」

 口喧しいうちはいい。シュコウは怒ると後癖が悪かった。

 不機嫌な日がしばらく続くし、口を開けばねちねちと嫌味を言われる。そのくらいは屁でもないのだが、監視の目が厳しくなることが一番辛かった。だけど自分を心配してのことだとヨウヒも判っていた。

「本当に反省しているのか? お前まで失うわけにはいかないんだぞ」

 視線を合わさず交わされる会話。シュコウの横顔は哀愁を帯びていた。ヨウヒはちくりと胸の奥に痛みを感じていた。

「まだ…そう決まったわけじゃ……」

 すると、自嘲じみた笑みを浮かべ、シュコウが嘆息する。

「手遅れだとわかっているだろ。奴は道を外したんだ。もう戻る道はない」

 それでも、とヨウヒは胸の内で呟いた。

 ほんの少しの期待感が自分を動かそうとしている。弱い心は誰でも持ち合わせているものだ。強くなんかなれないし、なりたくなかった。

 守る側と守られる側。どちらが辛く重い気持ちを抱くのだろうか。

 その答えを持たないヨウヒは、シュコウに頭が上がらない。

「夜明けにはまだ時間がある。少し眠れ」

 シュコウに促されヨウヒは部屋に入った。

 室内では心地よい寝息が聞こえる。ロマリエとクリパスは身を寄せ合い一つのベッドで眠りについていた。

 ヨウヒの寝床は中央のベッドだ。本当は窓際のベッドに眠りたかったのだが、逃走を予期してかシュコウが許さなかったのだ。

 ヨウヒは自分のベッドへと体を横たえる。だが目は閉じずに、隣のベッドで眠るロマリエの背中を見つめていた。

 眠れないのではない。本当は眠るのが怖かった。

 夢を見るのが怖いと言った方が妥当なのかもしれない。

 胸の内にくすぶる感情は、怒りではなく畏怖だとヨウヒは知っていた。

 流す涙など存在しない。悔やむ気持ちなど持ち合わせていない。逃げることが叶わぬ身の上で何を悔やむというのか。

 それでもヨウヒは畏れていた。

 瞼を閉じれば闇が心を覆い隠してしまうから。

 すると、ベッドが大きく軋んだ。

 頭を撫でる優しい手と、背中にシュコウの温もりを感じる。

「……眠れ。ここは常夜の世界じゃない」

 目覚めれば朝日が照らしてくれる。

 ヨウヒは何も言わずに瞼を閉じた。

 同じ痛みを知る者として、シュコウはいつもヨウヒを気遣っていた。

(――失いたくない……)

 それはヨウヒも同じ気持ちだった。

 気付かなかったんじゃない。気付かない振りをしただけ。

(失いたくなかったのに――)

 失くしてしまった。

 だけどそれは、単なる言い訳にしかならなかった。



 夏季に入ったばかりの日差しの心地良さを、ヨウヒは窓辺に近い椅子に座り全身で感じていた。

 黒い瞳は、町並みに不釣り合いな衣装を身に纏った富裕層の人たちへと向けられる。

 のどかな昼下がりの街は買い物客で賑わっているが、食料や日用品を買う町民たちに紛れきれない貴族の姿がちらほらと見受けられた。彼らが気にいるものが青空市場にあるとは思えないが、裏街道へと入ると盗品まがいの貴金属や芸術品を取り扱う店もある。危険な買い物になるわけだが、貴族たちの中ではそういった類の物をあえて好む輩もいた。

 しっとりと汗をかく季節だが、ヨウヒは袖のない絹のドレスに総レースの白いチュニックを重ね着していた。外出はしていないのだろう。初日からずっと裸足だった。

 一見涼し気な顔をしているヨウヒだが内心は違うようだ。室内だというのに、日焼け防止にとサラが用意してくれた黒いケープを肩に掛けていた。

 シュコウは、部屋の片隅の床に座り込んで荷物の整理をしていた。彼の着衣は色こそ変わるが初日と変わらずゆったりとしたシャツにズボンの裾をブーツの中に仕舞っている。 そのすぐ後ろでクリパスがいる。髪は短く切りそろえられてすっきりとしていた。 

 痩せた体を隠すためなのだろうか。シュコウが自分のシャツを上着代わりに着せていた。ズボンは丈が長く裾を三つ折りにして足は裸足だ。歩きやすさを考えてあえて裸足にしているのだが、骨ばった足の甲がまるで骸骨のようで不気味でもある。

 クリパスは、壁に空けられた『へそくり袋もどき』がよほど気になるのだろう。シュコウの後ろから興味津々に身を乗り出して穴を覗いていた。

 ヨウヒが二人の光景をチラリと見やると、ため息をついた。

 こんなに期待を裏切らない奴はそういないだろうと、ヨウヒは心底感心していた。

 奇妙な同居生活を始めて一週間あまり。夜中の外出をとがめられた翌日から、シュコウの監視の目は輪をかけてきつくなったのだ。

 夜中に用を足しに行く時ですら、

『どこへ行く?』

 と、目を覚ます始末。

 窮屈さを通り越して、

(――ああ、どんどん腑抜けになっていく……)

 物悲し気に町の景色を眺めるヨウヒ。どことなく活気の感じられないヨウヒに気付き、ロマリエが心配そうに話し掛けた。

「……どうかされましたか?」

「いや。なんでもない」

 ヨウヒは前に出されたティカップに手を伸ばす。湯気に混ざった程よい甘みに癖のない香りを吸い込む。

 これこそ癒し。少し穏やかな気持ちになった。

「ほぅ……いい茶葉だな」

 ガラス製のポットの中には、乾燥茶葉と色鮮やかなハーブが数種類一緒に入っていた。

 サイドテーブル代わりのワゴンの上には、ミントの葉が詰まった水差しも置かれていた。「サラさんが今朝用意してくれたんです。香草は自家栽培のものらしいですよ。シュコウさんも一緒に頂きませんか?」

「そうだな。頂くことにしよう」

 シュコウが立ち上がった。

「王子は?」

 紅茶のことだ。クリパスは首を横に振る。

「シュコウさんも魔術を使われるのですね」

 ロマリエの問いにヨウヒは首を傾げる。

「違うのですか? あの穴は魔法使いが使うへそくり袋によく似ています」

「へそくり袋?」

「ええ。荷物を収める鞄のような物なんですが」

「なるほど。シュコウ。せっかくのお茶が冷めるぞ」

 ロマリエの話をあえてヨウヒは軽く受け流した。

「ううああ、おおう」

 へそくり袋らしき物を指差してクリパスが何か言っている。

「随分なつかれているじゃないか」

 ヨウヒが茶化したが、シュコウは予想外な嫌味を返した。

「誰かさんのおかげで子供の扱いに慣れているだけだ」

 ヨウヒは何かにぐっと心の臓を握られた気分になった。

(ねちねちとしつこい奴め……)

 腹の内で愚痴るヨウヒを知ってか知らずか、シュコウはクリパスへ忠告した。

「誤って手を入れるなよ。喰われてしまうからな」

 クリパスが青ざめた目でシュコウを仰ぎ見たが、シュコウは口許に笑みを浮かべクリパスを抱きかかえた。

 奴隷生活で箱に閉じ込められている期間が長かったせいだろう。クリパスの下肢筋力はひどく低下していた。それに、満足に食事を与えられていなかったこともあり栄養不足で体力がない。少しでも食べれるようにとサラが焼き菓子やパンを用意してくれているが、元の体に戻るには時間はかかると思われた。

 しかし、わずか一週間ほどではあるが、少し肉付きが良くなった気がする。それに笑顔も多くなったと、シュコウは感じていた。

 一方、ロマリエは四六時中落ち着かない。

 クリパスを見ては切なげな表情を浮かべたり、窓から外を眺めては何か言いたげにヨウヒを見たりと心そこに在らずといった様子だった。そんな様子のロマリエが気になったのか、ついにヨウヒから声を掛けた。

「私に何か?」

「――いえ、あの…」

 ロマリエは口籠もる。やましいことがあるのだろうか。彼の視線は彷徨っている。

「その…ヨウヒさんは魔道師ですよね?」

 言い終わると同時に椅子が跳ね上がった。テーブルに震動が伝わる。シュコウが席を立ったのだ。シュコウは憤怒の形相でロマリエを睨みつけた。

「だったらどうだと言うんだ!」

 ロマリエはその剣幕にたじろいだ。予期せぬ事態にクリパスは狼狽えている。

「――シュコウ。席を外せ」

「しかしッ」

 告げられた主の言葉に、シュコウは憤りを隠せなかった。だが、ヨウヒの目は下がれと言っている。

「―――ッ」

 シュコウは震える拳をゆっくり開くとクリパスを抱き上げ、猛然たる足取りで部屋を出た。

 閉じられた扉が剣呑な響きを残す。

 静まり返った室内で、ヨウヒは煙管に火を点すと、昇る紫煙を鬱陶しげに手で払う。

「……す、すみません」  

 消沈したロマリエが謝罪を述べた。シュコウを怒らせたのは自分だと思っているようだ。 迎えた静寂はやや緊迫したものだった。

 ヨウヒが煙を吐く。

「――気にするな。あれは私が魔導師と呼ばれることを好まんのだ。それより要件はなんだ?」

 二人の視線が交わった。躊躇いがちにロマリエが口を開く。

「その…王子の舌の事ですが」

「舌がどうした?」 

「私も魔力を持つ者として多少の知識はあります。邪術の効力を無効にするには、身の危険を覚悟しなくてはならないことは…」

 承知しているとは言わなかった。

「ならば、なぜ聞く必要がある?」   

 ロマリエの知りたいことは分っていた。だがヨウヒは惚け続ける。

「貴女の魔力は強大だ」

「なぜそう思う?」

「断片的なものですが、競戦場での記憶が少し残っているんです。その………自分で言うのもなんですが、私は無敗の奴隷戦士でした。魔法使いとの競戦も数多く経験してきた。死にかけたことも何度もある。だけど貴女は本当に強かった。私は手の平で転がされていると思いましたよ」

 ロマリエは自嘲の笑みを浮かべた。

 ヨウヒはロマリエを軽く観察していた。

(頭に血が上りやすいシュコウとは違い、こいつは冷静だ)

 シュコウが立ち去ることを見越して口を切ったのだろう。ヨウヒからシュコウを遠ざける必要がロマリエにはあったのだ。

 外見から人を判断することはできないとはよく言ったものだ。腹の中は煤だらけ。天使の仮面の内側には悪鬼が隠れている。しかし、表と裏の両面を持ち合わせる土台となる顔は一つしかない。

「私は残忍な魔導師だ。命を取る取らないはその時の気分で決まる。それに、お前たちを買ったのは目的のためでもあるが、貴族の真似をして奴隷を買ってみるのも悪くないと思っただけだ」

「理由はどうあれ、貴女は私を助けてくれました。それに王子を守ってくれるとも…」

「勘違いするな。確かに内容次第だとは言ったが約束をした覚えはない」

 ロマリエは省察した。ヨウヒの言う通りだ。彼女は自分の話を聞いただけ。何の確約も取り付けていないのだ。

「……では、今ここでもう一度お願いします」

「断る」

 そうくるとロマリエは予測していた。

「無事王子を王宮に届けることができたなら、もちろん報酬はお約束します」

「具体的に言えばなんだ?」

「地位と名誉、それに金貨も」

 ありきたりではあるが、それ以外頭に浮かばなかった。さも残念そうにヨウヒは眉を曇らせる。内心では彼との会話を楽しんでいた。

 発する言葉一つ一つに意識して耳を傾ける。お互い、本人も気付かない小さな失言を残さず拾うつもりだ。さて、どちらが上手うわてなのか。

 シュコウがいれば、こうも悠長に話をしていられない。邪魔者を排除して、膝をつき合わせ会話する。表情の微々たる変化も見逃さないように。だから、そらぞらしさを感じさせてはならないのだ。 

「申し訳ないが金に不自由はしていない。それに地位と名誉とは片腹痛い。得体の知れない魔導師にそこまでして助けを請うとは、戦士とは名ばかり、地に落ちたな」

 中傷するような物言いにさすがにカチンときたのだろう。ロマリエの顔つきが変わった。

「……そういう貴女はただの魔導師ではないと?」

 にやり、とヨウヒは嗤う。

「何を根拠にそう思う?」

「貴女の言動には子供らしさがない。私に限らず、あのザンカという者も感じていると思いますよ」

 魔力と武力、両方優れた魔導師などそういるものじゃない。

「優れた魔導師は長命だと聞きます。容姿を変えることなど造作もないことでしょう?」

 ヨウヒが喉を鳴らして嗤った。

「くくく……。本当は何百年も生きている老婆だと言いたいのか? そうだとしたら、あの子の舌も治せると?」

 これからが本題だろう。しかし、ザンカからの情報は皆無に等しく、もうしばらく時を稼がなくてはならない理由がヨウヒにはあった。

 手駒が少ない。確固たるものは何もないのだ。急に無口になったロマリエは、返す言葉を選んでいるのか、もしくはヨウヒから動くのを待っているのか。

 ザンカからの情報を得てからと考えていたが、ヨウヒは自分から動くことに決めた。

「どうした――? 顔色が悪いぞ。『ロマリエ』」

 わざと『名』を強調した。脅威を与え危機感を煽るためだ。

 ロマリエの全身が総毛立つ。頭のてっぺんからつま先まで、急降下する血の流れ。心臓を鷲掴みにされているような錯覚に陥り、どくどく…と、脈打つ鼓動が耳障りに感じた。

 黒い瞳が妖艶な光を宿していた。 

「うかつに名を呼ばせるなよ。お前を目覚めさせたのは私なんだからな」

 ロマリエはこの数日間を顧みた。思い返せば、ヨウヒがシュコウ以外の名を呼んだ覚えがない。彼女の言動すべてに目を光らせ耳を研ぎ澄ませてきたつもりだったが、特に違和感を感じなかった。今、初めて名を呼ばれるまでは。

 名を縛ることができるのは邪術を使う魔導師だけだ。

 歴史に名を記す魔導師なら言霊に軽く力を込めるだけで相手を呪う事が可能だと言われていた。

 ヨウヒがおもむろに窓の外へと目を移す。

「………ッは」

 苦しさから開放されたロマリエは息をついた。競戦場でのヨウヒとは別の少女を見た気がした。

(――なんて力なんだ………………やはりこの女性で間違いない!!)



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