理不尽な選択肢
思いついたことを書いてみただけですので細かいことなどは気になさらないでください
突然だけど、みんなは選択肢が目の前に迫られたときってありますよね。
そう僕にもその選択肢を迫られてしまったんです。
しかし僕の場合はもう選択肢なんてものではなかったんです。
なぜならほとんど強制的に、仕方のないように異世界まで来ることになってしまい戦うことになってしまったんですから
「こらぁぁっ、ちゃんと戦わないかぁ、お前が戦わないと俺は落ちこぼれのままではないかぁ」
「そんなこと言っても、こんなの僕には無理だよぉ」
中学生くらいの少年に小さい妖精は、目の前の棍棒を持った自分より数倍もありそうなのと戦うように言われていながら
後ろを向いたまま走って逃げながら
「誰か助けてぇぇ!!!」
そう、僕はもともとただの中学生だったはずなのに、あの時変な光る石を見つけてしまったばかりにこんなことに
「行ってきます」
僕はいつもどおり学校に向かい、そして終わり放課後に帰宅途中に光る石を見つけてそれを持ち帰ってしまったのが原因なのだ
なぜならその光る石は、持ち主を異世界に運ぶための罠だったのだから
そして気がついたらこっちの世界に、そしてこの小さい妖精が
「小さいって言うな。この人間が、それにしてもどうしてお前みたいなひ弱い奴が来るんだ。まったく」
「えっ、えっ?・・ここ・・どこなの・・それに僕には無理だよ」
「まあいい。もうしょうがない。俺はこいつと一緒にエントリーするぞ」
「エントリーってちょっと勝手に決めないでよ。それに一体何にエントリーしているの」
「何って、決まっているだろうが。戦い、つまりこのコロシアムにだ「
「えっ・・えぇぇぇぇl!!!!」
こうして僕は違う世界の戦いに参加させられて命がけの戦いをさせられるはめになってしまった
何度も帰りたくてしょうがないのにそう言ったら
「いいぞ。ただ何もしないまま帰ったら呪いがお前を縛って一生不幸のままだぞ。それでもいいのか」
「ふ、不幸ってどうして?」
「簡単だ。実はあの石には特別な呪いが付加されていてな。まあ俺がした呪いなんだがこの世界の勝者に、そう俺を頂点にしなければ死ぬことになるようにな」
「死ぬって、そんなぁ」
「それでどうする?俺と一緒に参加するか、それとも帰って数日後には死ぬことになるが」
そう言われて帰っても数日で死ぬなんていわれたら断れるはずもなく仕方のないまま
「よぉし、決まりだな。俺はフィルだ。よろしくな。相棒」
「そんなぁっ・・僕は秀人、向井秀人」
「ヒデトか、まあいいだろう。」
「どうして僕の近くにあんな石があったの?」
もともとの元凶の石が近くにあったことを問いただしてみて
「いやぁっ、もともともっと強そうな奴の近くに落としてみたんだが、そいつが拾わなくてな。それでそのまま放置されていたらお前が拾ったってことだ
まあ、仕方ないがもう少し遅かったら俺はエントリーも出来なかったことだから助かったわ」
「僕はそんなことのために、そのせいでこっちに来たってことだったんだ」
ヒデトは落ち込みながらフィルは励ますように
「まあいいじゃないか。それに異世界なんてめったにこれないし、こういうの憧れていたんだろ?」
「それはそうだけど、こんな戦いに参加させられるなんて、僕には無理だよ」
「あーもう、グダグダいいやがって。さっさと参加するぞ」
フィルはヒデトのことを無理やり参加させてしまいそしてヒデトの番が
「ほら、お前の番だ。しっかりやるぞ」
「でも・・相手って・・こんなの無理だよ」
相手は自分よりも何倍もあり一回振りかざしたら僕の身体はバラバラになってしまいそうなくらいの大きな棍棒を
「ほら、しっかりしろ。相手に勝たなきゃお前の呪いは解けないまま帰れなくなるぞ」
「そんなこと言ったって・・絶対無理だよぉ!!」
必死に命がけでコロシアム内を逃げながら
「何か武器とかないの?あの人たちはフィルみたいにな小さい妖精が武器になっていたけど」
「ああ、あれは俺達の特別な力だ。ああ俺には別の力があるが、ほらヒデト。がんばれ。それとちっさい言うな」
フィルは小さいと言われてヒデトに軽く攻撃をしながら一緒に逃げていて
「痛いよっ。フィル僕を攻撃しないでよ!!」
「お前が逃げるからだ。このまま逃げるだけでいいのか?」
「そうは言ってもあんなのどうしようもないよ。フィル何とかしてよ}
「まったく、仕方がないな。ほれこれでどうだ?」
フィルが両手を頭の上に挙げるといきなりいくつかの武器が
「そんなこと出来るなら早くやってよ」
「これは疲れるからあんまりやりたくなかったんだよ。早く取らないと消えてしまいぞ。それにあいつも攻撃が来るぞ」
「そんな急に、えっとこれに決めた」
相手は棍棒を振りかざして攻撃してきてヒデトは選んだ武器で対抗しようとして棍棒に攻撃したら
相手の妖精が武器から元に戻ってしまい一撃でヒデトは勝利した
「ええっ・・何これ。この武器すごいよ!」
「当たり前だ。俺の武器はみんな特別だからな。ただこれは使った後はちょっとな」
ヒデトははしゃぎながらフィルは説明するように、そしてヒデトはその場で倒れてしまって
「だから言っただろ。俺の武器はみんな特別だから使ったらすごい疲労するんだ。特にその剣はあのデュランダルと対の武器
バルムンクと言われる武器だからな」
「うぅぅ・・だめ・・死んじゃう」
「まったく、だらしないな。これからはしばらく身体を特訓だな。ほらさっさと立って走るぞ」
「痛いよ。フィル・・分かったから・・もう休ませてよぉ!!」
日が暮れるまで走らさせられてもう僕の身体はぼろぼろのまま
「もうやだぁ!!早く終わりにしてよぉ!!」
「まだまだじゃ、もっと早く走らんか」
フィルに特訓させられたり命がけの戦いに参加させられてしまってコロシアムの王者になるまで呪いは解けないまま
僕の未来は前途多難のままあんな理不尽な選択肢のせいで戦い続けることになりました。
ちょっと書いてみました。選択肢ということなのに選択の余地がないまま選ばされると言うことを書いてみたくてちょっと書いてみました。