『屁理屈ばかりの勇者は、世界を口論で救う』
勇者は剣を腰に下げていたが、
それを使う場面はほとんどなかった。
剣は彼の職業証明書のようなもので、
実務には使われない。
彼が最も頻繁に抜いたのは、
「その言い方だと、少し困りますね」
という言葉だった。
それを使う場面はほとんどなかった。
剣は彼の職業証明書のようなもので、
実務には使われない。
彼が最も頻繁に抜いたのは、
「その言い方だと、少し困りますね」
という言葉だった。
序章 まだ何も起きていない世界 1. 世界の静的説明(叙述)
2026/01/05 06:10
2. 日常風景の断片
2026/01/05 06:20
3. 王国・教会・魔王領の同時進行的描写
2026/01/05 06:30
4. 歴史編纂者の挿入
2026/01/05 06:40
5. 微細な違和感の提示
2026/01/05 06:50
6. 序章の締め
2026/01/05 07:00
第一部 勇者の任命 1. 予言の再確認(儀式前段)
2026/01/06 06:10
2. 勇者選定の儀式
2026/01/06 06:20
3. 言葉としての称号
2026/01/06 06:30
4. 周囲の戸惑い
2026/01/06 06:40
5. 初任務の通達
2026/01/06 06:50
6. 小事件:戦闘の不成立
2026/01/06 07:00
7. 公式記録との乖離
2026/01/06 07:10
8. 第一部の締め
2026/01/06 07:20
第二部:小さな不成立 副題:前提が共有されない 第1話:発動しない魔法
2026/01/07 06:10
第2話:保留される命令
2026/01/07 06:20
第3話:成立しない敵対
2026/01/07 06:30
第4話:違和感の蓄積
2026/01/07 06:40
第5話:勇者への視線
2026/01/07 06:50
第三部:記録の混乱(第三者視点の増殖)第1話:王国文書の増殖
2026/01/08 06:10
第2話:教会記録の分岐
2026/01/08 06:20
第3話:魔王軍報告の停滞
2026/01/08 06:30
第4話:第三者視点の増殖
2026/01/08 06:40
第5話:一致する結論
2026/01/08 06:50
第四部:勇者の評判 副題:問いが噂になる 第1話:噂としての勇者
2026/01/09 06:10
第2話:模倣される言葉
2026/01/09 06:20
第3話:大人の違和感
2026/01/09 06:30
第4話:評判の固定化
2026/01/09 06:40
第5話:止められない流行
2026/01/09 06:50
第五部:魔王軍内部の停滞 ― 前提が機能しなくなった側 ― 第1話:会議が進まない
2026/01/10 06:10
第2話:更新され続ける計画
2026/01/10 06:10
第3話:前線からの報告
2026/01/10 06:30
第4話:魔王の違和感
2026/01/10 06:40
第5話:誰も否定していない
2026/01/10 06:50
第6話 締め
2026/01/10 07:00
第六部:三勢力の対話未遂 第1話:和平という名の招集
2026/01/11 06:10
第2話:議題設定の失敗
2026/01/11 06:20
第3話:勝利条件の空白
2026/01/11 06:30
第4話:勇者の最小発言
2026/01/11 06:40
第5話:記録される「継続」
2026/01/11 06:50
第七部:魔王と勇者 第1話:想定されていた決戦
2026/01/12 06:10
第2話:玉座の距離
2026/01/12 06:20
第3話:勇者の最初の問い
2026/01/12 06:30
第4話:続く問い(答えを要求しない)
2026/01/12 06:40
第5話:沈黙の発生
2026/01/12 06:50
第6話:記録される時間
2026/01/12 07:00
第7話:勇者の最後の問い
2026/01/12 07:10
第七部・締め
2026/01/12 07:20
第八部:何も起きなかった決戦 第1話:決戦予定日
2026/01/13 06:10
第2話:動かない軍
2026/01/13 06:20
第3話:使われない力
2026/01/13 06:30
第4話:勇者と魔王の位置
2026/01/13 06:40
第5話:時間の経過
2026/01/13 06:50
第6話:解散できない終わり
2026/01/13 07:00
第7話:歴史書の空白 ――未来。
2026/01/13 07:10
第八部の締め
2026/01/13 07:20
終章:その後の世界 1.呼称の消失
2026/01/14 06:10
2. 勇者という称号の風化
2026/01/14 06:20
3. 争いの減少と、物語の欠乏
2026/01/14 06:30
4. 歴史編纂者の困難
2026/01/14 06:40
5. 結語の逡巡
2026/01/14 06:50
6. 歴史編纂者の結語
2026/01/14 07:00