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競争について

 経済において、競争原理の重要さは強く主張される。経済の健全性は、競争原理によって成立する。競争原理のない経済は、価格の暴騰や腐敗が発生する。

 経済は、さまざまな競争によってできている。

 まず、同じ機能の商品における競争もある。ミカンの味の競争や値段の競走である。

 そして、ある機能の商品と別の機能の商品の競争がある。ミカンの代わりにリンゴを買ったり、ミカンの代わりに靴下を買ったりする。ある商品を、それとは異なる機能を持つ商品で代わりとすることを代替商品という。


 需要供給曲線は、経済学の基本となる成果であり、1829年のマルサス「経済学における諸定義」にはすでに書かれている。需要と供給から、価格と量の最適値を計算して求めることができる。

 需要供給曲線を深く理解することは、とても興味深い経済学である。


 経済を効率化させる市場の機能は、人類が働きかけて作り上げたものである。市場原理は自然状態において自然発生したのではない。人工的に構築されたものである。

 例えば、独占禁止法である。

 圧倒的に優秀な企業であっても、十年もすると企業態度はかなり変わってしまうのだ。独占禁止法が必要なのは確かなことである。

 企業を競争させなければ、どんな善良な企業も企業態度が悪くなるのは、人生で生きている間にお気に入りの商品を追いかけていれば経験することである。

 国家は、商品ごとに競争原理が発生するように企業を配置しなければならない。


 それ以外にも、さまざまな闘争がある。

 国家間闘争。

 階級闘争。

 世代間闘争。

 企業間闘争。

 隣人闘争。

 これらの闘争は実在する。どのような作戦で生きるか。人それぞれである。


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