表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無数の世界と一つの現実  作者: 神埼市顕官
1/1

まず最初に。

楽しんで読んで頂ければ光栄です。


『現実』(リアル)


俺らが住んでいる世界はそう呼ばれてる。手から炎を出そうとしても出せない。空を飛ぼうとしても飛べない。人の心の声を聞こうとしても聞けない。過去に戻ろうとしても戻れない。人は死ねばただの肉塊となり、二度と口を聞くことはない。


そんな退屈で厳しい『現実』しかない世界。数ある『世界』(ワールド)の中でも下の下。大外れもいいところだ。じゃあ他にはどんな世界(ワールド)があるかって?例えば『魔法』(マジック)『冒険』(アドベンチャー)『科学』(サイエンス)、終いにゃ『天国』(エデン)ってのもある。


俺のオススメは『学園』(スクール)だな。住民は生徒と先生のみ。巨大な学園で生活しているのさ。何せ校内を一周するのに5年はかかるって話だ。考えられないだろ?けど向こうじゃそれが常識なのさ。


あとは『料理』(クッキング)とか『睡眠』(スリープ)『妖精』(エルフ)も良さげだったな。


なんでそんなに詳しいかって?寝ぼけたこと言うんじゃないぜ。今日は待ちに待った【世界転移】(ワールドトランス)だ。この日の為に『別世界』(アザーワールド)の事をどれだけ調べたことか....。他の奴らもそうだろうよ。アンタはどこに行くか決めたのか?ま、俺には関係のない事だけどな。


「じゃ、俺はお先に失礼するぜ。アンタもせいぜい頑張りな!」


男は手を振りながらそう言うと、(ゲート)の中へと消えていった。




質問や感想などお待ちしてます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ