表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/62

ギニジ・ギリバ国《ウルギ村》・1

遅れましたすみません。いつもだな!


前回あとがきにて、ロックユーを「lock you」とか書きましたが、Rockが正しかったです。ご指摘いただきました。

スライムのボケがボケじゃなかった。


作者のボケへのツッコミ歓迎します。

容赦なくご指摘ください。


あとから一話投稿予定です。



貧しそうな村だった。

この国……名前知らないんだよね。まあとにかく、国境越えてから訪れた村は、その全部が貧しそうだった。


フリジア国内は、どんな小さな村でも必ず防壁があったし、村人も健康そうに見えた。

でもこの村は。


岩を積み上げて、村を囲ってあるものの、防壁と言うよりは障害物。隙間だらけだ。

一応、例の魔物除けの草が生えてるケド、発育がイマイチでまばら。

……土が悪いのかな?


商人さん一行はやたら歓迎された。

これはどの村でもだった。何故なら---。


馬車の荷台から、ドスさんが袋を運んで来た。全部で三つ。

その内一つは、自分も中身を知っている。

プチジャガイモのドッセイだ。あとの二つも中身は食べ物のはず。日持ちのするやつ。

村長さんがとても嬉しそうに、それらの食料を見つめていた。





ここは村長さん(多分)の家だ。

村には宿屋が無いらしく、自分達は村では一番大きな村長さんの家に泊まる事になった。

でも七人+スライム全員は入れなかったので、二手に分かれる。商人さん、リーダーさん、ドスさんが村長さんの家。

トレスさん、レッドさん、ティーさん、あと自分、が隣の家。……お隣さんちでは、一時的なお引っ越しがあったそーな。

追い出してゴメンナサイ。

ウノさんは馬車の見張り。荷台で寝るみたい。

んで、一晩の宿代として、食料を商人さんが提供したのだ。


村で見掛けたのは、ほとんどがお年寄り。村長さんも白髭のおじーさんだ。

若い人が少ない。

夕方に到着して、すぐ日が暮れたから、村の様子をゆっくり見ている暇は無かったけど。でも、他の村もこんなカンジだった。

過疎化している?

土地も痩せているのか、ちらりと見えた畑も、ろくに作物が育ってなかった。


ここに来るまでの悪路を思い出す。

ウノさんが馬車の車輪をチェックする程、酷い道だった。

土を掘っても石ころだらけなのでは。

そりゃ、野菜も育たないよね。

自分も空気読んで、ごはん食べるの控えちゃったよ。……餞別のお野菜が残りわずかってのもある。


村長さんのお隣さんちは、三人+スライムが入ってしまえばもうギリギリ。ほんとに寝る事しか出来ない。

勿論、照明も無し。暗くなったらすぐ全員が寝た。


翌朝。

狭い家からゾロゾロとみんなで出る。本来の住人さんが何故か申し訳なさそうに、家の外で待っていた。

朝早いな!


食事は村長さんの家にて。

ドッセイのスープが出された。

味見したらいけたので、自分も貰う。

村長さんの視線が痛い。ガン見しないで!

スライムがスープ飲んだら駄目ですか!?

でも他七人は、ビミョーな表情でスープを飲んでた。ひょっとして、美味しくないの?


出発の準備をする傍ら、レッドさんが散歩するみたいだったので、後を追う。

すぐに気付かれて、拾って貰った。肩乗りスライムになる。


小さな村の中は、畑と民家しかない。

井戸は一つだけ発見。

レッドさんが中を覗く。

落ちないように気を付けて、自分も覗いた。

……水量が少ないような。こんなもん?

レッドさんも眉をひそめていた。

この村、大丈夫だろうか。

ティーさんが呼びに来たので、馬車まで戻る。


「……---」


レッドさんが小さく何かを呟く。


「--」


ティーさんは短い返答と同時に、首を横に振った。

……ただの通りすがりが、何かをする事は出来ない。

一時的なモノでは意味が無い。

………そーゆー事?





馬車の側で商人さんとリーダーさんが話し合っていた。

何やら防壁を指差している。

それを聞いたレッドさんの表情が明るい。

テンション高く手を振り上げ、何かに立候補した。何にだ。

ティーさんが仕方なさそうに、商人さんに声を掛ける。

商人さんが嬉しそうなのが印象的だった。


出発は見送る事にしたのかな?

リーダーさんが馬さんを一頭ずつ、三つの荷車に繋げる。荷車は村にあった物だ。

馬車の見張りでウノさんトレスさんが残った。


商人さん、リーダーさん、ドスさん、レッドさん、ティーさん。自分。

そして村の男性二人おじいちゃん

このメンバーで、村を出た。


何するんだろね?





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ