主人公の性格、この世界観での魔法の在り方、この世界での人々の考え方について
こちらは、拙作「転生彫り師の無双物語 〜最弱紋など、書き換えればいいじゃない〜」の公式設定集的なものとなります。
感想でちらほら「これ主人公こんなんで大丈夫なのか」「ここの設定はどうなっているんだ」という声を戴く事が出てきたため、その都度こちらで「実はこういう設定のつもりなんだよ」というのを(ネタバレにならないよう注意しながら)掲載していきたいと思っています。
拙作「転生彫り師の無双物語 〜最弱紋など、書き換えればいいじゃない〜」を読まずにこれだけ見ても何の意味もないのでこちらからご覧ください。
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Q1 この主人公、「魔神紋」を量産しまくったら世界崩壊しない?大丈夫なの?
A. 確かに、主人公である淳が後先考えず魔神の紋章を彫りまくったら、世界のパワーバランスは完全に崩壊し、とんでもないことになってしまいます。その懸念は最もです。
ですが、はっきり言って淳にとってはそんな事は些事に過ぎません。淳にとっては、「世界がどうなろうと、自分の行いで全生命が滅亡しようと自分の生業である刺青を彫る事に専念できればそれでよし」なのです。
結構、根っからの職人気質です。
そもそも、淳の前世は極道です。極道の人間に「世界を守ろうという意識」など期待するだけ無駄です。
(※実際には、見かねた魔神が妥協案を提案しに来るので魔神の紋章の持ち主が溢れる事はありません。こんな淳ですが、「世界のバランスを保ったまま天職を全うできるなら世界を滅茶苦茶にするよりはマシ」とは思うので)
Q2 モンスターがいる世界観なのに、どうして強さを求めない人がいるの?
A.まず、この世界には「紋章で強さが決まってしまう」という特徴があります。
そして、最も魔法の才能に恵まれない「最弱紋」の持ち主は、一生鍛えてもゴブリンにすら勝てないレベルで絶望的に強くなれません。(転生者である淳は常識に囚われず、刺青で簡単に最弱紋を書き換えてしまいましたが、この世界では紋章の後天的変更は不可能と固く信じられています)
彼らが強さを必要としない鍛冶屋や商人、学者、受付嬢等に行き着くのは必然と言えましょう。(そして一旦その職が板に付けばもはや強さを必要と感じなくなってしまうのも妥当ですね)
まあ現代社会に置き換えて考えてみても、学歴社会ですが勉強が嫌いな人は一定数いますし、IT社会ですがプログラミングに興味ない人は一定数います。
そう考えると決して不自然なこととは言えないんじゃないでしょうか。
Q3 主人公、特殊魔法作り過ぎじゃない?これ何のチートか説明つかないのでは?
A. 「魔法はイメージ」という価値観が度々出てきますが、この「イメージ」とはとどのつまり物理現象や化学反応のことです。
例えば、「分子の震えがゆっくりになったり速くなったりするイメージ」した持たない人と「有限の深さの井戸型ポテンシャルのグラフ」をイメージできる人では、同じ氷結魔法や火炎魔法でも魔力効率が断然違ってきます。
現代科学の知識を持つ淳は、ある意味で広義の現代知識チートを持っていると言えるでしょう。
(尚、淳の元いた世界ではHΨ=EΨは高校の学習指導要領の範囲内とします)




