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寄生虫転生〜僕は神様ではありません〜  作者: 脳クチュ大好き
寄生虫との邂逅
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子供達3

「たっ頼むからもうやめてくれえ!」


「ダメダメダメ!もっと!もっと美味しくなれるからあ~!!なれるはずですよ!」


(狂ってる!こいつらは狂ってる!。

一体どんな育て方したらこんな奴らが育つんだ!)


飛び散ってきた血しぶきが頬に着く。

それはちょうどアレを入れた耳であり、それがチロリと頬についた血を舐めとる。


テーマは[人は血を流さないのであればどこまで刻んで即死しないか]らしい。


今はどこまで刻まれたのか、確認したくも無いのに、断片的に松明の明かりによりその光景が映しだされるのが見えて、その一瞬が鮮明に瞼の裏にやきつく。


「嫌だ・・・助けてくれ頼む・・・誰か・・・。」


部屋の片隅には全身を縛られた次の生贄が譫言を呟きながら転がっている。

あれは子供の姿を象った悪魔だ、間違い無い。でなければ子供の内からあんな残酷な事を笑顔で出来るとは思えない。


「おっ俺の腕!もう肩まで無いのに!なんで!?なんで痛くないんだよおおお!?」


「いやだなあ、そこは痛いと気絶しちゃいますから、多少は僕らみたいな子供でも考えてるんですよお。」


「いっいみがわからねえよ!なんでこんな!おい!クルト!いい加減俺を助けてくれえ!」


俺の姿を見て思い出したのかこちらを向いて必死の形相で助けを求めてくるが・・・身体が萎縮して全く動かないのだ。


「くそっ!くそが!裏切り者が!ここから出たら絶対殺してやる!」


「元気ですね~いいですよ~そのいきで気力を保って下さいね~次は足いきま~す「「は~い」」」


「いやだあああああああ!」


怨嗟の声を上げた仲間を見て恐るどころか嬉々として解体に勤しむ。

どれほどの間それが続たのだろうか。一瞬だったような気もするし、永遠にも感じられた。この暗い空間と恐怖では正常な時間の感覚が機能しないのも仕方ないか。


「ふむ・・・。結果的にはこのくらいですか、やっぱりこれ以上になると無理みたいですね。」


つるし上げられていた重量物が地面に落ちる音と共に子供の落胆の声が響くと、その拷問は終わりを告げた。


そしてそれは

「さて次はどうしましょうか。」

次の拷問の始まりの合図でもある。


子供から白い紐が伸び、もう一人の仲間に絡む。

「ひいいいい!イヤダ!たすけてくれ!」

地面を引きずられ、先ほど四肢から削られていった仲間が居た所に吊るされる。


「もう・・・いい加減にしてくれ・・・」


「たっ頼むクルトお助けてくれえ・・・」


涙を浮かべて懇願する仲間、俺はゆっくりと瞼を閉じて深呼吸をする。

今まで笑い合って過ごしてきた仲間だ、既に一人を犠牲にしているが、まだ引き返せる。その裏には明るく肩を組み笑い合ってきた過去が移り行く。


(そうだ、そういえばあいつらに武器を取られてはいない)


なぜ忘れていたのだろう、相手は子供なのだ。大人の俺が立ち向かえば変な紐があったとしても子供が束になって掛かって来たとしてもなんてことは無い筈だ!。


「うおおおおおおお!この化物どもめえええ!いい加減にしやがれええええええ!」


恐怖を叫び声で打ち消しながら鞘から抜き放った短刀を構えながら、頭であるはずの最年長の子供に斬りかかった。

「ぐっ!?」

そしてそれは、驚く程簡単に成功し、その柔らかい肉を突き抜けた。

苦悶の声と共に突き抜けた短刀の先端を押さえ込みながら膝をつく。

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