宿りの巫女
今更ですが主人公は異世界の言語はさっぱりわかっていません。
更新サボってすいませんでした!
最近事件が起きまして・・・
下書きをしていたノートを・・・紛失しました・・・。そこには当然見られたら恥ずかしい内容もありますが、問題は「ノクターン用の下書き」です。
やべえよ、あんな内容の誰かに見られたらどうすんだよ。仕事場に落としてないことを祈るしかない。見つけられたら筆跡でばれる・・・。
もう目の前に動く物は何もない。
盗賊と思われる連中は一人を除いて殲滅したようだ。
その一人、盗賊の頭とも思える者を幸子はどうしたものかと思案顔で見つめていた時だった。
カタンッ
「ひっ・・・」
血濡れに満たされたその場に、何かが地面に落ちた乾いた音と、喉が引きつったような悲鳴が響き渡る。
音のした方を確認すると、一人の20代程の若い女性がこちらを見て固まっていた。
(あちゃあ、みられちゃったかあ、そりゃあ捕まってる人間の一人や二人いるはずだもんなあ。)
勇気のあるものが確認しにくるのは至極当然であろう。
さて困った、流石に一般人を殺るのは幸子のこれからの成長に悪影響があるかもしれない。
それにこの村の者の筈だから、幸子自身も彼女の事を知っているだろう。
僅かな逡巡の間に、幸子はその女性に近寄っていく。
血濡れとはいえ、幸子だと気づいたのであろう彼女は恐る恐るといった具合で話しかけてきた。
「シルちゃん・・・これはいったいどうしたの?ここで何があったの?その姿は・・・。」
「ミヨ姉ちゃん!無事だったんだ!」
わっ、といった具合に、幸子は彼女に走り出すとガッチリとその腕で捕獲する。
血濡れの姿を見て警戒しているのか、彼女は掴まれながらも足の向きをジリジリと変えているのが感じ取れる。まあ、普通幸子程度の年の子を突き放す事は容易だと思うだろうしな。
血濡れで笑顔ってかなり怖いよね。
恐怖している女性とは対照的に幸子は明るく話しかける。
「あのね!ミヨ姉ちゃん!私ね!昨日神様に会えたの!」
子供らしく何かを報告している幸子
「神様?何の事を言ってるの?他に誰かが居る様には見えないし・・・。それにそんな姿でどうしてそんな・・・笑っていられるの?」
幸子の瞳の中にある狂気的な輝きを見たのであろう彼女は、表情を強ばらせながら手をゆっくりと動かし始めた。
(あっやばい、逃げるぞ、これ)
直感的に逃げられると勘付き、触手を操る。
「むっ!ミヨ姉ちゃん信じてない!ホラ!神様も怒っちゃってるじゃない!」
「いやあああ!?ナニ!?なんなのこれ!」
逃げられる一歩手前で捕獲成功!
「んふふ~。大丈夫だよミヨ姉ちゃん。神様は優しいから、きっととっても気持ち良くしてくれるよ?」
10代とは思えない妖艶な表情をしながら、幸子は女性を諭すように喋りかけている。対する女性はそれどころではなく、じたばたと足掻いている。
(まあ、害は無いと知って貰うために、いっちょやったりますかあ。どうせなら親睦を深めたほうが印象もいいだろうしね。)
ノクターン「囚われた女性達」




