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寄生虫転生〜僕は神様ではありません〜  作者: 脳クチュ大好き
寄生虫との邂逅
25/72

少女と寄生虫

「今のは・・・」

襲われた事への恐怖を上回ったのか、幸子はポツリと言葉をこぼしている。


(ここだ!)

((聞こえますか。少女よ・・・私は今あなたの心に直接話しかけています。))


内容は適当である。どうせ言葉は伝わらない。俺という存在に気付いてくれれば、それで十分なのだから。


「うう、気持ち悪いよお

なあに?これ・・・頭のなか?」


良い反応では無さそうだが、頭を抑えているあたり多少は理解してくれそうだ。しかし、気分が悪そうなのはいただけないな。

どれ少し気持ちよくして「はうあ!!」・・・やっべ、分量間違えたわ。


※2


「きっきもちいい~~もっとお~もっとお~~。」

(・・・はっ!?俺は何を!?)


宿主の期待に応えようと、本能的に動いてしまった。

そこには少女らしからぬ表情を浮かべた幸子。正気に戻った俺は、即座に終りを伝える為にダウナーなお薬を処方する。

因みに処方するときの基本的なお薬の種類はアッパー、ダウナー、エクスタシーと呼んでいる。


「うう、もう終わりなのお?」


何と言っているのか分からないが、表情的にはおねだりをしているのだろう。美幼女が涙目でおねだりをしてくるなんて状況、誰が想像していただろうか!

仕方ないので少量のエクスタシーを処方。


「んんっ!わかったあこれで我慢するう。」


満足したのか、少し休憩してから幸子は動き出した。


「ねえねえ、あなたってなあに?あんな凄い事が出来るのって、もしかして神様?」


あれからずっと幸子は一人言を喋っている。

(・・・というか俺に話掛けてるんだろうなあ。)

折角認識してもらえたのに無反応なのは流石にまずいだろう。

そう思い適当にアッパーを打ち込む。


「はぁぁぁ・・・やっぱりそうなんだあ」


なにやら頻りに頷いているので、きっと俺という住人が増えたことに納得しているのだろう。喜んでいる姿をみると何か良い事した気分になるな!

とりあえず、しばらく意思の疎通はアッパーとダウナーを使い分けたYES、NO方式でよいだろう。


それにしても幸子はどこに向かっているのだろうか?。迷いなく進んではいるが・・・行き倒れていたこともそうだが、なかなかに謎が多い子供だ。


「神様とならあの悪い人たちを倒せるかなあ?」


おおっと。また喋りかけられた。はいはい、私は確かにここにいますよっと。


「本当!?神様やっぱりすごい!

よ~し!じゃあおうちに戻って悪い人たちをやっつけちゃおう!。」




今何か悪寒がしたな。俺、もしかしたら取り返しのつかない事をしてしまったか?。


※2ノクターン 「快楽とはなにか?」(更新未定)

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