表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

95/118

あそんでないよ

ふと見ると、レインが深刻な顔でぶつぶつ言っている。


「どうした、レイン?」


「な、何でも無いわ」


そっと顔を逸らすレイン。


恐らく、俺の最初の仲間・・・一番に進化したかったのだろう。

それなのに、まだ方向性も決まっていない。

それが焦りを生んでいるのだ。

その姿も・・・また、可愛い。


確かに、レインには進化して欲しい。

でも、今のままでも、大切な存在だ。

一番大切なパートナー。

大好きな存在。

ずっと一緒にいて欲しい。


「うう・・・」


レインが真っ赤になってテーブルに突っ伏す。


ああそうか、心を読んでるんだっけ。

迂闊な事は考えられないな。

それにしても、昨晩のレインは可愛かったな。

猫耳、裸メイド服・・・なかなか新鮮で良かった。

レイン自身も、何時もより反応良かったし。

調子に乗って、お風呂やキッチンでも楽しんだし。

でもやっぱり何時もの・・・


「朝は止めて貰えますか!」


・・・理不尽な。

思考を制限されるとは。

思想言論の自由がないらしい。


「わふ・・・レインは寛容さが無い・・・私なら何でも許せる・・・」


ダリオが呆れた様な声を出す。


「貴方は、昨日早々に昇天してたでしょうがあああああああ」


レインがダリオをガクガク揺らす。

昨晩の、ダリオの妖艶な余裕に満ちた態度は、数秒しかもたなかった。


「とりあえず、行こうか。未進化の4人のダンジョン、2時間ずつ行くぞ」


みんなに声を掛け、出口のドアノブを回し・・・あれ?


ガチャ ガチャ


あれ?


「ご主人様、何を遊んでいるのですか?さっさと外に出てください」


レインが半眼でつっこむ。

く・・・


鍵は・・・開いてるし・・・押すんだったよな?

引くんだっけ?


ガチャ ガチャ


「・・・ご主人様?」


レインが呆れた声を出す。

あれ・・・


「ぽふ!」


パナケアがヒョイッと割り込んで、扉を開け・・・


ガチャ ガチャ


開かない。


「?!」


パナケアが後ろに下がる。


「・・・何を遊んで・・・?」


レインも来るが・・・駄目。

ダリオ、ライ、ユグドも駄目で。


「誰かが外で押さえて・・・?外の世界には扉開閉時のみ繋がるので、そんな訳無いのですが・・・」


レインが小首を傾げる。


「とりあえず、マップで移動しようか」


俺がマップを出すと、目の前の扉が消え、ただの壁になる。


・・・


ああ?!


「あれ・・・そう言えば扉向こうでしたよね。何で此処に・・・と言うか、扉の場所まで忘れていたような・・・?」


レインが考え込む。

・・・まさか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ