表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/118

むねやけ

顔が赤くなるのを自覚し、冷静を装う・・・あ、レインが耳まで真っ赤。

自分が恥ずかしいならするなよ。


『・・・口から溢れたんです。貯めておける量じゃないんだから仕方がないでしょう。口に出さない内容はもっとたくさんあるんですからね』


『う・・・』


更にまだ追加してくる・・・だと・・・


「どうされたのですか、ファンドさんとレインさんは?」


エリスが不思議そうに尋ねる。


「わふー、胸焼けするので、何か甘い物と飲み物が欲しいのですぅー」


ダリオが人化した状態で、ふよふよ浮きながらエリスに言う。


「あら・・・可愛い。見ない顔だけど・・・ファンドさんの新しいユニットかしら?初めまして。私はエリスよ」


エリスが微笑む。


「わふー。私はダリオです。よろしくですー。」


ふよっ、とダリオがお辞儀する。


エリスがダリオにジュースとドーナツをあげている。


「クランのメンバー増えたんだな」


俺が言うと、


「はい、ファンドさんのお陰です。昨日もちらほら入団希望者来て・・・今日も面接予定です。頑張ってどんどん大きくします・・・よ!」


「頑張ってくれ。応援してるよ」


自分のクランではあるが、名前を貸しているだけだしな。

・・・さっきのリュックひょっとして、俺にクランマスター移す方向に誘導しようとしてたんじゃないだろうな。


「ファンドさん、今日は何か用事があるのですか?無ければ一緒に面接に参加して貰えないでしょうか?」


リュックが尋ねる。


「今日はレベル上げ予定なんだ。新しいユニットもいるしな」


「そうですか・・・残念です」


リュックが言う。


「私も、今日はレベル上げ、かな」


エリスが言うと、


「それは駄目」


全員の台詞がはもった。

お前クランマスターだろ。


「・・・ファンドさん・・・やっぱりエリスさんがマスターなのはちょっと・・・」


「・・・リュック・・・すまん、今のは俺もちょっと、と思った」


「・・・何で?!」


何で、じゃない。


「ただまあ、俺はエリス以上に何もしないからな。だから俺をマスターにはならないよ」


「・・・分かりました」


リュックが残念そうに言う。


「じゃあ、行ってくるよ」


そう言い、クランアジトを辞した。

2018/04/27 ダリア→ダリオ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ