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どくせん

「ご主人様、おはよう御座います」


ライに起こされ、目が覚める。

凄く熟睡出来た。


「ああ、ライ、おはよう」


ライのが畳んでくれた服を身に着け、朝の準備を終える。


「ご主人様起きた〜朝御飯〜!」


パナケアがぴょんぴょん飛び跳ねている。


食事の為、ダイニングに行くと、レインが朝食の準備を終えていた。

・・・何だか不機嫌だ・・・


「・・・レインさん・・・?」


「・・・昨晩はお楽しみでしたね。その後も随分ぐっすりと寝ておられました・・・どうせ私は母性も、ふくよかさも、無いですよ」


・・・あわわ。


「いや・・・その・・・みんな好きだけど、レインはその・・・一番好きで・・・むしろ緊張してて・・・」


レインはじっとこっちを見ると、


「・・・すみません、ご主人様を独占しない事はみんなで決めたのに・・・変な嫉妬とかして、申し訳無いです・・・」


ぺこり、と頭を下げるレイン。


そして顔を逸らし、


「だって好きなんだもん」


ぼそっと呟く。

・・・可愛い。


ぎゅっとレインを抱きしめる。

耳まで真っ赤にし、嬉しそうに目を細めるレイン。

手を回してくる。


ややあって離れると、みんなぼーっと見ていた。


パナケアが、


「うー・・・御飯・・・」


と呟き、ライが、


「あらあら、すっかり持っていかれてしまった感じね」


と笑う。

う。。。


「あ・・・ごめん、みんな。ライも、ごめんね」


「良いのよ、良い物を見たわぁ」


嬉しそうに言うライ。

と、とりあえず、御飯だ、御飯。


--


朝食後、レインを撫でていると、端末にメッセージが届く。

クランチャットだ。


<ファンドさん、今日の昼から攻城戦が有ります。参加賞も有りますし、良ければ参加しませんか?>


エリスからだ。

可愛いスタンプも送ってくる。


「あの雌からですね。参加してみるのも面白いかと」


レインが言う。

何かトゲがあったような。


「そうだね、参加しようか」


俺が言うと、


「わーぃ、たのしそ〜」


パナケアがくるくる踊る。


--


クランのアジトに着く。


「あ、ファンドさんだ〜」


エルが嬉しそうに言う。


「来てくれて有難う」


エリスが出迎える。


「ぽふぽふー!」


「パナケアちゃんも来てくれて有難うね」


エリスがパナケアの頭を撫でる。

ちなみに、みんな人化している。


「やっぱりマスターが不参加では盛り上がらないですからね。来て下さって有難う御座います」


リュックが言う。


「えっ、マスターは私だよ?!」


エリスが驚いて、リュックの肩を掴む。

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