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異世界大戦記 777(ゴッド)  作者: Lukenono
プロローグ
5/11

003 約束という名の契約

みなさん、お久しぶりです。やっと5話目終了しました。もう、投稿遅いわ。

文脈下手糞だわ。ストーリー面白くないわ。最悪3拍子ですね。というか、自分の予想ではこの小説を楽しみに投稿待っていてくれている人0の様な気がするんですけど、気のせいかな??(汗)ああ、もう、罵倒でも何でもいいからコメント欲しいよ~!!とりあえず、できる限り打ち込んでいこうと思います。

                             

                              以上

0番「えっと、何度も言う様だけど俺はお前らに危害を加えるつもりは毛頭ない。」


そう言いながら、歩くネコとネコミミ少女の方へ一歩踏み出す。


ネコ「こっちだって何度でも言ってやるニャ!そうやって、僕達を売り飛ばす気ニャ!!今までそうやって罠に嵌められたり、家族を殺されたりと散々な目に遭って来たニャ!それに今更、人間が獣人と仲良くしたいなんて言われても信用出来ないニャッ!」


少女「コクコク」


そう言い返しながら一歩また下がる。

しかも、何時でも逃げられますと言うオマケ付きで。

少女の方は生まれつきなのか、後天的な物なのかどうやら喋ることが出来ないらしい。


0番(こりゃだめだ完全にこの世界の人間がやっていいる事のせいで全ての獣人が敵意むき出しの状態だ。こりゃ、信用得るのは難しそうだ。ていうか、これ人間以外の種族で友好関係築くの無理じゃね)

もちろんこれには理由がある。


これは後から聞いてわかった事なのだがノース教人間以外の者は全て邪教徒ということで亜人認定にし、次々と捕まえては奴隷にした。

もちろん、他の国々は黙っているはずもなく、猛反発。

エルフの国アストルン、ドワーフの国ガルムス、獣人の国フェザール同盟を組み

アークス帝国率いるノース教を主張するノース連合に全戦力を投入した戦争となり戦争は3日3晩続いたが、結果は惨敗。

3カ国は植民地状態になり、国民たちは奴隷になるか難民になるかの選択肢しかなかった。


後残っているのは、魔人の国ガノフ王国、妖精の国ネスフィル、多人民国家アネストの3カ国だけだ。それ以外の国は軍事的に脅されたり、自ら入信したりと様々だ。

というのが、今、現在の世界事情だ。

そんな中で一番被害の被っているエルフ、ドワーフ、獣人達が祖国を追われた恨みも持たずに人間と仲良くなれるはずもない。

正直、屑と同類されるのは不愉快だがこいつらの境遇を考えてみれば仕方のない事だろう。とはいえ、無駄な説得に時間を費やすつもりはない。

聞きたい事を聞いてサッサと立ち去ろう。

こうも拒絶されれば助けるもクソもあったもんじゃない。

後は此奴らの自己責任って事で。


0番「それじゃあ別の質問だ。この盗賊団一味の隠れ家は何処だ。」


ネコ「・・・何をするつもりニャ??さすがに自分たちの仲間を殺した奴を仲間にする程あいつらはバカじゃ無いニャ?それに隠そうとしたって服に血がついているからすぐにバレルニャ!」


少女「???」


何を今さら俺も屑の仲間入りをするのは御免だ。

だが、人目につかない寝床が欲しい。

ならすることは決まっているがまず一番の理由は。


0番「逆だ。逆。皆殺しにするんだよ。そいつらを。」


まだ残っている屑の掃除が済んでいない。


ネコ「マッ!!!待つのニャ!あいつらのアジトの中には、逃げ遅れた、僕らと同じ様な境遇の女、子供いっぱいいるニャ!!その人達も殺すのかニャッ!!」


少女「コクコクコクコク」


どうやら殺った所をちゃっかり覚えているらしく、俺=冷酷な大量殺人鬼という構図が出来上がっているらしい。

数分後、いやガチな意味でヤバい。

え~。今現在、左足にはネコがへばりついており、右手には少女が何が何でも離さないという顔で見つめられ、それに上目遣い+涙目で必死な形相で訴えてきてる。

おねがいだから、たすけて。

少女に手を握られ上目遣い+涙目でお願いされる。

何コレ超萌、ッッな訳あるか!!!

誰だ!?今10歳ぐらいの年下のガキに欲情しようとしたバカは???!

一応言っとっけど俺じゃねえからな!!

俺は決してロリコンの類ではないし、そんなものには興味はない・・・だよな?

まあ、それは全力で目を背ける事案として。


0番「おい・・いいかげん離せ!進むスピードが遅くなんだろうが!!」


問題は俺にしがみついている、このちびっこ共だ。

足や手にしがみついているからその分、当然歩きづらくなる訳で、無防備状態にもなる。

非常に危険極まりない状態だ。


ネコ「・・・いやニャ!僕らの仲間に手を出さないって約束するまで離さないニャ!」


ったく、さっさと離れてのたれ死ぬなり、身を隠すなり好きにしてくれ言うのに

全然離してくれそうもない、この際ぶん殴って無理矢理はがそうと思ったが、助けた手前、後味があまりよろしくない。

さて、どうしたものか??


0番「ああ、もうわかった、わかった!!お前らの仲間は殺さないでおいてやるからいい加減、は・な・せ!!!」


結局俺が折れた。


ネコ「わかったニャ。」


少女「コク」


一人と一匹は手を離した。


これで、無防備状態から脱せられたという訳だ。


0番「で?この屑共のアジトとやらはどこにある?」


ネコ「その前に条件があるニャ!」


0番「・・・なんだ?」


嫌な予感しかしないが、まさか自分たちも連れってって欲しいなんて言わな


ネコ「僕たちも連れってって欲しいニャ!!」


はい。キターー!!予想どうり来ましたよコレ!

要するにこいつらを盗賊のアジトまで護衛して欲しいってことだろ。

実践経験は実験という名目で何十回とやらされたけど護衛任務は無かった。

この際だからいい経験になるかもしれない。

だが、子守をするのはメンドクサイ思わずため息が出てしまう。


0番「・・はあ~。わかったよ。」


正直、無理矢理にでも断ろうと思ったが、さっきみたいの二の舞を演じるのはもっと嫌だ。

全く俺も未だ甘さが抜けきれない。

こんなんじゃ先が思いやられる限りだ。

だが、こうも子供に嘗められたままだと収まりがつかないので。


ネコ「それじゃあ、決ま・・・・」


そう言い切る前に一気に氷点下に達したみたいに場が凍りつく。


0番「ただし、邪魔したら殺す!!」


殺気を少し出して言ってやった。


ネコ「わ、わわあわっわ!わかったニャ(泣)」


少女「コクコクコクコクコク(泣)」


泣きながらも契約を了承する二人だった。

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