別れ
え?なんて言ったのコイツ?
この世界のバランスが取れた?
え?じゃあこの世界での俺の仕事は?
ニアと離れ離れになんの?
え?嫌だよ?殺すよ?
「どういう事だリム?」
「ちょっと!!殺気を飛ばさないでよ!!
この世界のって言っただけでまだ全部の世界のバランスが取れたわけじゃないよ!!」
この世界の?
余計に分からなくなったぞ?
「詳しく説明しろ
特にニアが一緒なのかそこの所をもっと詳しく」
「えーっとね?
この世界 【パラディンデイン】は簡単に言うといくつもの世界が繋がって出来てる世界なの。
この世界はほとんどが剣を使った戦闘を主にしてたんだ。
それは二百年前に戦争が起きてこの世界の魔素が無くなってたんだそこにニアが魔術をぶっぱなしたり魔素を片っ端に放出したから安定したの。
この世界の人達が全く魔術を使って無いのには気付いた?」
「そう言えば、全く使って無かったな…」
「それはそうだよ使えないんだもん。
フィルは私達、神が異世界召喚したから元の世界つまり地球の魔素を使ったんだよ。
だから遠慮なく使えたの私達はフィルを媒介にして地球の魔素をこの世界に送ってたのが終わったのだから次の世界に送るんだよ。
でその子…ニアだっけ?
その子って元スライムでしょ?
一応スライムも魔獣に位置するから獣神の私が来たんだよ!!」
はい?
「つまり別の世界には送るけどニアは連れていけるのか?」
「何のための獣神?」
「ウラメルさんの代わり」
「間違ってないね。
あのスライムを魔術で燃やすって言ってたもん」
何やってんのあの人(神)……
その後、ギルドに退会届けを出すと多くの人達(特に男、一部に1人の女性)が項垂れて悲鳴を上げていた。
ハウゼン家のシュラークさんに別れを告げると体には気をつけるようにと心配された。
めんどくさい人って思ったけど面倒見がいい人なんだな……と認識を変えることになったのは言うまでも無い。
ギルドでは別れの宴を開きミゼルナには襲われそうになってニアが嫉妬しギルドには笑いが溢れた。
ー深夜ー
【魔窟】に入りリムの所まで向かうと意外そうな顔をされた。
「朝まで余裕あるよ?」
「(性的に)危なかったからな」
何が?と言う反応をされたが些細な事だと割り切った様で気にしない事にしたらしい。
些細な事じゃないけどな……
「そういえばこの後ってどうするんだ?」
「パラディンデインに連なるもう一つの世界 【エンジェルワンダー】に行ってもらうよ」
そう言うとブツブツと詠唱を始め地面に大きな魔法陣が形成される。
「じゃあ向こうの世界でも宜しく〜!!」
魔法陣の発光が強くなり光に包まれると……
「死ねーーー!!!!ニアーーーー!!!!」
と大声を上げリムの背後に魔法陣が形成されるとウラメルが飛び出てリムが驚愕の表情を浮かべる。
「ウラメル!!?今はダメだって!!」
俺とニアの体が完全に光に包まれると飛び出たのは大空だった。
「またかーーーーーーーーーー!!!!!」
いや〜転生後は落下するだからタイトルに合わせないと(笑)
「殺す気か!?」
大丈夫だってちゃんとするから……(多分)
「今、多分って言ったろ!!!!!???」
キノセイダッテキニスルナ(笑)
「カタコト!!?」




