我慢
「カリン!!奴らは帰ったの!?」
「あ、店長〜借金の返済が完了しました〜!!」
「はぁ!!?」
ドタバタと2階から慌てて店長と呼ばれた人であろう耳長族が階段を降りてきた。
「ちょっ、返済完了ってどういう事!?」
「この人が金貨36枚を出してくれたんです!!」
店員さんに手を向けられ軽くお辞儀をすると店長が両手を掴んで大きく上下してきた。
「ありがとう!!本当にありがとう!!」
その後、宿を借りれるかと聞くと無料で宿泊させてくれると言われたが流石にそれは良心が痛むのできちんとお金を払うと店員共々、深く頭を下げた。
結果、前から約束していたニアと相部屋になり夕食とお風呂があれば借りたいと願うとあっさりと貸してくれた。
料金は1泊1人で銀貨1枚と大銅貨5枚と言う現実換算で1500円と言う値段だったがこの辺りでは格安らしく半額2人分で銀貨1枚と大銅貨5枚を要求されたが銀貨も大銅貨も無いので金貨を1枚払い泊まれるだけ泊まりたいと言ってみたら2ヶ月間泊まれるという事で1番高そうな部屋に大きなベッドがあり水晶石と火晶石を合わせた『シャワー』が存在していた。
その夜
「2人っきりなんて久しぶりだねフィル!!」
「確かに下で寝てるヨムには悪い事したな……」
「うん……明日は皆で寝ようね!!」
「あ、あぁ」
その夜は2人で両手を合わせ笑いながらニアは眠りについた。
一方、フィルは……
(ね、寝れねぇ!!!!!)
悶々とした夜を過ごし、心理的に疲れるだろうなと顔を赤くしながら思うフィルだった。
襲っちゃう?
襲っちゃう?
(うるせぇ…殺すぞ)
うわーい…
本気の殺気いただきました!!
「うーん……フィル………」
……………
(……………)
合法じゃね?
(いや、アウトだろ
てか、ニアはスライムだろ)
あ〜……
だったら完全に人間にする?
ほら、作者権限?
(そんな権限はいらない!!)




