余分な知識とはこの事を言うのだろう
「フィル!!ダメだよ!!早く離れて!!」
「ガウ、バウっ!!」
ニアに首を引っ張られヨムに足を噛まれ二重で痛い思いをした。
「げほっげほっ……ニア…首は危ない」
またおな同じ事をされると困るので一応注意はしたがミゼルナの方を向いておりヨムと一緒に「しゃー!!」や「ふー!!」と言った警戒の声をあげていた。
人の話を聴いてんのかコイツら……
「私は純粋にお礼として触らせていただけだ等価交換……交換ではないがちゃんと理に叶っている」
えー……
いやね?
アレよ獣人族って良く言えば真っ直ぐ悪く言えば単細胞か馬と鹿だろ?
こんなにサラサラと正論を言われるとこう……イメージが……
「と、師匠が面倒ごとに巻き込まれそうになったら言えと言っていた!!
ちなみに意味は分からん!!!!」
あ、良かった馬と鹿だった。
脳筋お馬鹿→テンプレキタ━(゜∀゜)━!
「あ、ミゼルナさん、耳を触らせて頂き有難うございます」
「いや、構わないさ。
お前の毛づくろいは中々気持ち良かったぞ」
あ、お馬鹿確定
「誰がお馬鹿だ!!
……………と師匠がこのタイミングで言えと言っていた」
ビビった〜…
めちゃめちゃ感が良いのかと思ったじゃないか。
「ミゼルナさん。
この後、街に行くんですよね?」
「ん?ああ、そうだが?」
「僕達もついて行っても宜しいですか?」
「構わないが幾つか頼みがある。
1つ:精霊の乾燥果実を街に着いた後幾つか譲ってくれ
2つ:一緒に街に行く間は毎晩、2人っきりの時に耳と尻尾を毛づくろいの頼む
3つ:その少女とウルフドッグについて教えてくれ主に少女との関係について」
「ダメだよフィル!!
夜なんて夜這いの目的に決まってるよ!!それにその食べ物は森の皆が集めた物だよ!?」
後者は良しとして前者
いつの間にそんな言葉を覚えた!!?
『私でーす…』
ウラメルさん!!
余計な知識をニアに与えないでください!!
「尻尾って意外と痛いんですね」
「あぁ獣人族は尻尾で戦闘中に落とした剣を拾うことがあるからな」
「へぇ…」
「まぁ私は尻を触ってくる男を思いっきり尻尾で殴るために鍛えたからな」
「女性が触ったらどうするんですか?
世の中には女性が好きな女性もいますよ?」
「女は殴らん。
むしろ触って欲しい位だ。
お前に至っては大歓迎だ」
「…………僕が男だとしたら?」
「構わん。
むしろ尚更触って欲しい位だ」
「エッチな目的があるかもしれませんよ?」
「バッチコイ!!」
ダメだこりゃ!!




