転生 (1)
前回の作品はかなりむ無理があったので別のストックを出させて頂きました
「あ、れ?」
三上 悟は24歳の真面目な会社員だった。
時給はそこそこの中小企業に勤めており本人は誰にでも優しく接していた。
会社の仕事が終わり雨の中傘をささずに急いで帰宅しようと外に出たら若い女性が倒れている事に気付き近くに駆け寄ると押し倒された。
(え、痴女?)
そんなく下らない事を考えていると腹部から激しい痛みを感じ触れると生暖かい液体に触れた。
右手で触れた生暖かい液体が何なのか確かめようと右手を持ち上げると血が付いていた。
「は、はは…畜生…死んじまうのかよ畜生…寒いな…」
せめて女の顔を見ようとしたが叶わず力尽きた。
何処だ?ここ
悟が目覚めると一面白い空間に包まれた世界だった。
『おぉ目覚めたか‼』
『アレだけ魂が壊れてたのに凄いな』
『うん!!私も正直驚いた!!』
『あぁ…最後の最後で死ぬのを嫌がったからな』
『えぇ。でも彼の魂は強いわ器には十分ね』
ちょ、ちょっと待った!!アンタ達は一体誰なんだ!?此処は何処だ!?俺は死んだはずだろ!?
『あ〜こういう人が多かったわ私達も前までこんな反応だったのかしら…1000年も経つと記憶が曖昧ね…』
『まぁまぁ一度にまとめて質問する物では無い。ちゃんと全て答える。
まずはここが何処かと言う質問じゃが此処は異世界【パラディンデイン】の神が住む神界じゃその流れで儂らはパラディンデインの神々じゃ。
儂は《ジュニス》5000年前にパラディンデインに転生した元魔王じゃ儂の隣にいる青年は《アニマ》4000年前に転生した元勇者じゃ』
『よろしく』
あ、おう
『でアニマの隣にいるのが《リム》3000年前に転生した従魔魔術師である。
その隣のオッサンが2000年前の転生者の《ミグリヌス》武神じゃ忌々しい…』
『アンタの方が歳くってんだろうが糞爺‼』
『爺じゃと!?貴様ぁ…覚悟は出来ておるだろうな?』
『上等じゃねぇか…老いぼれ魔王が切り捨ててやる…』
そう言いジュニスとミグリヌスと名乗る神は一瞬にして姿が消えその場に3神と1人が残された。
『ハァ…毎回毎回あのバカ共は…ごめんなさい。あのバカ共には後でお灸を据えるわ…
私は《ウラメル》1000年前の大魔術師よ。まぁ名前ほど立派な人でも無いけど…』
その後、ウラメルによりこの世界の事や何故俺は此処にいるのか何がさせたいのかを教えて貰った。
要約するとこうだ
Q.パラディンデインとは何なのか
A.『パラディンデイン』は地球と相反するが同じ世界。同じコインの裏と表の様な位置関係
Q.俺は死んだのか
A.死んでないが生きているとも言えない。魂がこの世界にあるため向こうの貴方は植物人間状態
Q.俺に何をさせたいのか
A.何も。ただパラディンデインの世界にいて世界のバランスを整えて欲しい
Q.世界のバランスとは?
A.言葉の通り。地球とパラディンデインの相互関係によるパワーバランスが崩壊して来ている為、世界のバランスを崩せるような強い魂の器を持つ死者を魂と肉体で分離させ魂だけをこの世界に連れて来てバランスを整えさせる。
OK…つまり世界のバランスが崩れて来たから強い魂を持ちバランスを崩せるような奴を呼んでバランスを修復しようと…そういう認識で構わないか?
『ここまで理解が速いと助かるわ。後、700年は崩壊しないけど早めに補強したいのが正直な所ね。
でも他に質問は無いの?俺を殺したのは誰かとか魂が壊れるとどうなるのかとか寿命は問題ないのかとか』
うん。
まぁ俺を殺した奴は気にはなるけど日本の警察は優秀だからな俺が気にするだけ無駄だろう。
魂が壊れるとしてももう死んでる状態からあんたらが連れてきたんだし構わない。
寿命だがそもそも魂の寿命は150年俺は今、24歳で母親の腹の中にいたのが約1年この状態で魂の寿命は残り125年
パラディンデインで生きるとしてその世界での平均寿命は分からないけど地球は77歳前後キリがよくなる様に80歳まで生きたとして残りは45年
パラディンデインで死んだら元の体に戻れると仮定して69歳まで生きられる。
男としてヤる事はヤったし付き合ってる女がいる訳でも無いから死んでも問題無い。
『ここまで生にしがみつか無い人は初めてね…』
『ああ、だが嫌いじゃない。自分を認めてる』
『認めても魂が壊れて無いから大丈夫だと思う‼』
『そうね…貴方の魂なら存在するだけでバランスは戻るけど転生したい?』
出来るなら。
『分かったわ。貴方のステータスボードを渡すわ今後、ステータスボードを見たいなら心の中でステータスオープンって言えば出現するわ』
ステータスオープン!!
名前:unknown
種族:人間
レベル:99
スキル:万物創造 魔闘鎧 真実ノ眼 魂之捕食
スペシャルスキル 神ノ信心 魔王ノ統率力 万能ノ勇者 博愛主義者 剣豪闘気 賢者ノ知識
肩書:神に愛される者 強き魂の所持者
加護:魔神の加護 勇神の加護 獣神の加護 剣神の加護 賢者の加護
オーバースキル?名前が無いし……
『『『何だソレ(何なのソレ)!?』』』
え?異常なの?




