紅い館で就職活動
前話は霖之助の漢字を間違えたり、もろF〇の主人公の技パクったりしてすいませんでした。
今回も、また酷い状態になっています(泣)
涼side―――
「………ん」
俺が目を開けると、そこには紅い天井が映っていた。勿論、紅魔館だ。にしても……俺はレミリアに戦いを吹っかけられて、で、グングニル撃たれて………
「そういえば、能力が発現したな。確か………」
声に出そうとした瞬間、ドアが開いて見たことのあるメイドが入って来た。
「咲夜さんキタァァァァッ!」
「あら、起きていらっしゃいましたか。」
頼む、クールに返さないでくれ。俺がイタい。精神的に。
「あ、はい。先ほど、ですけど。」
「そうですか。お嬢様が目を覚ましたらお連れしろとの事ですので、ついて来てもらって構わないですか?」
「了解です。」
「では、こちらです。」
そう言って俺と咲夜さんは部屋をでた。あれ?なんかベッドが凄く豪華………?
少年移動中………
「お嬢様ー?只今人間が目を覚ましましたのでお連れしました。」
「わかったわ。入って。」
「失礼します。どうぞ。」
「ああ、有難う。」
咲夜さんが慣れた手つきでドアを開き、俺を入れてくれた。中にいたレミリアは、最初に見た時と同じく、大きな椅子に腰掛けていた。
「なかなか目を覚ますのが早かったわね?」
「いや、俺は知りませんから………」
「まぁ、そのことはどうでもいいの。一つ、頼みがあるのだけど………」
「内容によります。死ねとか言われたら即刻逃げますよ?」
「そんなことは言わないわ。涼、ここで執事として働いてみない?」
「………へ?」
今、この方は何とおっしゃった?
「だから、執事になって欲しいの。どうかしら。住居、食事は保障するわよ?」
「勿論やります。寧ろやらせてください。」
何と言う好条件。プラス紅魔館での危険性がガクッとさがる。そして東方キャラと仲良くなれる。断る理由など皆無だ。
「そう。じゃあ、まず涼の能力を教えて頂戴。」
「分かりました。俺の能力は『一度見たものをある程度模倣し、更に工夫して扱える程度の能力』です。良い例が俺が最後に撃ったあれですね。」
「なるほど。それはやられるわね。仕方ないわ。」
「お嬢様、人間………涼様は最後に何を………」
「咲夜、もう涼は同僚なんだから様はいらないわよ。そうね、あろうことか、最後の最後に私のグングニルをどうやってか防いで小さくなったグングニルを何本も投げてきたのよ。」
「ええ!?まぁ、能力からしたら当たり前ですね………」
「因みに、既に咲夜さんの時間停止の劣化版も使えるぞ?」
「いつの間に………」
「さて、涼。その強力な能力があっても、弾幕を撃てるまではまだまだ弱いわ。だから、一応護身用に武器を渡しておくわ。」
そう言って渡してレミリアお嬢様(一応もう執事だしな)が渡してきたのはいっちゃわるいが普通っぽい剣。
「レミリアお嬢様、これは………?」
「それは私が250年位前に使っていた剣で、たしか………フラタニティ、だったかしら?」
………どこのF〇だよ、おい………
「有り難く使わせていただきます。」
「ええ。それじゃあ、咲夜、涼を執事服に着替えさせて、館の案内をしてあげて。あと、涼。お願いだからその長い呼び方は止めて。」
「了解しました。」
「分かりました、レミリア様。」
そう言ってお辞儀をし、咲夜さんと部屋をでた。さぁ、これから楽しい日々が始まるな………
涼「さあ、俺の能力がわかったな。」
作「まあ、簡単にいえばチート。まぁ、劣化するだけマシ。」
涼「それでも強いけどな。さあ、次は紅魔館の案内だ。」
作「感想、指摘等お待ちしております。批判以外なら来たら泣いて喜びます。」