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番外編・いつの間にかPV50000越えしてました〜元の世界の競技をしたい〜

未奈斗が壊れます。ご注意を。



未奈斗side―――



ある日のお昼頃、僕はアリスの家で唸っていた。


「うー………」


「未奈斗………昨日から唸ってるけどどうしたの?」


「………テニスがしたい………」


「………へ?」


そう、これが僕が唸っていた理由。前から何週間かしていないと出ていた禁断症状が始まったようだ。


「テニスって………たしか元の世界で未奈斗がやってた球を打ち合う競技?」


「うん、かなり長い間やってないから禁断症状が出始めてるよ………」


「だから時々いきなり腕を振り下ろしていたのね………」


どうやら僕は知らず知らずの間にやっていたようで………僕は座っていた椅子から立ち上がると、こう言った。


「よし、碧菜に言って全員集合させて何とかしてみる!行ってきます!」


「あ、未奈斗!?」


僕は物凄いスピードでアリスの家から飛び出し(ちゃんとドアは閉めました)、碧菜の元へ向かった。








少年爆走中………








永遠亭に着くと、僕は碧菜を見つけて叫びながら突撃した。


「碧菜ぁぁぁぁぁ!!」


「ひっ!な、何よ未奈斗!?」


「テニスがしたいからどうにかしてぇぇぇぇ!!」


「ラケットもコートもボールも無いのに出来るわけないでしょ!一旦落ち着け!」


僕は碧菜から放たれた雷球により冷静さを取り戻し、改めて言ってみた。


「テニスをしてなくて禁断症状が出始めてるからどうにかしたいんだ。ということで、手伝って。」


「うーん………確かに、私もしたいとは思うんだけど………道具が無いから………」


「そっか………仕方ないね………」


そう僕が言った瞬間、頭の上に何かが落ちてきた。


「痛っ!?」


「はーい、皆のアイドル、ゆかりん登場よぉ〜。」


僕の上に落ちてきたのは紫では無かったが、何故か紫が僕の上から話し掛けてきた。


「紫………何でここに来たの?」


「あら碧菜。そんな言い方は無いんじゃない?あなた達の願いを聞いてあげたのに。」


「願い?ってまさか………」


そう言って僕は上に落ちてきた物体を見ると、巨大な袋であり、中を見てみると、あらゆるテニス用品が揃っていた。


「ちょーっと外の世界から貰って来ただけよ。あ、テニスって言っても、それはゴムボールの方ね。」


「合ってる。僕がやりたかったのはこっちだよ!」


「てか紫、ちょーっとって言っても………これは金に換算すると百万は下らないわよ………」


碧菜が言った通り、ラケットが数十本、ボールが数百個、コート一式が八つetcetc...そうとうな数ある。


「いいじゃない。私もやってみたかったんだから。」


「はぁ………まあいいわ。未奈斗、二人呼んでくれる?ダブルスでやるわよ。私は永琳にどこか開けた土地が無いか聞いてくるから。」


「うん、了解。」



そして僕は、トランシーバー的物体で二人に召集をかけた。あ、最初からこれをやっとけばよかったんじゃ………








「ということで、ここでテニスをするよ。」


「テニスをすることには賛成だが、一つ聞こう。人里の近くにこんな開けて平らな土地なんてあったか?」


紫幻がすかさず突っ込みを入れ、それを待っていたかのように僕は返した。


「うん、紫がこの辺の邪魔な草とか小石とかをスキマで除去してくれた。」


「サラッと言うな。」


横にいる紫がピースサインをしながらウインクすると同時に紫幻の更なる突っ込みが。


「まあ………いいんじゃないか?やりたかったのは同じだろ?」


「………はぁ。そうだな。よし、さっさと準備をするぞ。」


涼がなだめ、紫幻がやる気になってくれたところで、僕達は準備を始め、三分とかからずに準備を終わらせた。


「うん、じゃあ始めようか。僕と碧菜、涼と紫幻でいいよね?」


「ええ。頼むわよ、未奈斗。」


「おっし!やるぞ紫幻!」


「ああ。後ろは任せた。」


「じゃ、紫はそこで見ててね。………じゃ、僕から行くよ。」


僕は紫に一言言うと、涼から送られてきたボールをキャッチし、真上に、高くトスアップした。


「せいっ!」


そして、思い切りラケットを振り下ろし、一年振りの試合が始まった。








紫side―――








私は外の世界の競技だからと少し嘗めて見ていたのだが、見ている間に少しずつこの競技に惹かれていった。


「ふーん………なかなか面白そうじゃない………」


そう呟くと同時に、遠くから四人を見ている人影があったので、スキマで私の隣に送った。


「痛っ!」


「うー!?」


「何やってるのよ、あなた達………」


どうやら、人影は霊夢とレミリアだったらしい。二人とも、背中から落とした為背中をさすっている。


「久し振りに外に出てみたら楽しそうな事してたから見ていたのよ。」


「久々に曇りだったから外に出てみたら涼がいたから見てたのよ。」


「二人とも暇だったのね………」


私が溜め息をつくと、どうやら終わったらしく、四人がこちらに歩いてきた。


「あれ、霊夢にレミリア。来てたの?」


「久し振りね、未奈斗。」


「私は良く会うけどね。でも初めて会う人もいるわね………」


「初めまして。刻麗碧菜よ。」


「深見紫幻だ。よろしく頼む。」


「ええ。それよりも………今、何をしていたの?」


レミリアが聞くと、涼が直ぐに答えた。


「これはテニスという競技です。レミリア様には一度話したことが有ったような気がしますが。霊夢が知らないと思うから説明しますね。勿論、紫にも。」


そういって、私たちに向かって、涼が説明し始めた。これ、流行るかもしれないわね………


未「更新遅い!短い!タイトル長すぎ!そして何で僕が壊れてるの!」


作「仕方ないんだ。本当に思いつか無かったんだ………本当に申し訳ない。」


未「今回も説明不足なところあるかもです。」


作「そして、番外編はまだまだ続きます!調査をまた戻して行きたいと思います。では、また次話で!」

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