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永夜異変―――永い夜にお似合いの雀

どうも。今回は久々の弾幕描写。やっぱり難しい………



未奈斗side―――


「アリス、何だか調子悪いね。」


「ええ。満月の日はいつも上海達を総動員できるのに………おかしいわね。」


僕はアリスと二人で森を散歩がてら魔法の実践をしていた。あ、僕も少しなら魔法が使えるようになりました。


「一応、僕はまだ人間だからね。あんまり分からないけど、魔法が出しにくい感じはするね。」


「私は何故か分からないけど新月の日より不調よ………」


僕はふと満月が照らす夜空を見上げ、呟いた。


「満月じゃないのかなぁ………」


そして、自分で言ったことにハッとした。これは………!


「アリス、これは確か異変だよ!」


「何ですって?貴方が言っていた次に来る異変?」


「うん、永夜異変。満月の本当の一部分が欠けて、満月じゃ無くなるんだ。」


「なら、その犯人をボコボコにするわよ。未奈斗、行くわよ!」


「あ、ちょっと待って!………よし、全部ある。じゃ、行こう!」


こうして、僕とアリスは夜の魔法の森を低空飛行で翔けて行った。








少年少女移動中………








「アリス?」


「………何かしら?」


「何で僕達まだ魔法の森から出てないの?」


「………やられたわね、あの雀に。」


僕達は何故か魔法の森から出られておらず、どんどん奥に行き、さらには視界も悪くなってきている。


「あー、もう。これ概念じゃないと思うから破壊しようにもできないし。」

「本当ね………出て来なさいよ、夜雀。」


アリスが言うと、人影が向こうから現れてこちらに来た。


「あ、今日のご飯は魔法使いと人間か。どっちも美味しそう!」


「そう簡単に食料になる気は無いわよ?」


「フルボッコにするよ、こんな所で油売るわけにもいかないしね!」


夜雀の怪―――ミスティア・ローレライ。


「こんなに綺麗な夜だもの。月見の摘み位にはなってよね。」


「アリス、僕に任せて。準備運動しなきゃね。」


「分かったわ。」


僕は弓を持って、アリスの前に立ち、ミスティアと対峙した。


「行くよ、ミスティア・ローレライ。」


「何で私の名前を知ってるか分からないけど、忠告しとくよ。歌が綺麗だからって油断しないようにね。」


ミスティアが言うと同時に、高速の直線弾幕が展開され、僕は避けながら弓から連続して矢をミスティア目掛けて発射した。


「そんなに少ないのは当たらないよ。」


「だろうなぁ。でも未だにスペル使わなきゃ弾幕出ないし………」


「なら、さっさと私のご飯になれ!」


そして、ミスティアはスペカを取り出し、宣言した。


「暗符『ブラインドサービス』!」


「そんなサービスいらないよ!」


宣言の瞬間、僕の悪かった視界は更に遮られ、ミスティアの姿が見えなくなった。


「何なのよこのスペカは!?殆ど見えないじゃない!」


「僕もこのスペカは見覚えが無いんだ!とりあえず、見えたら避けるしか無い!」


そして、遂に弾幕が僕の視界に入って来た。入って来た弾幕は、直線弾幕が機関銃のように連射されたものだった。


「見えない程じゃない………この弾幕が飛んできた方に矢を放てば!」


僕は直線弾幕がとんでくる方向を感覚で掴み、矢を放った。


「おっと………私の居るところがわかるなんて、なかなかやるね。でも、当たらないよ!」


「くっ………こうなったら、ブレイクまでかわしつづけるか………」


僕が言った時には、既に二十秒が経過していた。しかし、スペル内容が変わることも無く、機関銃のように連射される弾幕のみだった。


「よし………行ける!」


そして、視界が晴れ、ミスティアが佇んでいるのが見えた。


「やるね、お兄さん。でも、これで終わりだよ!」


そして、ミスティアは連続してスペルを発動させた。


「やばいっ………!」


「遅いよ!暗符『盲目のセイレーン』!」


またもや、視界が遮られ、ミスティアが見えなくなるが、今回は何かが違う。僕の第六感がそう告げていた。


「さあ………耐えてみてよ!」


次の瞬間に僕を襲ったのは、先程よりも大量の直線弾幕、そしてその後に残された大量の自機狙い弾だった。それを全てグレイズして避けると、次は避けるスペースの無いような高速直線弾幕が展開された。


「くそっ………!」


「ほらほらぁ!早く当たりなよ!」


僕は堪らず、スペカを発動した。


「くらえ、壊符『四方滅陣』!」


スペルが強制解除され、視界が無理矢理広がり、ミスティアの姿が確認された瞬間、ミスティアの前後左右に弾幕を展開する。


「行け!」


まずは前からの連続高速ランダム弾がミスティアを襲う。ミスティアはそれを軽々と避けていたが、十秒経った瞬間、左からゆっくりと迫る自機狙い弾が。この二種類の弾幕でミスティアは少し焦りはじめた。


「くっ………中々きついわね。」


「まだまだだよ!」


更に十秒。右の弾幕も動き出し、右からは小さな弾を大量に吐き出し、ミスティアの周り何箇所かに飛んで行き、そこで待機した。


「自爆狙い弾………!」


「さあ、最後だよ!」


ミスティアは焦りで周りが余り見えなくなっていた。その為、後ろにも弾幕が展開されているのを失念していた。自爆狙い弾が吐き出されて十秒、後ろから高速直線弾幕がミスティア向かって飛び出した。


「え………後ろからも………!」


そして、四種類の弾幕が、一斉にミスティアを襲った。








僕は四種類の弾幕が一気に被弾したミスティアを地面に座らせ、安否を聞いた。


「大丈夫?ミスティア。」


「うん………あーあ、ご飯………」


と、ミスティアが残念そうな顔で呟くと、アリスが隣でため息をつきながら話した。


「はぁ………今度うちで何か作ってあげるから、我慢しなさい。」


「本当!?」


「ええ。勿論、未奈斗がね。」


「でしょうね。さ、アリス、今度こそ行こうか。」


「ええ、ミスティア、いい子にしてるのよ。」


アリスが頭を撫でながら優しく言うと、ミスティアは目を細めながら頷いた。


「うん。じゃあね、お兄さん、お姉さん。」


「あ、僕は日向未奈斗って名前があるからね。」


「私は、アリス・マーガトロイドよ。」


「分かったよ。じゃあね、未奈斗、アリス。」


こうして僕達はミスティアと別れを告げ、先に進んだ。


「未奈斗………あの竹林、怪しくない?」


「そうだね、行ってみる?」


そして、魔法の森から少し見えた竹林。そこが怪しいと踏んで、僕達は飛んで行った。


未「お、新しいスペルだ。」


作「この現実的にしかありえないスペルになりました。因みに、ミスティアのスペルは携帯版の東方から持ってきました。」


未「だから見覚えが無かったんだ。」


作「私は盲目のセイレーンが避けられなくて………いや、まずNormalシューターでも無いんですが。」


未「Normalシューターでも無いのにLunaticやっちゃ駄目でしょ!」


作「自重します………では、次は涼、咲夜ペアのお話です。」


未「では、また次話で!」

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