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紅い館の大宴会―――未奈斗の挨拶回り・冥界編

急ピッチで仕上げた為、微妙な仕上がりです。



未奈斗side―――


「え、明日?今日行ってきたばかりなのに?」


「今慌てて咲夜が言いに来たわ。どうやら、急に決めたらしいね。」


僕はアリスの家に戻った後、自分の部屋でのんびり(という名の魔法薬調合)していると、アリスが入ってきて、明日、紅魔館で宴会があるから来いと言われ、今に至る。


「ふーん………誰が来るか聞いた?」


「勿論よ。まず魔理沙でしょ、後霧の湖の妖精達でしょ、博麗の巫女でしょ、冥界の住人達、それと人里の守護者よ。」


「………?妖精?」


「私も附に落ちないのよ。何で妖精なんかが吸血鬼に招待されているのか………あ、あと常闇の妖怪も呼ばれていると聞いたわ。」


「………駄目だ、何故か全く思い付かない。」


「ま、明日になれば分かるでしょ?今日は早く寝ましょう?」


「うん、そうだね。じゃ、お休み。」


そういって頭を傾げながらベッドに入ろうとすると、アリスが、


「み、未奈斗………明日、一緒に挨拶回りしない?」


と言ってきた。それには賛成なので、僕は振り向いて笑顔で答えた。


「うん。じゃ、明日はよろしくね。」


「〜〜っ!お、お休みっ!」


顔を赤らめてドアを思いっきり閉めながら出て行った。………毎回ながら分かりやすい………








翌日の夕方―――








僕達二人は、日が沈んですぐに、紅魔館へと向かった。のだけど………


「ねえ、今まだ夕方だよね?」


「………ええ。」


「宴会って、夜からだよね………?」


「………そうよ。」


「何でもう酔ってる人いるの………?」


「私が聞きたいわ………」


もう酒瓶が何本か空けられ、いつの間にか宴会は始まってしまっていた。


「………ま、まあいいや。アリス、とりあえず………行こうか。」


「ええ。じゃあ、私の知り合いがいるからそこに行きましょう。」


そう言い、アリスは一番近くにいた赤い帽子を被った人(妖怪)に話し掛けた。


「久し振りね、リリカ。」


「あ、アリス。久し振り!アリスも呼ばれてたの?」


「ええ。それと、今日は貴方達に紹介したい人もいてね。」


「アリスが?珍しいね。」


「そう?」


「そうだよ。あ、紹介したいってのはその男の子?」


そういって、リリカは僕を指差した。


「そうよ。未奈斗、お願い。」


「うん。日向未奈斗と言います。よろしく、リリカ・プリズムリバーさん。」


「うん、よろしく………と言いたい所だけど、なんで私のフルネームを知ってるのかな?」


「それは私が説明するわ。未奈斗はこの世界とは違う人なのよ。で、その世界では私達は有名なのよ。」


そう言い、アリスは僕を見た。


「その通りだよ。中でも、僕はこの世界の事をかなり知っている方だからね。たしか、リリカにはお姉さんが二人いるよね?」


「本当に知ってるんだね………じゃ、二人を連れて来ようか?」


「いや、僕から行くよ。アリスも来る?」


「勿論よ。さ、行きましょう。」


僕とアリスは、走るリリカの裏をついていき、何人かが集まっている場所に着いた。

「ルナサ姉、メルラン姉!とっても変わってる人を連れて来たよ!」


リリカは黒い帽子を被った人と白い帽子を被った人に話し掛けると、白い帽子を被った人が振り向いて言った。


「リリカ、人を変わってると言っちゃダメ。まあ、この宴会来る人は変わってるとしか言いようが無いけど………」


「………それが君、か。私はルナサ・プリズムリバー。そこにいる白い服を着ているのがメルラン・プリズムリバーだ。よろしく。」


「よろしくね。」


「こちらこそ。僕は日向未奈斗。この世界とは違う世界から来ました。僕の元の世界では、貴女方の事が有名なので、話はよく聞いていました。」


「そうか。それと、敬語はやめてくれないか?少し堅苦しくてな………」


「はい。了解だよ。」


そう言って、プリズムリバー三姉妹と話していると、いきなり後ろから話し掛けられた。


「あら〜?あんまり見ない顔ね〜?」


後ろを向くと、青い帽子に白い三角巾が巻いてある、桃髪の女性がいた。


「まあ、宴会に来たのは初めてですんで。貴女は西行寺 幽々子さんだと思うのですが………」


「あら、中々有名になったのね〜。そうよ、私が西行寺幽々子よ。よろしくね。」


「日向未奈斗です。こちらこそよろしく。」


僕が幽々子も入れて先程のメンバーで話していると、こちらに走って来る音が聞こえた。


「あら、妖夢が来たみたいね〜。よーむー。ここよ〜?」


「幽々子様!あんまりふらふらしないで下さいと言っていたじゃないですか!」


「まあまあ、新しい顔もいるのに、そんな大声出さなくても良いじゃない〜。」


「へっ………?あ!すみません!取り乱した所をお見せしました!」


「いや、別に良いよ。僕は日向未奈斗。よろしく。」


「未奈斗さんですね。私は魂魄 妖夢です。」

「よろしく。後、こっちが………って、あれ?」


僕がアリスを紹介しようとすると、アリスはいつの間にかプリズムリバー三姉妹とどこかに行ってしまっていた。あぁ………どこにいったんだろ………


作「今回は私ひとりで。じつは、すいむそう(漢字わからなかったため平仮名)をここで消化してしまえという魂胆。そして、二日に一回更新がこの後書きを書いている時に崩れてしまい、申し訳ありません。次からはしないように致しますのでどうかお許し下さい。


さて、次話は涼君編です。宴会はまだまだ続きますよー。」


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