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春雪異変―――思い出したら時既に遅し

何と学校から投稿。勿論休み時間ですよ?



涼side―――


「………っ!大丈夫か!」


俺は奴の最後の言葉を聞き、奴が未奈斗であることに気がついた。そして、走って未奈斗がめり込んでいる場所へと行き、未奈斗を揺すぶった。


「おい、大丈夫か!?しっかりしろ!」


「………うぁぁぁ〜!、頭がぁぁぁ〜!?」


「あ………」


とりあえず、落ち着こうか………








「ったく、何でこんな芝居したんだか………」


「悪いね。ちょっと力を見たくてね。」


「………貴方達、どんな仲なのよ………」


「ま、また今度話すよ。」


「僕が遊びに行った時に話すよ。さて、僕は薬草をアリスに届けなきゃならないから、失礼するよ。またな、涼。」


「ん、ああ。」


「来るときは何か持ってきなさいよ。」


「了解。それじゃ。」


そう言い、未奈斗は空を飛んで森の奥へと入って行った。


「………何時か、貴方達に追いついてやらないとね。」


「直ぐにやられますって。さ、行きましょうか。」


「ちょっと、首謀者がどこにいるか分からないのよ?どうするのよ?」


「あ、俺分かりますよ。ここから冥界に行くんです。」


「冥界………もしかして、死人が行く?」


「正確には霊魂、ですけどね。そこの主、西行寺 幽々子が発生させているはずです。」


「………そういえば、貴方も異世界人だったわね………最初から頼れば良かったわ。」


「あはは………さて、行きましょう。今度は置いて行かないでくださいね?」


「分かったわよ。」


そして、俺達が森を上から脱出しようと飛び上がり、魔法の森の上空に出た。そして、北の方を見た。


「あらら………」


「………時既に遅し、ね………」


何を見たか。それは、咲き誇る桜の花だった。

………手柄取られた………








未奈斗side―――








「ただいまー。」


「お帰り、遅かったじゃない。」


「いや、喧嘩を吹っ掛けられてさ。遅くなってごめんよ。」


そう言って頭を下げる。ま、こっちが根本的に悪かっただろうしね。


「ちょ、ちょっと!別に謝らなくて良いわよ。もう………心配した位だから、大丈夫よ。」


「ありがとう。アリス。心配してくれてたんだ。」


「あっ!?………しゅう〜………」


「ア、アリスーッ!!?」


僕が笑って礼を言うと、いきなりアリスが顔を朱くし、頭から煙を出して倒れた。………そろそろ話を切り出そうかな………?








霊夢side―――








「ああ、面倒臭い異変だった………」


私は白玉楼にいた幽霊をボコボコにして、春気を解放させ、その後に突っ掛かってきたスキマを使う妖怪をボコボコにした帰りを飛んでいる。


「そういえば、まだあの氷精を呼んで無いわね………呼んだら行くかも知れないって言ってたし、あのスキマ妖怪に連れていってもらいますか。」


「そういう事なら今からごあんなーい♪」


「って、スキマいつの間にいたぁぁぁ!?」


そういって、何処からか湧き出てきたスキマ妖怪に私は境界の中に放り込まれた。


「ふふっ、ずっと後ろに居たわよ?さて、私はあの二人に会いに行きましょうか。」








涼side―――








「あら、やっと帰って来たのね。」


「遅れて申し訳ございません、お嬢様。」


「すいません………」


ゆっくりと飛んで帰って来ると、レミリア様が外に出て(in日傘)俺達を待っていた。


「ま、いいわ。春も戻ってきた事だし。さ、持ち場にもどりなさい。」


「分かりました。」


「了解しました。では、失礼します。」


そう言って俺は、フラン様の部屋へと急いだ。








少年移動中………








妖精メイドのサボり等を見てしまい、余計な手間をとってしまった俺は、ようやくフラン様の部屋までたどり着き、扉を叩いた。


「フラン様、今帰りまし「涼ーーー!!」ぐあっ………」


いきなり扉がフラン様の声と共に開き、俺は扉に吹き飛ばされ、その後にフラン様のヘッドタックルが腹に突き刺さった。そのフラン様の目には、涙が溜まっていた。


「フ、フラン様………?」


「涼ぉ………何も言わないで行くなんて、心配、したんだからね………」


「………申し訳ありません。」


「今度からは、少しフランに言ってからにしてね………」


「了解しました。さ、とりあえず部屋に。」


「うん………」


俺は未だに涙を目に溜めているフラン様をお姫様だっこし、部屋のベッドへと運んだ。


「大丈夫ですか?」


「うん………もう大丈夫。」


そう言ってフラン様は涙を拭いて、俺を見て言い放った。


「今日は、離れないでね………」


「………はい。了解しました。」


俺はフラン様に自分の中で最高の笑顔を見せると、フラン様も笑顔で返した。


涼「ついに春雪異変が終わったな。そして作者、謝れ。」


作「gdgdなオチで申し訳ありませんでした!」


涼「はぁ………つか、アリスと未奈斗って………」


作「言うな!分かってるだろうけど言うな!」


涼「はいはい。てか俺にも恋愛フラグを………」


作「はぁ………では皆様、また次話で。」


涼「え、スルー!?」

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