「第三十九話」仙吉編6
仕事2日目、
「おはよ、」
「ああ、おはようってすごい熊だよアルトナ?」
「いやあのね、夜中にこの屋敷探索してたんだよ」
「それで寝不足?」
「うーん、ここ広いから、3時間くらい歩き続けてた」
「今6時だけど、どのくらい寝た?」
「2時間かな?」
「何やってんだよ!」
「朝食は?」
「ジャムパンだよ」
「思うんだけどさ、人格によって好み変わるよね」
「ああ、そうだね。要は多重人格者だから、俺もアルトナも他もそうだけど、過去の記憶を皆持たない。覚えているのは戦う技術のみ、なのに好みはしっかり別れてる。どんな道を進んできたんだか、全くわからないね」
「でさ?朝はご飯派の人はどうするわけ?」
「パンを食べましょう。」
「マジかよ」
「この大陸は米より小麦を多く作るからね、米が高いんだよ」
「なんでケチケチするんだっけ?」
「なんか資金が大量にいるんだとか」
「マヨネーズある?」
「一様入ってるよ、でもブルーベリージャムが大量にあるんだよね・・・・・」
「甘くね?ブルーベリー、」
「甘い派とか辛い派とかも別れるんだよね」
「仙吉はどう思う?」
「すごく甘甘だと思うよ」
「甘派か、でもってマヨネーズある?」
「醤油ならあるよ」
「マヨネーズある?」
「あとは、角砂糖を買い置きしてあるよ」
「マヨネーズある?」
「あと山葵があるよ」
「山葵マヨネーズ用意できる?」
「ちなみに、トーストはないよ?」
「もういい、自分で捜す。」
「そう?なら冷蔵庫の扉部分の右上にあるよ」
「あるんかい・・・・・」
「え?ないと思った?」
「ああ、なくなるかも知れないな」
アルトナが不気味な笑みを浮かべる。それに仙吉は気づかない。
「ブルーベリーまいうー」
「もっとおいしくしてやるよ」
「え?ってまてーーーーーー」
「待たん!」
「あー⤵」
「うんうん、なかなかいけるな、パンとマヨベリーが良く合う。」
マヨベリー(マヨネーズとブルーベリーのこと)
コンコン!
「もう7時かー」
「今から仕事?いつまで?」
「だいたい夕方6時まで」
「学校と同じぐらいじゃん、ブラックだブラック!」
「いやいや、そんなに・・・・・確かに、まだ休みがない(今日は二日目です)」
コンコンコン!
「ほらブラックじゃん、給料はいくら」
「日給金貨1枚だっていってたでしょ?」
「ああ、そういえばあの爺さんが」
「一様あれは、外ずらだよ、中身は若い」
「マジか」
コンコンコンコンコンコンコンコンコン!!!
「あーあ、あと27もいるよ、だるいなー」
「仙吉に提案、飛車に内側から戦力を削いでもらうのは?」
「俺の手柄だと照明できないだろ」
「それもそうか、で?いつ扉の人に合うんだ?」
「無視してた。」
「無視しつづける?」
「いや、そろそろ出てくるわ」
がちゃり、扉の外にはかんかんに怒ったユナルンさんがいた。
「もう、早く出てよ、こんな忙しいときに限って!!それより早く戦闘準備だよ」
「?二日目にして何をいっているんでしょうかね?」
「バレタのよ、昨日の大量に殺人で」
「なんで?」
「わからないわ、それとこの屋敷が王国騎士団に総攻撃を仕掛けられてるよ」
「マジかよ、戦力は?」
「正面には強敵が18人、左右側面に騎士団7000ずつ裏は森のため潜伏の数がわからないが保安部の800がいるかも」
「どうするの?ワンチャン逃げれるけど」
「・・・・・ゲートね、でもそんなに余裕は無いわよ、もう攻撃が始まっているもの」
「じゃあ、殺して回ろうか」
「本気?」
「勿論、全ステ10万越した俺らに勝てないでしょ、ねぇ?アルトナ」
「もぐもぐもぐもぐ」
「音を口で言いながら、口をもごもごさせても、ほとんど何も通じないよ」
<食べてるし、>
<そうなの?>
「ああ、多分雑魚兵士は余裕」
「食べ終わるの遅いよ、何も言わないと思ったらほんとに食べてるとか気づかなかったわ」
「ってそれより速く行かないと」
「じゃあ俺が死体回収するから、殲滅よろしく」
「ああ、分身体の俺の体は職業スキルが使えないからな」
「分身作る媒体が本体の寿命だっていうのにね、今三体だから、三倍で時間進んでるよ」
「分身?職業スキルが使えない?どういうこと?」
「ああ、えーとねー、ダンジョンで分身体を集会させてマセキあつめしてるんだ」
「そうなんだ。じゃあ、私は防衛だから、成果を期待してるよ」
そこに矢が3本、強襲してきた。
「光の護符」
「おおー、絶妙なタイミングでの展開、さすがナンバー2!」
「そんなことより、入られた?」
「じゃあこっちから打ってみよう。サンダーストーム」
前方貫通型魔法、サンダーストーム、雷の渦を放つ
「いくよ」
「前線役が前に出るとこだろう。」
「"遠視" 死体5つ確認」
「空間表示に近くにい生存体が1つ、」
「じゃあいいよ、なるべく壊さないでね」
「拳が外れたら壁が崩れるんだよなー」
「ひょいっと」
「そこだ」
「グアハッ!」
「遺言は・・・・・受け付けない!」
「何それ?決めぜりふかな?厨ニ病乙」
「死体回収して」
「スルーですか、はい」
「この先から騎士団が入り込んでるな、よし叩こう」
「やばいときは言ってね」
「はいはい」
パリンッ!
「窓が割れた?」
「別に良くね?」
「そっか」
「オーーララララララララ」
効果音をつけるとしたらボンボンボンボンとか痛々しい音が響く、
「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい」
回収の効果音つけるとしたら、ひょいっひょいっひょいっひょいっひょいっかな?
「うん、712人だなあ」
「あとは?来ない。」
「いまんところ外にたくさんいる。」
「雷落として感電はダメ?」
「仙吉はそれで良くても、傷つけたりすると、死体達の能力落としたりしたりしたら一大事だよ」
「忘れてた。焦がしたらやばそう」
「じゃあ、外側から殺して回ろうか、殺したの合わせて10000人ぐらいが空間表示内にいるな、ほとんど入られてないことから敵は8000人くらいだな、」
「それって、この国の勢力ほぼ来てるじゃん」
「ただし、この国はあまり大きくないからな、面倒なのは飛車くらいか?」
「うーん、あとなんかウィザードがいるらしい」
「ウィザード?」
「名前からして魔法使いだと思うけど」
「へぇー、そういえば飛車ってどういう見た目の奴だっけ?」
「えーと、確か異世界に来る前に写真で見たな」
「いやいや、だからその容姿を聞いてるの」
「って言われても、黒髪で細剣を使うことしか覚えてない」
「あー、そういえばそんなことを・・・・・身長は170ってかさ、俺ら人格全員同じくらいの身長じゃなかった?」
「あー、確かにそうだった、ねっ!」
「っと!」
「避けるなよ、手間が増える。」
「?黒髪に細剣使い、身長も俺らと同じぐらい、もしかしてってえー待って」
「うるさいから黙れ」
「じゃあ危ないからどいてもらおうか」
「!?」
「おりゃあ!」
「っとと、小賢しい」
「不意打ちはびびるね、ありがとうアルトナ」
「ああ、問題ない。加減はしてるからな」
「じゃあほぼほぼダメージ無いね、ステータス分身は皆同じらしいよ」
「だから寿命が早くなるってことね」
「いくぞ!」
「よっしゃ来い」
<反応するな、>
<!?>
横凪の一線を交わす。そして何事かと飛車を睨む2人、
<まずは、俺が飛車だ。隆二に頼まれて、王国に潜入中だ、そっちは?>
<こっちは、こっちの事情だよ>
<確か国落としだったよな?>
<ああ、そうだよ、邪魔だから下がってくれない?>
<確かに1VS2は分が悪いな>
<そういうことだ>
<ところで国の情報欲しくない?>
<何を言い出すかと思ったら>
<実は君達の昨日の行動は国にまる見えだったんだよね>
<は?>
<なんかさ、昨日殺した奴の中に、カメラ役の人がいて、それを見てたんだってさ>
<そいつは厄介だね>
<まあ、戦力は皆無だけどね>
<そうなんだ>
<さっきから何黙ってんの?アルトナ>
<いや別に、ただお互いが強いと判断して睨み合っている。という状況を演じているだけだけど>
<ああそうなんだ、というわけで、俺もそっちに寝返るから、よろしく>
<じゃあ王国騎士潰して回ろうか>
<仕方ないか、昨日まで部下だったのに、そいつらを手放さなきゃいけないなんて>
<で、その覗きは今も覗いてるの?>
<多分外の奴らの方だよ、俺はカメラ役じゃないから>
<じゃあいくか>
そうして飛車は裏切り、死体の山を築いていった。
「軽いな、」
「いやー、絶景だね、仲間、しかも騎士団筆頭が自分たちを殺してるんだもん、しかも敵と一緒に、これは見物だよねー」
「俺的には最初の奴の、え?なんでって顔で、飛車に斬られて崩れ落ちる姿が良かったと思う。」
「アルトナも仙吉も分かってないねー、楽しいのは何が起きてるか理解できなくて身動きすらできず戦意喪失した無抵抗な奴を斬るのが楽しいんじゃん」
「「お前が一番酷いわ」」
「声を合わせて言うこと?」
「俺からは腹黒の二つ名を贈らせてもらうよ」
「え?仙吉?」
「俺は無慈悲な悪魔の称号を贈るよ、俺達共通の」
「二つ名だ」「称号だ」
「なんか、黒歴史に残りそうで恐い」
「それはそうと、仙吉、ちゃんと死体回収した?」
「勿の論」
「飛車、今回の編成の強キャラ的な立ち位置の奴は全員やったか?」
「うん、しかっり21人とも死んだよ・・・・・ってあれ?一人足りない」
「まさかウィザード?」
「ほんとだ、確かに見かけなかったよ」
ボンッ、ボンッボンッ、 強烈な爆音が響き渡る
「「「まだいた」」」
「とりあえず屋敷内だ、急ごう」
「え?仙吉馬鹿なの?中にいる奴らに削るだけ削ってもらえばいいじゃん、そのあとでもいいでしょ?」
「それこそ馬鹿だろアルトナ、死体を砕かれたらどうするの?、一様人形はできても、破損した部分はそのままなんだよ」
「え?いる?」
「媒体にするんだよ、いるよたくさん」
「ああ、それとね、ちょっと言うことがある。」
「何々?」
「ウィザードなんだけど、あいつは魔王だ」
「「何?」」
「虚無のスキルを持ってたよ、真実の視界で見たらステータスは2万くらいだから、多分最下位当たりの奴」
「わかった。問題ないね」




