「第三十八話」仙吉編5
「仕事は終わりだな」
「終わりだな、じゃないわよ!」
「あれれ?もう戻ってきたの?」
「気づいてたくせに・・・・・」
「あはは、ばれてたか」
「2人も逃がして、どうするのよ?」
「はぁ?一人は殺したけど?」
「でもどっちも逃げたじゃない」
「転移ゲート使って逃げた奴は殺したよ」
「どうやって?」
「見てたならわかるだろ?飛び込んでったスケルトン達だよ」
「倒したんだ、意外と強いのね」
「なんなら試してみる?」
「遠慮するわ」
「まだいるの?」
「次はね、北川の方にある何でも屋よ」
「何でも屋?」
「そう、お金を払って依頼するの、なんでも引き受けるわ」
「国落としを依頼しないの?」
「毎週毎週給料が国から出てるのよ、だから国には逆らわないわ」
「あっそ・・・・・やられた」
「何が?」
「スケルトンだよゲートからついて行った奴ら」
「それがやられた?」
「ああ、通信が切れた。何かしら信号が来るのに、何も感じなくなった。」
「!?誰か来るわよ」
「まさか!」
「標的発見!」
「誰かな?」
「噂の何でも屋よ」
「そのズカイコツ、どこで奪ったのかな?」
「どこって?そりゃさっきそこで拾ったんだけど」
「にしては服が破れてる箇所があるね?どうかしたかな?」
「うるせえよ、あれらはお前のか?」
「うーん、もしそうだとしたら?」
「消し去ってくれるわ!」
「もしかしなくても、俺のだから、いやー移動する手間が省けたわ」
「それが遺言か!!!」
すごい勢いで何でも屋は迫って来る。ステータスはどうかな?
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ジング・スペルテイル 34歳 職業 フリーター
筋力78942 耐久116734 生命力98345
俊敏100548 魔力82710 精神力81945
スキル
「全属性魔法無効」「神速」「詳細鑑定」「遠視」「異常反射神経」「五感強化」「無属性魔法適性」
職業スキル
「応用力」「思考加速」「オールアイテム使用可能」
技能
「剣術」レベルMAX
「気配隠蔽」レベルMAX
「気配察知」レベルMAX
「魔力感知」レベルMAX
「身体強化」レベルMAX
魔法熟練度
無属性レベル21
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いろいろ突っ込みたい。
職業フリーターって(笑)、そんなのもあんのかよ、
それにしても、結構ステータスもたかい。
なにより、無属性魔法が気になる。
「不意打ちで一発入れたと思ったんだけど?」
「不意打ち?そんなの関係あるわけないだろう?」
「じゃあ、こっちから」
そういうとジングはリディアに向かって剣を向ける。
「そう?」
「なっぁ!?」
そこにいるのは、スケルトン達、リディアを庇い剣を交える。5段階目の凄腕スケルトンにはあっさりはいかない。
「囲え!」
「チッ!魂剛力」
魂剛力、魂強化により全ステータス上昇、発動中魔力消費
まさか無属性か?
ガランガラララン、
あれま?スケルトンを切り崩した。近くにいた現状最下級の奴なんだけど、
「オッララララララララララララ」
「あー、せっかく作った兵士が・・・・・」
「どうだ!」
「召喚死神レベル50」
「愚者の世界」
「無駄だ。」
「何!?」
「死神は黒魔法の召喚モンスター」
「愚者の世界は、発動中、発動前の魔法の効果、スキルを一時的に消すが、発動後は意味がない。召喚モンスターは魔法に含まれないしな」
ちなみに無属性、
「お前のステータスはどうなってんだよ、あぁ?」
「詳細鑑定はお前だけが持つスキルじゃないんだよ(笑)」
「野郎!」
「シューーーーーーー」
「うわっあーーーー」
「いいぞ、死神!」
レベル50でも結構強いな、
「くらっえ!」
「シューー、シュー!!!!」
死神が見たのは、封印結晶だった。それを回避する手段を死神は持っていない。
「封印結晶、起動!」
「シューーーーーーー!!!!」
"物質完全鑑定"
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封印結晶、
効果、モンスターをこの結晶に封印できる。ランクによって成功率が変わる。
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「いっけーーーーーーー」
「あれまぁー」
「ってあれ?」
封印結晶が止まった。
「これは・・・・・」
「失敗だな」
パリンッ、
「割れた?」
「(笑)、カスッ」
「てーーーりゃッ!」
「シューーーーーーー!!!!」
「あー、死神があー、やられた。不意打ちかよ!」
「こっちは負ける気がねえんだよ」
「リディアさん!逃げよう?めんどい」
「いやいや、倒してよ」
「だって、絶対しぶとそうだもん」
「無視してんじゃねえ」
「おっ!」
「なっ!」
「え?誰ですか?」
そこに来たのは、援軍だ。
「アルトナだ。随分と兵士で遊んでるみたいだな、仙吉」
「ゴメンゴメン、俺さぁ、ゴキブリとハエが嫌いだから」
「全く、確か、ゴキブリは生命力が高くて、ハエはうるさいのに飛び回るからか」
「そうそう、にしても素手で刀止めるとか、危ないよ?」
「大丈夫大丈夫、ちゃんと装備してるから」
「あっそれ、いい手袋あったんだね」
「まあね~」
「いい加減にはな、せー」
「うるさいなあ、殺すよ?」
「いやいや、殺すんだよ?」
「そうなの?じゃ殺すか」
「え?ちょっと?強人2人相手はつらいよ?フェアじゃないよ?紳士なら一対一で戦うよね?」
「悪いな、こっちは紳士どこか、ゲス野郎かもしれない。」
「あはは、まだ大丈夫だから、間に合うから、考え直そう?」
「わかった。 何て言うわけないだろ?」
「ですよねー、撤退!"神速"」
「ちょっと、遅いかな?」
「グハッアッ!」
「つーかまーえた(笑)」
「いや~!!!!」
「成仏してね~」
死体ゲット、頸動脈切っただけだから、そんなに傷はないかな?
「遅かったねアルトナ?」
「仕方ないでしょ?死体2体回収したんだから」
「はい?」
「ほら、」
「これって、さっき逃げた奴だ。」
「ああ、ほら、しっかりしまっといて」
「おお、ナイス、ありがとう。」
死体紹介、
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リーラ・アクジキ 31歳 レベル179 職業 忍
筋力31729 耐久27109 生命力21680
俊敏30097 魔力16234 精神力17314
スキル
「跳躍力上昇」「風属性魔法適性」「思考加速」
職業スキル
「壁渡り」「風景同化」「足音削除」
技能
「刀術」レベル13
「身体強化」レベル11
「気配察知」レベル12
「気配隠蔽」レベル14
魔法熟練度
風属性MAX
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クウカ・ヅカニア 24歳 レベル162 職業 空間渡り
筋力26783 耐久25876 生命力37895
俊敏27819 魔力42810 精神力43528
スキル
「魔法強化」「消費魔力半減」「魔力回復速度上昇」「魔法耐久上昇」
「雷属性魔法適性」「光属性魔法適性」
職業スキル
「異空間属性魔法適性」「ゲート召喚」
技能
「剣術」レベル8
「槍術」レベル11
「細剣術」レベル14
「気配察知」レベルMAX
「気配隠蔽」レベルMAX
「身体強化」レベル11
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これがさっきの死体、
「これからどうするんだ?」
「アルトナ来たから今日は帰ろう?」
「もたもたしてるから他の連中は見失っちゃったわよ」
「とりあえずアルトナもいっていいよね?」
「まあ、戦力は多いに越したことないし、かなりの実力者なのはわかるからいいわよ」
「転移ゲート」
「おっ、気が利くじゃないか」
「早く人形にしたいからね」
「分裂体はネクロマンサーのスキル使えないのが残念だよな」
「それ禁句、気をつけてよ」
リディアがいるのに、
「ん?分裂体がどうしたんだ?」
「スケルトンが俺のスキル使えないって話だよな、アルトナ」
「ああ、そうだ。禁句なのはーーーーー戦力がなるべくしられたくないからだ」
「そうなんだ。そういえば、墓地でなんでスケルトン使わなかったの?」
「えーと、魔力が足りなかったから」
本当は、忘れてた。
「おっさきー」
「ああ、ちょっとまだ話を通してない。」
「私は事後処理があるから、先に行ってて」
「じゃ、お先に失礼しまーす。」
さあ、人形作りだ!
「アルトナです。よろしくお願いします」
「ああ、もしかして多額の給料要望?」
「勿論俺と同じくらいの実力者だよ、アルトナは」
「わかった。それにしても、初日で9人やるとはな」
一人認知されなかったの入れて10人だけどね。
「それと、俺達は団体行動しないといけないから、そこんところよろしく」
「何故?」
「そういう役割なの」
「実は、師匠がそういうんでね、それを破るわけにはいかないだよね」
嘘だけど、
「師の教えは絶対か、わかった。いいだろう。」
「じゃ、部屋は仙吉の異空間にあるから、きにせんでー」
「あ、ああわかった。」
「いくら使うんだ?」
「今は一人20だね」
「安!!」
「たくさんアンデット召喚してるからね、だんだんスキルの使用コストが下がるんだよ」
「強さによっても変換したと思ったんだけど」
「うん、この辺の、まあ一般レベルの強者なんかは安いよ」
「バグ、チート、一般常識丸崩れの悪魔は?」
「酷いいいようだな」
「どうなんだ?」
「軽く10倍はかかるな」
「今自分がどれくらいの魂保有してるかわかってる?」
「えっと、300万かな?」
「本体の体にいる時しかわかんねぇのは不便だな」
「隆二の許可がないと入れ代われないんだよ」
「不用意に入れ代わろうとすると必ず却下だもんね」
「とりあえず、初めよっか、」
「仕方ないから、見てるわ」
そして、採ってきた10体の死体は霧ヶ峰本体の配下として、全力を尽くす様になった。生身の肉体を保ったままになるスキルの方の効果で、
仙吉編ばっかりですみません、隆二編はいつ回って来ることやら、もう第2作目の案がまとまっているのに!




