「第三十六話」仙吉編3
昨日から1日がたった。
「朝だ~」
眠い、寝起きはステータスの1%しかない感じがする。
コンコンコンッ!!
「誰だろ?」
コンコンコンッ!!!!
「はぁ、もう少し寝よう。多分大丈夫、扉は頑丈だから」
コン!コン!コン!コン!コン!
「うるさくて寝れねえ」
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
「うるせーえ!!!!!!!!!!」
バアンッ!
猛烈な勢いで扉を蹴り開けた。
そこにはリディアさんがいた。
「うるさいって、いつまでも出てこないからでしょ、いった~い、強く開けす、蹴りすぎだよ!」
「すみません、」
「仕事の用事よ、さっさと準備して」
「標的は見つけましたか?」
「だから来たのよ、早くして、私は他の奴も探す役なんだから、忙しいの」
「はい、ただいま!」
「よろしい、じゃあさっそく行ってきて」
「日給と情報を頂かないと動きませんよ」
「はぁ、わかったわ、ボスの部屋にまで行ってきて」
「はーい」
ボスの部屋は2階奥なんだよな、階段が中央の一つなのが難点だ。
「失礼しまーす。」
「ノックくらいしたらどうかな?」
「ああ、すみませんね、日給と情報を頂かないと動きませんよ」
「はいこれ、金貨10枚」
「日給で十枚もらえるとは」
「武器買うんじゃないのか?そんな店に売ってる素人の打った刀じゃ実力が出ないんじゃないか?」
「そういうことですか」
「じゃあ情報はリディアにもらってくれ」
「はいはいさ~」
バタン!
「あれ?待っててくれたんですか?」
「とりあえず私の散策部隊が敵の場所を探している。私が連れていくから始末してね、」
「思ったんですけど!俺いなくても余裕で勝てるんじゃないんですか?」
「何を言っている?」
「リディアさん、あなた相当ステータス高いですよね?後衛職なのに物理特価なステータスですね」
リディアさんの職業は回復術師、だが剣術のレベルはMAXである。
「詳細鑑定ね、確かに私でも勝てないことはない、でも不足の自体のバックアップも必用なのよ、それに勝てない奴もいるし、」
「飛車とかですか?」
「ええ、敵の情報の個人の実力に関しては情報は少ないわ、団長やウィザードには勝てないわね、飛車はまだ調べてないの」
「そうですか、じゃあそろそろいきましょう。」
「場所は東の外れにある墓地なんだけど、そこに一人いるからそいつを潰しに行くわ」
「東の外れの墓地ね、了解」
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「ああ、わかった。向かわせる。」
〈じゃあ頼むよー、何かあったらスキル使って通信して〉
「あいよー、」
「リーダー、誰からですか?」
「ああ、仙吉が助っ人が欲しいって言うから向かわせろと」
「へぇー、」
「というわけでアルトナ行ってきて」
「空間表示じゃあ正確な位置はわかんないんだけど」
「同属以心伝心で行けよ」
「スキル乱用(笑)」
「こっちは目的地に向かうから大丈夫」
「めんどくさい(≧ω≦)」
「さっさと行け(怒)」
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「仙吉さん!」
「あっはい!」
「何ぼそぼそとつぶやいてるんですか?」
「ちょっとした独り言です。」
「そろそろ墓地に着きます。」
「相手何人ですか?」
「ターゲットの他に部下が二人です。」
「了解~」
「あれです。」
「どれどれ?」
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リリカラ・プラス 45歳 レベル278 職業 盗賊
筋力58327 耐久43278 生命力54302
俊敏51709 魔力20098 精神力34009
スキル
「暗視」「無音」「雷属性魔法適性」「魔法ダメージ軽減30%カット」
職業スキル
「切断」「アイテム透視」「威圧」
技能
「短剣術」レベルMAX
「小道具術」レベル8
「気配察知」レベルMAX
「気配隠蔽」レベル14
「魔力感知」レベル9
「身体強化」レベル11
魔法熟練度
雷属性403
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ザザ・ミリン 23歳 レベル123 職業 鑑定士
筋力3209 耐久2341 精神力4105
俊敏2390 魔力1408 精神力1704
スキル
「五感強化」「水属性魔法適性」
職業スキル
「完璧鑑定」「観察」
技能
「剣術」レベル9
「身体強化」レベル8
魔法熟練度
水属性301
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ヴォルド・ブリルガル 59歳 レベル287 職業 守護神
筋力30982 耐久150975 生命力100938
俊敏29416 魔力98034 精神力89798
スキル
「耐久力8%上昇」「瞬間鋼鉄化」「ダメージ軽減80%」「土属性魔法適性」「風属性魔法適性」「異常反射神経」
職業スキル
「障壁展開」「魔法ダメージ75%カット」「状態異常ダメージ無効」「守護神」
技能
「盾剣術」レベルMAX
「身体強化」レベルMAX
「気配隠蔽」レベルMAX
「気配察知」レベルMAX
「魔力感知」レベルMAX
魔法熟練度
土属性MAX
風属性MAX
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「ターゲットは誰ですか?」
「あっちのフードを抜いてる人」
ということは、盗賊の方か、
「ターゲットだけやればいいんですか?」
「全員やるのよ、ばれるでしょ」
「あっちのおじさんは何なの?」
「さあ見たことないわね、一様取り巻きみたいな奴でしょ」
「ターゲットはあの中年だけでしたっけ?」
「ええ、そうよ」
「というと、調査漏れですかね」
「何をいってるの?」
「俺一人では厳しいです。」
「嘘?」
「ホントホント、」
「まさかあのおじさんが?」
「ええ、レベル287で職業は守護神です。とても厄介ですよ、筋力は3万、魔力は大体1万ですが耐久は15万オーバーです。土と風の魔法が使え熟練度MAXですね」
「リリカラ・プラスの情報はあったがそっちは知らなかった。」
「とりあえず引きますよ、もうばれてます。」
「何ですって?」
「光の護符」
「え!?」
その瞬間、光のバリアには無数のアースジャベリンが衝突していた。
「ウィンドジャベリン!」
「光の護符」
「くっ、撤退!」
「「了解!!」」
「仕方ないねー」
茂みに隠れ下がるリディアと部下2名、そして追って来る王国の主力の一部、
そして・・・・・・
「死をもたらせようと、襲い来る俺」
"障壁展開"
「異常反射神経目視」
「誰もいないと思ったが、まだいたとはな」
「さすがに破れない障壁だな、職業は守護神だよね?ヴォルド・ブリルガル」
「ワシの情報はもれんよう警戒していたが、才能とも言えるレベルの潜伏能力だな」
「異常すぎな反射神経で障壁展開するじいさん程じゃないよ?」
「知り合いか?ヴォルド」
「いや、ワシの情報を持つ奴がいての、警戒中じゃ」
「リリカラさん、下がりましょうよ」
「お前抱えて逃げられるか!ザザ」
「だってステータス見れないんだよ、スキルどころか名前すらわかんないよ」
「アイスジャベリン」
「サンドウォール」
土壁がジャベリンを飲み込んだ。
「氷柱弾」
「無駄だ。」
「散らせ、風壁」
サンドウォールに風壁をぶつける。属性が違うだけで同じ威力の魔法、先に尽きるのは、サンドウォールだ。
「旋風迅」
高速の風の刃がザザを貫いた。非常に弱い、あいつ弱すぎ、死体はもらう。
「ヴォルドは守護神、守りは硬いが戦闘はそこまででもないだろう」
「ああ、1VS1はちときついが2VS1は得意だぞ」
「なるほど、ね!」
キィーーーーン
「何!背後からの奇襲に気づくか普通?」
「甘いな、気配ダダもれ、仕掛けたくてしょうがなかったぞ、普通?何それ馬鹿なの?」
「すみません、横取り失礼します。」
「な!」
キンッ!
「フッー、」
障壁に安心するリリカラ、しかしその顔は即座に崩れた。
"バリア割"
障壁であろうと、武具であろうと両断する職業専用スキル、その職業は覇王だ!
「手伝いますよ」
「えっと、仕事先の先輩ですか?正しくはバイトやってます。」
「その通りです。遊撃隊隊長のマモン・アーリルガダル、助けに参りました。」
「えい!(笑)」
「グァアアアアアア」
「死んじゃいそうですね、私は障壁を叩いただけなのに」
「髪の長いお兄さんは、とてもとても頼りになります。」
「ありがとうございます。」
「この死体もらっていいですよね?」
「何かに使うんですか?」
「ええ、勿論」
「死者を弄ぶとは罰当たりな」
「ということは使わないんですね、ありがとうございます。」
リリカラの死体を人形用の異空間に保存する。
「マモンか?何故こんなことをする。」
「助けを頼まれましてね、ヴォルドさん」
「この覇王やろうめ、王国追放後は知らなかったが、何をしているのだ。」
「勿論、面白いことですよ」
頼もしい、実に頼もしい
「死体はなるべく崩さないようにしてくださいよ」
そして俺はザザを回収、




