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「第三十二話」再来の勇者

「そこまでだ!」

え?次は何?

「彼女がいやがっているじゃないか、無理に連れ込むのは関心しないな、よければ俺達と組まないか?」

「はぁ、お前もナンパしてんじゃねえか、何様だお前」

「俺は佐竹重互、勇者だ!」

指輪ねだりの4人組だ。面倒だからちかずきたくない。

「プフッ、ハハハ、勇者がなんでこんなとこにいんだよ、魔王退治にいってろよ、そういう役割だろ?」

「ああ、そのための仲間集めだ。」

ちょっと面白い事思いついた。実行しよう(笑)

「すまないが、ちょっとよいか?」

「なんだよ、こっちは取り込み中だ、なんだ?あんたもナンパか?」

「いえ、その方が勇者というなら、試してみればいいと思いまして」

「ヘッ、そいつはいいや、俺は構わないぜ」

「勇者と認めて貰うためだ致し方ない。相手をしよう。」

「あっ、ちなみに僕も相手しますから」

「構わない。他にも確かめたい奴はまとめて相手をする。」

「じゃあ、ギルドに闘技場の使用許可が必要だが」

「俺がして来るぜ」

「ああ、構わない。」

「あのー、さっきあの2人と一緒にいた人知りませんか?」

「え?」

「実はその人のパーティーに入る予定だったんですけど、急に見失っちゃって」

「さ、さあ、知りませんねー、(汗)」



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今回の思いついたこと、それはー

勇者を負けさせ、見世物にする。恥ずかしめをうけてもらう、あわよくば勇者という情報を嘘だと思わせる。というしょうもない内容だ。

でもって関わりたくなかったがその理由は、顔をしられているからだった。だがそれを覆したのが俺の中にいる人格だ。こいつは騎士入りにしたのとはまた違う人格、奴は刀を得意とするため一時的に九郎に刀を借りた。熟練度はMAX身長は165cmだが、身体能力が非常に高い。まさに忍者的な感じの奴だ。今は体を貸しているため誰もわからない。2人を除いて、

にしても地味だ。服装ほんと地味、薄いコートに丈が少し長いズボン、そして白い手袋をつけている。

「リーダー、なんでリーダーも戦うんですか?」

「栞ちゃん?だっけ?仲間にするなら直接声をかけたらいいんじゃない?」

「なんか勘違いしてない?ただ勇者潰してみたくなっただけだけど」

「悪趣味」

「ご愁傷様。勇者、」

「殺さないし大丈夫だよ」

「痛め付けたりは?」

「どSか!俺をなんだと思ってる」

「服剥ぎ取るの?」

「龍人はデリカシーないんですかね?」

「冗談よ?」

「本気にした俺が馬鹿だった。」

「へ・ん・た・い」

「やめて、マジやめて」

「リーダー刀いつかえして貰えます?」

「終わったらな」

「了解!」

ーーピンポンパンポンーー

『これより佐竹重互様が闘技場にて試合を行います。自由さんかとなっておりますので是非参加してください。』

「じゃあそろそろ行ってくるよ」

「へましたら笑ってあげるね。」

「うっかり殺さないでね。」

「オーケーオーケー、任しといて」

さあ、勇者を狩ろう。




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「えー、今回の試合は勇者、佐竹重互VS冒険者21名ということでよろしいですか?」

「構わない。」

「その面を泣き面にしてやるぜ」

『オー!』

「オー!(笑)」

今回の戦力の確認をする。前衛が13人、後衛が8人俺もこっち、最高レベルは162、最低は121、相手は297レベル、ボロ負けかな?

「それでは、両者の了解を得たので開始します。それでは、初め!!!」

「取り合えず"ライトウォール"」

光属性魔法、光の壁が輝き撹乱する。

「くっ、突き進めーー」

あ、じゃあ俺も、"凍結(スローネス)"

氷属性魔法、敵に冷気を送り、体の自由を制限する。

「寒っ!"真空斬"」

勇者のスキル、真空斬

光の斬撃を飛ばし攻撃、範囲が広く殺傷力も高い。

「"アースブロック"」

俺は瞬時に土の壁を構築、全員を守った。

「何!」

「勇者ったあこの程度かよ、たいしたこたあねーなあ」

人が守ってやってんのに、調子に乗りやがって(怒)

「"ジャベリングマーチ"」

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全14回、異空間魔法にジャベリングの魔法がないのでそれ以外の全てを使いやがった。一発はさほどダメージは大きくない。だがそれが数によると話は別、数は精神力により変動、今回は一種類だけでおよそ300本程度、それが14種類で4200本、こいつ殺す気で来てない?

「おい、やばいんじゃねえか?」

「これは、・・・まずいかも」

「魔法師は壁を張れ!!」

あーらら、あらら、パニックだ。俺には効かないけど

「"エアネードウィング"」

風属性魔法、風の刃が複数飛んでいく。しかしかわされる。

「"アイシクルブロック"」

氷属性魔法、氷の壁

切り崩される。

「それはフェイクなんだなー」

神速で一気に背後に周り、

「フフ、」

切り付ける。

「ああ、~」

「悪夢をご覧下さい。」


「勝者、冒険者!」

「はぁ、はぁ、はぁ、何だったんださっきのは」

並の冒険者は辛かろうに、

「重互ー!」

「ティアナか、」

「今回復するから」

「そうださっきのは人!・・・あれ?」

「へへへ、勇者ってのはたいしたことねぇなー」

「何よ、あなたはただいただけでしょ!」

「なんだと?俺が出る前に終わっちまっただけだ。」

「その通りだよティアナ、俺は誰かに斬られた。一瞬にして背後に回られ、気配を感じることも出来なかった。ただ覚えているのは、誰かに斬られ、意識が落ちた。そして何か変な物を見た。それしか覚えていない。」

「そ、そんな」

「じゃあ、さっきの子は俺らのパーティーに・・・・・なぁ!!」

冒険者の見る矢先には、

「私は感服しました。あの素早い動き、魔法の威力、気配のたちかた。誠に素晴らしかったです。私をパーティーに入れてください。!!」

「いやいや、俺は勇者と戦ってみたかったわけでやっただけだから、仲間を増やす気はないんだ。勘弁してくれ、」

「いやです。」

「おいおい、その兄ちゃんいやがってるだろ、俺らのパーティーに来いよ、俺ら勇者相手に無傷だぜ?」

「それはこの方が防いだからです。ほんとなら全員重症ですよ、この方以外」

「じゃあもう一回試合だ。!」

「俺は、いらないから、好きにしていいから巻き込まないで」

「私はこの人に付いていきます。」

「くっつくな、逃げれないだろ」

「逃げる気だったんですね。」

「あちゃー(;゜д゜:)」

「離しませんから」

いやあね、胸が当たってるんですよ、大きいわけではないけど小さくもない。普通よりちょい大きいくらいのが、

「師匠!弟子にしてください!」

「今度はなんだよ」

「はい、佐竹重互です。勇者として強くなるために鍛えてもらいたくお願いしております。」

「あのね、これはスキルなの、教えられないの」

「立ち回り方だけでも」

「そんなの回り込むだけだよ」

「じゃあ稽古をつけて下さい。」

「却下、俺は忙しいの」

「そうです。私達は忙しいので邪魔しないで下さい。」

「あんたも邪魔だよ」

「そんなひどい。」

「そろそろはなっせ!」

「わぁああ」

「じゃあさらば!」

"神速"!

「ああー、師匠!!!!!」

「さてと、追いかけますか」




「サンキューな」

「リーダー、ようしゃない」

「刀のアビリティーが悪い。」

「ねえ、早く行きましょうよ。」

「待ってください。」

「なんだ・・・・・よ、ってなんでここにいる?」

「さっきの人はステータスが見れなかったんでもしかして同一人物かなあって」

「同じスキル持ってる奴はいるだろう。」

「同じ武器を持つ人はいないんじゃあないんですか?」

「そうだな、参った。参った。俺の負けだわ。」

「私の弓の正確さと威力なら邪魔にはなりません。」

「確かにそうかもな」

「ご覧の通り魔力は100万を超えています。どうかパーティーに」

「指輪が目的か?やらないこともないが」

「いえ、要りません。ただ・・・・・私はあなたが欲しいです。」

「貪欲だな。指輪に限らず、持ち物全て欲しがるとは、さすがに無理だ。」

「え?そういう事じゃないんですけど・・・・・」

「リーダー鈍感?」

「鈍感ね」

「鈍感何ですね」

「ひでえ、疑心暗鬼なだけで聞いたら鈍感、鈍感ってそんなに鈍感じゃねえよ」

「じゃあ、ここで返事を下さい。」

「んー、仲間としてなら歓迎しよう。」

「恋人としては?」

「んー、無理だね。彼女いるし」

「紅成さんですか!?」

「違うわよ」

「じゃあ誰ですか?」

「日本に住んでる。」

「に・ほん、あなたも異世界人なんですか?」

「もってことは同郷か、」

「ええ、あっちでは神社で巫女をやっていました。」

「リーダーやっぱり当たってたね」

「そうだな。」

「じゃあこれからよろしく頼む。」

「はい!私のことは栞と呼んでくださいね。」

「あのさ~俺も日本人なんだけど、リーダーそこスルー?」

「そーなんですか?あなた。」

「あなたはやめてくれ、隆二だ。名前で頼む。」

「はーい。」

「改めてギルド登録行くか。」

『オー!』


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