「第三十一話」王都での問題
「ここが王都ランドリアだ。」
「広いな」
「凄いわね」
「じぁあ仕事するから、騎士目指して行ってくるよ」
「頼んだぞ」
「了解!」
「じぁあ俺らは、ギルドにいこう」
「ギルドなんてあるの!?」
「え?」
「私も入ってないわよ」
「何故?」
「ギルドがつくられたのは私が封印される少し前だったから、まだ入る必要がなかったの」
「ギルドのEランク冒険者じゃないとダンジョンには潜れないんだけど」
「俺そんな話聞いてないよ?」
「勇者パーティーご一行だからか」
「取り合えず行きましょう。時間が勿体ないわ」
「場所わかるのか?」
「・・・・わかんない」
「はぁ、」
「ゲート使えないの?」
「その場所に一度いかないといけないんだよ」
「リーダー空間表示」
「建物の名前まではわからないよ」
「あれ?隆二さんじゃないですか」
「えっと君は・・・・・」
「酷いですよ、指輪についてたくさんお話したじゃないですか」
「すまん、覚えがない。人違いでは?」
本当に知らないです。
「白野栞ですよ、」
「そういえば名前聞いて無かったな。」
「はい、聞かれてませんね」
「では、どこで会いました?」
「え?」
「どこでいつ会いました?」
「リーダー、」
《なんだ》
《え?》
《落ち着け、スキルだ》
《同属以心伝心だっけ?》
《ああ、でなんだ?》
《スキル見ました?》
《ああ、詳細鑑定、真実の視界、物質完全鑑定》
《それです。この人と会いました?ダンジョンではこんな人いなかったけど》
《知らない。少なくとも指輪を手に入れてからは誰にも話してないし、そもそもほぼ人と会っていない。》
《だとするとスキルで能力を知り、近づいて来たんでしょうね。だからいつ会ったか聞いたんですね。》
「えっとー、どこだったかな」
「やっぱり人違いではないですか?」
「いや、そんなことは!」
「じぁあ、ギルドまで案内してくれませんか?その途中で思い出してもらえればいいので」
「わかりました。」
案内人ゲット!
《九郎、》
《ん?何?》
《案内人ゲットしたぞ。》
《でどうするのこの人、》
《取り合えず人違いで押し通す。》
《いや無理でしょ》
《ああ、でもいいスキル持ってるぞ3つも、》
《普通に考えて5つじゃない?詳細鑑定、真実の視界も結構レアだと思うけど》
《それもそうか》
《確認するけどその3つは、物質完全鑑定、真相虚偽判別、巫女の舞》
《ああ、その3つだ。職業は魔弓戦士なのに巫女の舞があるってことは前に巫女だった可能性がある。このスキルはお祓い、除霊の効果がある。雨を降らせたりすることもできるこのスキル結構便利かも知れないだがそれを悟らせるな、調子に乗らせるな、いいな?》
《了解!》
「なあなあ、なんで隆二達は黙ってるのだ?」
「ん?、ギルドに着いた後で何するか考えてたんだよ」
「九郎は?」
「え?皆大丈夫かなって」
「そういえば勇者パーティーご一行様だったな」
「勇者パーティーの方だったんですか?」
「今はもう抜けちゃったけどね。」
「ギルドはどのくらいで着く?」
「あともうすこしです。」
「そうか」
《嘘ばれてるんだろうな》
《スキルめ》
《俺はスキル反射とスキル影響無効があるから多分大丈夫だと思うけど》
《ステータスもばれてないんじゃない。》
《となるとこの指輪か、》
《この人栞さんって言いましたっけ?ステータスなかなか高いですよ》
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白野栞 22歳 レベル175 職業 魔弓戦士
筋力8071 耐久37124 生命力35987
俊敏178371 魔力160987 精神力178630
スキル
「詳細鑑定」「真相虚偽判別」「巫女の舞」「真実の視界」「物質完全鑑定」
「火、水、木、雷、風、地、氷、闇、酸、邪属性適性」「魔法ダメージカット80%」「遠目」
職業スキル
「魔法弓」「追尾補正」「索敵回避率50%アップ」「消費魔力半減」
技能
「料理」レベル12
「掃除」レベル14
「裁縫」レベル12
「気配察知」レベル11
「気配隠蔽」レベル12
「魔力察知」レベル14
「危機感知」レベルMAX
「弓術」レベルMAX
「小道具術」レベル11
「身体強化」レベル13
魔法熟練度
火属性MAX
水属性MAX
木属性MAX
雷属性MAX
風属性MAX
氷属性MAX
地属性MAX
闇属性MAX
酸属性MAX
邪属性MAX
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《俺には届かないが相当な魔法使いだ。消費魔力半減なら俺より魔力が高い事になる。》
《ならどうして指輪が必要なんだ?》
《異空間だよ、ストレージがあるんだこの中に、》
《なる程》
《それとお前のアイテムボックスだ。》
《移動用?》
《荷物運びは面倒だからな、》
「まだ着かない?結構歩いてると思うんだけど」
ん?なんだと、まだ考えているのか、そろそろ悩みの種を捨てさせてやるか
「えーともうちょっとですよ」
「そうか?少し遠回りというか、関係ない道だと思うんだが」
見えます見えます。嘘の色が、栞の上に赤でバツが出ている。
「いえ、あってますよ」
「嘘だな、このみちは関係ない。」
「何を言うんですか、ギルドの行き方がわからないんですよね?」
「ああ、確かに道を聞いたがわからないなんて言ったか?」
種明かし?何それおいしいの?ちょっと心が黒いというか結構黒かったりしちゃうんだよね俺氏、
「5年前森で助けて貰いました。」
「え?」
「前どこで会ったか聞いてきましたよね」
「5年前か、その年は砂漠の村で指輪を作って貰ってたんだが」
「どこの砂漠ですか?」
《#+*$!&@?>=<<[@*+?,.》
「リーダーは、その年は指輪作りの手伝いで森には行っていない。だからあなたは知らない。人違いですよ、ここまでで案内は大丈夫です。後はわかるので、ではさようなら(棒)」
俺が言ったことをそのまま棒読みで言うとか演技下手過ぎ九郎は演技出来ないことを覚えとかないと、魔王と対峙したときの演技が味気なくなっちゃう。
「それは違います、確かに会いました。」
「あっ九郎悪い悪い、会ってるよ栞さんに、」
「え?そうなの?」
自然過ぎる。これは信じちゃってる?
「そういえば、隆二さんって特殊なスキル持ってるんですか?」
「前は苗字で読んでたのに、今は名前なの?」
「あれ?そうでしたっけ?」
「あの時は、男性の名前を呼ぶなんて出来ません!って言っていつも苗字で読んでくれたからそれがなんかしっくり来てたんで戻して欲しいんだけど」
やばい、目を細くして、口が笑いそう。両端が微妙に吊り上がってきた。
「えっと今は名前で呼んじゃダメですか?」
上目遣い攻撃、隆二には無効の用だ。
「うん、前の方がいいかな。」
「そ、そうですか、ところでどこの砂漠の村で作ったんですか?指輪」
「これ?、そうだね、なんでこの指輪を欲しがるか教えて欲しいんだけどいいかな?」
「え、ああ、その指輪綺麗なんで私も欲しくなっちゃって」
「砂漠の村は滅んだよ、嵐でね」
「そ、そんな」
「ねえ、ほんとの事話したら?」
「!?」
「白野栞さん、あなたは俺について気になることがありませんか?」
「え!?」
「例えば、嘘かほんとかを見抜けないとか」
「何のことかさっぱり」
はい、嘘~
「もう一つ行きますよ」
「何故ばれたかわからないなんて思いませんでした?」
「何のことかわからないんですが」
はい、嘘~
「質問、どの指輪を欲しがっているんですか?」
「えっと、右人差し指の指輪ですけど」
「なるほど、やっぱり輸送指輪だったか」
「これには異空間魔法、ストレージが入っている。それが欲しいんだよね?」
「どうして・・・・・わかったの?」
「それはもちろん・・・・・あなたと同じスキルが使えるからですよ、栞さん」
「!?」
「なんで私のは発動しないの?」
「俺のスキルの影響だろうね」
「仕方ないわ、相手が悪かったのね」
「で、目的は指輪か?」
「龍人連れていたり、忍のこが持っている業物の刀とか気になって近づいたの」
「ほおほお、でどうするつもりだ?」
「私は、出来れば奪いたいけど、ここじゃ出来ないわよね、それに相手がやばいからどちらにしろ出来ないけど、」
「じゃあ、俺らは急ぐから、元気でなー」
「ストーキングしないでねー」
「あの人は私が求めたお姉さんじゃないわねー」
「えっ!?待ってよ」
「黒魔法、闇のオーラ」
相手の五感を奪う
「っく、"ブラックマーク"」
「魔法反射で自分にかけさせたのね」
「跳ね返りは乱反射みたいだから下手すると当たってたよ、そしたらリーダーにおいてかれるね」
「早く行くぞ」
「「うん」」
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ギルド
「早く着いたね」
「だいたい検討は立てといたからな」
「さすがね隆二」
「見つけました。」
「ギルドで張ってたか、」
「先ほどはすみませんでした。」
「取り合えず登録行くぞ2人共、」
「え、無視ですか?」
「おいあんた、俺らのパーティーにはいらんか?」
「え?えーと私はこの人と・・・・・」
「よかったな、仲間が出来て頑張れよ」
「いやいやいや、私の話は終わってません。」
「じょーちゃん、そんなのほっといて俺らと組もうぜ、」
「そこまでだ!」
え?次は何?
テスト週間のため火曜日までお休みします。




