番外編2ー2、勅の仲間探し、
「これはーーーーー!!」
「これってたしかーー」
そこにあるのは、龍の石碑だった。
「驚いた?今はこの龍の石碑について調査が行われているのよ」
「そうなの?」
「この龍の石碑って確か、500年前の魔王の配下の双竜の一体ここに封印されてたのね。」
「そうよ、私たちの祖先がこの地に封印されたといい伝えられているわ」
「ヘェー、私そんなのお父さんから聞いたことないやー」
「そういえば、紅成・・・でしたっけ?何やらこれについて知ってそうでしたが」
「うん、私の里にもあったから」
「あったの?」
「あれ見てなかったの?」
「着いたわよ!」
「おおー、なんか凄いね、」
「行くわよ、」
「あー待って~」
「用件は聞いている。魔王討伐に連れていきたいのはどれくらいの人数だ?」
「数で攻めるというより、まずは仲間を集めている最中ですので実力者なら1人いれば問題ないです。」
「族長!」
「何だ?エルナ」
「私行きたいです!」
「ほう、それは何故?」
「魔王は不老の存在、ならばあの双竜の主も生きている可能性もあります。ならば捕まえて、あの竜の事を聞いてみたいのです。」
「そうか、確かにわしもきになる」
「というわけで、私も行きます。よろしいでしょうか?」
「問題ないと思うよ、あの魔法、私はエルフの魔法を受けたことないけど特別な感じがしてね、」
「私も異論はない」
「これからよろしくね二人とも」
「よろしくエルナちゃん」
「後方での支援を頼むわ」
「そうじゃ、今日はエルナの旅を祝い宴とするかの、別に慌てることもなかろう。ゆっくりして行きなさい。」
「ありがとうございます。」
「お言葉に甘えさせてもらいます。」
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その日の晩、
「あー、いたいた。勅ちゃん散歩に行った切り帰って来ないから心配したよ、」
「あ、ああ、今戻ろうと思っていたところだ。」
「それにしてもこんな所で何してたーーーー!!」
私は見てしまった。これはやばい物を見つけちゃった。
「どうするべきか・・・・・・」
「これって、新種の薬草?」
ーーーーバンッーーーー
人がズッコケル音がした。
「違うよ、誰もいないな」
「何で辺りに人がいないか確認してるの?」
「あまり大きな声では言えないが、ここら辺は麻薬畑だ、」
「これが麻薬なの・・・・・」
「触るなよ、」
「困ったな、こんなに辺りが手入れされているんだから人工的に作られたのは確実だよねー、ばれたら口封じに殺されるよね」
「そう、気付かれないように戻るぞ」
「わかった。」
「ねえ、これ本当にここで栽培されてるの?」
「「!!」」
この声の主は・・・・・エルナだ。エルフにみられた。
「ちょ、ちょっと待って、話を聞いて」
「紅成、少し待って、少し聴こうか」
「助かるわ、取り合えずここは危険ね場所を変えましょう。」
「麻薬畑で話してたら誰か来るかもしれないしね。」
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里のはずれの洞窟、
「ここなら誰も来ないわ」
「ここは?」
「昔私が秘密基地とか言って遊んでた洞窟」
「ヘェー、」
「さっきの件なんだが」
「ええ、そうね。順を追って説明するわ」
「ごまかしたりしないでよ」
「しないわよ!、ゴッホン、私があそこにいたのは、勅が見当たらないから紅成に聞きに行こうと思ったら紅成が森に入って行ったから着いていったの。それで勅を見つけたと思ったら、」
「麻薬畑だった。」
「まあそういうことになるわ、でも私は麻薬畑の事を聞いていなかった。誰にも言われなかったの、そっちには行っちゃダメとしか言われてなかった。だから私はあの畑に関しては無関係よ、」
「そういうことになるの?」
「嘘を言っていたらどうする?」
「そっかー」
「取り合えずは私は二人の味方だ、いざとなれば一族を追放する。」
「エルナが知らなかったように全員が知っているとは考えにくいな。」
「私はよくわからないわ」
「取り合えず燃やしちゃう?」
「そうだな、この森ごと燃やしてしまおう。麻薬はダメだ。理由が何であろうとも、」
「じゃあ燃やすから安全な場所に避難しないと、」
「私燃やすよ、ブレスで」
「龍化はダメだ正体がばれる。」
「じゃあ私の"サンフレア"で」
「最上級火属性魔法を使うのか、確かにあれなら」
「じゃあ決まりね、私たちが里を出たら畑に忍び込んで燃やす。あ、売ってお金にするようの量取った方がいい?」
「冗談だよね?」
「本気にしないでね」
「よかった。」
「じゃあ早めに里を出ましょうか。」
「じゃあささっと別れて実行しよう。」
「「了解!」」
「じゃあ、行ってくる。」
「ああ、頑張れよ」
「皆元気でねー」
「お世話になりました。」
「お邪魔しました~」
「そろそろ戻りましょうか」
「紅成は見張り、エルナは燃やして、私は空間遮断で侵入されないようにするわ、」
「私見張る必要ある?」
「一様よ、360度見張ってよ」
「わかった。」
その後無事に畑・・・・・というより森全体を燃やした。エルフ一族は放水で生きているだろうが、薬は助かるまい、森全体を燃やしたのは他にあったらまた栽培されてしまうのでそれを防ぐため、一件落着だ。
「さてと、次行きますか、」
「当てはあるの?」
「まだ仲間を増やすのか?」
「うん、次は・・・・・・・・・・魔族だよ、」
「魔族かー、確か魔力はエルフを除いて一番高いんだよね?」
「筋力は人間より少し高い。」
「ああ、これなら心強いからな、後は結界張りと、回復役とかだね」
「勅殿、斥候も忘れずに、」
「忍者とか?」
「忍者?忍の職業を持つものの事か?」
「そう、それ!」
「最低後四人かー」
「それから魔王討伐でしたか?」
「まあ、それもあるけど、属性竜討伐とか、別世界制圧とか、いろいろやりたいなぁー」
「世界最強のパーティー?みたいな?」
「それ面白そう」
「まあ、そんなところだ。」
「魔族か、北の大陸だな」
「じゃあ早速出パーツ!」
「「おー⤵」」
「なんかテンション下がってない?」
「「そんなことないよ(笑)」」
「勅ちゃん、エルナちゃん、ひどい~」
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「金がない」
此処はエルフの里を出て王都経由で北に向かうための途中の町、そこで物資の調達の為に立ち寄ったのだ。
「どうするんですか?」
「私は飢えそうだよ」
「ギルドに入ろう!」
「さっさといこ」
「倒れそう」
「登録料1銀貨です。」
「はい」
三人だから3銀貨、
「取り合えず、食料・・・・・」
「勅ちゃん、エルナちゃんが倒れそうだよ」
「そうだな、残り少ないが使うしかなかろうな」
「ムシャムシャムシャ」
「エルナちゃん、ムシャムシャムシャって言わないの」
「この世界には、コーラはないのか・・・・・コーヒーもない、飲めないけど」
「コーラ?」
「紅成、多分異世界の飲み物だ」
「何でここには、フルーツミルクしかないの」
「栄養はとれるしおいしいぞ、ベジタリアンミルクとかも飲んでみたらどうだ?」
「エルナ、ベジタリアンミルクってまさか・・・・・」
「ん?野菜をミキーサでドロドロニシタモノを、ミルクと混ぜてハチミツを入れたものだが」
「そ、それ以上はやめ・・・・・て、は・・きそ・・・・・う」
「勅ちゃん飲んだことないの?あれ美味しいのに」
「紅成もそう思うよな、勅殿も飲めば虜だぞ、」
「いやよ、絶対嫌」
「ベジタリアンミルクお願いします。」
「かしこまりました。」
「エルナさん?何したのかな?」
「勅殿も飲めばわかる。」
「お金大丈夫なの?」
「紅成、大丈夫よ、結構手に入り易い物ばかりだから値をはりわしないわ」
「お待たせいたしました。ベジタリアンミルクです。」
「どうも~」
「わ、私ちょっと飲み過ぎちゃってお腹が・・・・・」
「一様回復魔法は使えるぞ勅殿」
「それに、ちょっと寒気が」
「私の火属性魔法で暖めてあげるよ、勅ちゃん」
「うぅ~、ええっと、飲み過ぎてお腹いっぱいだから」
「なら一口飲んでみなよ、少しは飲めるでしょ?」
「いや、無理かな、」
「この後の依頼受けるのにそれではダメだろう。」
「ちょ、ちょっとお手洗い」
「わかったわ」
「あ、私も行く」
「紅成も?」《逃げられないじゃない》
「うん、」《逃がしはしないよ勅ちゃん》
《紅成ナイスだこれなら自然に監視として見張ってもらえる。》
「エルナ一人にすると不安だから紅成ちゃん先行って」
「あー、今紅成ちゃんって言ってくれた。」
「私一人だと不安とはどういうことかな?(怒)」
「そ、そうだよね、うん、行ってくる。」
この後、勅はベジタリアンミルクを飲んだ。飲まされたのだった。
「わぁー、美味しい!」
「とは言えないわね、一言で言うと、・・・」
「微妙」
「もちろんおいしくない。けど吐くほどマズイわけでもない。でもやっぱり飲みたくないわね」
ベジタリアンミルクのなかみ
・トミト(トマト)
・タルネギ(タマネギ)
・カホチ(カボチャ)
・タイホグ(ダイコン)
・クルイ(クルミ)
・キュウミ(キュウリ)
・ミルク
・ピルマン(ピーマン)
・カドアボ(アボカド)
・大豆
・ハチミツ
以上
「何とも言えない絶妙な感じ?」
この番外編はまたたびたび投稿します。




