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「第二十八話」下層の世界は、

「ここよ、」

「道なくない?」

「これじゃないよな?」

俺が指したのは瓦礫の山、なぜかって?勘だよ、

「そうよ、この奥が次の階層への道よ、」

「マジかよ!」

「あきらめて掘ろうよ、リーダー何か魔法ある?」

俺は一瞬考えて、


「"圧縮気団"」

風属性魔法、圧縮気団、どちらかというと物理攻撃に近いかもしれない。

「岩を粉砕するなんて、精神力どこまで高いのかしら?」

「てとつもなく高い、これしか言えない。」

「なーに、人のステータスばらそうとしてんの?」

「リーダーの力が凄すぎるんですよ、自重しましょうよ」

「ここにいるのは仲間だけだし、平気だろ」

「私しっかり仲間になれたのね」

「俺は大変だったのに、」



「ここが・・・96層、」

「闘技場みたいなとこだな、」

「私もこの先は知らないわ、」

「さてと、敵は何が出てくるのかな?」

「ゴーレムみたいね、」

「ただのゴーレムみたいだよ」



-------------------------------------

  ゴーレム レベル100 機械種 ランクー

スキル

「可重力」「」

技能

「拳術」


-------------------------------------

「問題ないな、さっさと倒して、」

「全員でやらないの?」

「当たり前じゃん、修行にならないよ、」

「え?そうなの?」

「取り合えず小手調べだ、紅成頑張ー」

「頑張って!」

「え?私が一人でやるの?」

「当たり前じゃん、さっさとやれよ、」

「わかったわ、これくらい出来ないと仲間の資格はないってことね?」

「ああ、勿論」

「いいわよ、龍化使っていいの?」

「好きにすれば?」

「じゃあ行くわよ、」



"龍化"!!


一瞬にしてその体を龍へと変身させた。

「ブレス、」

ゴーレムにブレスを放つ、しかし、

「他の所に跳ね返った?」

「九郎、スキルの事言うなよ、」

「何で?ピンチじゃないの?」

「大丈夫じゃあなきゃ困る、冷静な判断と分析は戦いにおいて必須スキルだからな、」

「確かに、俺も戦わさせられた気がする。」

「というわけで、だまっとけよ。」

「はーい、」


「ブレスがダメなら、」


"アビスノア"


灼熱の火の攻撃、確か、850位に使えるようになる魔法だったかな?


「おおー、凄い表面が解けかかっている。」

「そうだな魔法を反射させることは出来ないしな。」

「"落石"」

沢山の岩がゴーレム目掛けてとんでいった。」

「"サンダーボルト"」

ゴーレムは成す統べなく倒れた。

「私の実力見てくれた?」

「まだ終わってないぞ」

「後ろ危ない!」

「っは、」

そこには、倒れたはずのゴーレムが立っていた。殴り掛かろうとしている。


「"障壁展開"」

スキルか、発動タイミングは素晴らしい、さすがは守護神というべきか、それに、すぐさまバリア状態になるからかなり優秀だな。

紅成を仲間にした理由は防御系の職業を持つ奴がいなかったからだ、俺の光の護符も限界があるしな。


「はぁあ、」

ゴーレムを弾き返した。ダメージ無しか、なかなか硬い盾の用だ、仲間にして不足はなかった。


「"雷オーラ"」

ん?俺の知らない魔法だと?


紅成の身体に黄色いオーラが纏う、何をする気だ?

「痺れろ!」

「って体当たりかい!」


ーーーダーンーーー

「すっげえ音、あのオーラに触れたら感電しそー」

「俺もあの魔法知らないんだが。」

「マジで?そんなもん隠し持ってたのか?」

「だろうな」


「終わったわ」

「お疲れさん、合格だ。」

「当然よ、といいたい所だけど、あのブレスが弾かれた時はびっくりね」

「あれもスキルだ、スキル反射だったかな、」

「知ってたなら教えてくれてもよかったのに」

「観察は大事だ。」

「まあ、いいわよ、次行きましょう。」


97層、

「また似たような部屋だな、」

そう、さっきとなんら変わらない場所、

「この層は、属性竜か、」

「属性竜ですって!?」

「え?何?」

「属性竜は15ある魔法の内の一つの力を極めているこの世界の15柱と呼ばれる存在、まさか、階層主になっているとは」

「ええそうよ、あの竜は木の魔法を極めた竜ね」

「竜と龍はどう違うの?」

「俺らは転生者だからそこら辺はわかんないんだわ」

「竜はずっと竜のままで龍は人の姿になれるのよ、それだけの違い」

「それだけか?」

「ええ、」

「リーダー誰がやるの?まさか、属性竜に一人で戦うわけないよね?」

「何言ってんの?」

「ちょっと、私は無理よ」

「何言ってんの?」

「え?」

「これは紅成の試練だぞ、嫌ならダンジョンに篭ってろ、臆病でこの先やっていけるか、」

「そ、そんなー」

「あっ、ちなみに紅成死んだら九郎の番だからね」

「り、リーダー?冗談きついよ」

「何なら順番変えるか?」

「えー」

「取り合えず倒してきて、」

属性竜の人形ほちい、


「私ほんとに死んじゃうわよ?」

「大丈夫だって、」

「もしものときは助けてよ?」

「平気だって、」

「ぜ、絶対助けてよ?」

「はいはい、」

こいつダメかな、


「行くわよ、"ファイアールーム"」

火属性のフィールド魔法、火属性魔法の威力が上がる。

「ぐぅぅぅぅぅぅううぅうううぅぅぅぅぅぅぅぅ」

「おわっと、」

アルカナミラプラントだ、名前長いんだよな、最高の魔法だ。人の体よりでかい根っこが生えてきて敵を貫く、強度が高く、鋭い、さすがにダメージはでかいだろう。

「おいおい、大丈夫かよ?」

「うるさいわね、"アビスノア"」

竜は身構える。

「喰らえ、」

竜の周りで当たりに生えていた木が燃えた。しかし、竜には通じない。

「身体強化だなぁ」

「レベルMAXだからね、まずいんじゃない?」

「そもそもあいつより上の層にいた紅成じゃあ勝てないかもしれない。」

「何で戦わせたの?」

「あいつの成長、工夫を見るためだよ。」

「へぇ、全てはパーティー強化のためか、紅成が裏切ったらどうするの?」

「どうするか、かー。」

「俺の人形にする。」

「人形にして楽しいの?」

「そいつの生前の記憶を残し俺に絶対忠誠させる。軍事強化なら問題ない。」

「軍事強化?」

「俺は魔王になり、軍隊を作る。それが俺の目的なんだよ」

「ゲーム感覚とか?」

「ああ、その通り、さすが同郷、よくわかるな、」

「俺もそのパーツなの?」

「兵士としてなら、入れてやろうか?」

「二等兵?」

「それ以下ね(笑)」

「じゃあ諦めるわ」

「お前じゃ第一層で死ぬな、」

「そんな難易度高いの?」

「いやだって作りたいでしょ?そういうの」

「確かに、憧れるかも」


「キャーーーーーーーーー」

「あれま、そろそろピンチか?」

「え?まずない?」


「おーい、援軍だそうか?」

「ふざけないで、そんなもの必要ないわ」

「ボロボロでそういわれてもな」

「本気を出すわよ、"雷オーラ"」

魔法発動、どこまで通じるかだな、


「ぐぁーーぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー」

"木のオーラ"

「甘いわ、火のオーラ」

重ね掛け可能か、

「行くわよ、」

「グゥガァ、」

決着着くか?

「"地のオーラ"」

3つめ重ね掛け来たー、

「たぁあああああああ、」

「ぐぅがぁあああああ、」

激しい力のぶつかり合い、風圧が凄い、

「これ大丈夫かよ?」

「衝撃に備えとけよ、」

その瞬間爆発する。

「見えないなぁ、」

「これほんとに大丈夫?」

煙りが晴れた時、立っていたのは紅成だった。

「・・・・・・はぁ、はぁ、・・・・・・・きついわね」

「おう、勝ったようだなこれで合格にしとくか、」

「ずいぶんと上から目線ね、闘ってないのに、」

「まあ、実力は十分ってことでこの先は休ませてやる。」

「はい、わかりましたよ、何で私付いてきたのかしら、まあ、暇だしいいわ」

そして階段を下りて行くのだった。

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