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「第九話」ゴブリン討伐

「あのー、私のスキルについて言いたいんですけど・・・いいですか?」

そっち来るか~まあ、俺じゃなくてよかった。

「スキル?ですか、特別なスキルでもあるんですか?」

「実は私、詳細鑑定というスキルを持っているんですけど・・・」

「それがどうしました?」

やっぱり、変だったか?

「そのスキルは、スキルの説明を見れるんですけど、どのスキルも名前だけで、詳細が載っていなくて、気になったので聞いてみたいと思いまして・・・・・」

「詳細が見れない?」

え?詳細も書かなきゃいけないの?だるっ、

「はい、何か魔法具やアイテムを使用しているのかなって。」

「ああーそういえば、昔魔女とかいう人に、スキルが読まれないようにしてやるって言われて、それでスキルの詳細は見れなくなりました。」

もちろん、嘘です!

「そういう事でしたかー、自分のスキルの弱点とか知っておいた方がいいと思いまして、さいわいスキル名は見えるので知っていれば平気ですね、ありがとうございます」

そうして、夕食を終えた後、気を張り詰めていたせいか、疲れの溜息が漏れ出たのでした。






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翌朝、

「よし、全員集まったな。依頼を検討しようか。」

まず声をかけたのは東間、

「最初だし、楽なのがいいんじゃない?」

俺は稼げるクエストがいいなーと思った。気楽コース志願のクミン

「ゴブリン討伐なんてどうだ?」

依頼を探す、テトル

「・・・・・・・」

黙るシルル

「ゴブリン討伐、町周辺にある。ゴブリンの集落の殲滅、周辺に6つ集落があるのでそれを潰す。ランクN相当。報酬、銀貨15枚」

テトルの押すクエストを読み上げる俺。

「まあ、それがいいんじゃないか?初日はゴブリン討伐だな」

ちょうど、5人で割れる報酬量だし俺も賛成だ。

決まったので早速森へ、






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ゴブリンの集落

「いたよ、」

東間のさすほうに、ゴブリンがいた。家が18軒だが、どれも家とは言えるものではない。

「よし、まずは、敵の数を探る、少しずつ数を減らすぞ。」

「「「「了解」」」」

そして、殲滅戦は始まった。

「それ!、」

石を投げつける→わざと見つかる→逃げる→追いかけて来る→殺す(やる)の繰り返しだ。

「気配察知だと、あと、12たいだぞ。」

「そろそろ、集落へいくか、」

気配察知でおおよその数を把握したのでなんなく攻めに移ることができた。

「いたぞ!」

「任せろ!」

俺は突っ込んでゴブリンを2体切り捨てた。おびき寄せ役だったので退屈だったんだもん。

「あっちに2体だ、」

指揮をとり、的確にゴブリンを潰す。上手いな。数が少ないところを狙っている。

「見つけた!"風球"」

風属性魔法、風球は初級魔法だ、小さな風の球を敵にぶつける魔法、俺も使える

「よし、あとは・・・・向かって来るな。」

「迎え撃つか?」

「結界はる?」

「来たみたいですよ、」

「これで全部だな」

そして、ゴブリンは呆気なく倒れた。

「あのー、生き残りいないか見てくるので町の近くで待ってて貰いますか?」

「一人で大丈夫か?」

「確認するだけですし、気配察知ではいないですし大丈夫でしょ!」

「まあそうだな。何かあったらすぐに読んでくれよ。」

「ああ、わかった。」

そうして、集落に戻って無事死体を回収して戻った。

「さて、戻ろ42体かーまあまあだな。」





「大丈夫でした!」

「そうか、よかった。次はこの先だったな。」

「さっさと行こうよー」

「殴り足らん、はよ、」

「気をつけて、行くべきだと思うのですが・・・・

そして、次に向かって歩きだす。





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二つ目の集落

「あれ何だ?」

「オーク?」

「オークだな」

「オークだと思います。」

「何でオークがいるのでしょうか?」

オークがゴブリンの集落に?取りあえずゴブリン狩りしようか。

「取りあえずオークもろとも屠りましょう。」

「よし、行くぞ。」

そして戦いが始まった。

「ゴブリンの気配無し。オークだけだ。」

詳細鑑定、





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   供オーク  レベル29  種族 オーク種 ランクM

スキル

「同属以心伝心」「共鳴」「同属認識」

技能

「拳術」レベル3

「小武器術」レベル2



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スキル解析結果、「同属以心伝心」は同属と通話できるらしい。念話みたいな感じ、「共鳴」は自分の場所を知らせる効果を持つ。「同属認識」は同属の場所を特定する能力のようだ。これはまずいな。一体でもネックだが仲間を呼ばれる可能性がある。それだとかなりまずい。一旦引くか?もう遅いか、突撃しているし、シルルさんいるから、ワンパンして弱かったとかいう言い訳は通じない。

非常にまずい。だが、シルルは・・・・・・・・いや、シルルさんも気づいてたわ、止めるより殺したほうがいいだろうし、突っ込むか、

オークがこちらに気づく、

しかし、東間が斬撃を与え、テトルがオークに拳を放つ、風球も直撃して、俺が上から切り捨てた。レベルMAXの振り落とし切りには、堪えられないようだ。身体真っ二つ。

「す、スゲー、キリガミネ君がオークを両断した。」

「お前の獲物(ぶき)相当な代物なのか?」

やっやベー、やり過ぎたか?

振り返ると、後方役は目を見開いていた。剣がいいんだ。そういうことにしよう。実際わかんないし。

「取りあえず、集落を探索しましょう。まだいるかも知れませんし、俺は他のオークに死体(これ)が見つからないように埋めて来ますね。」

「集落の探索はいいが、死体隠す必要あるか?」

「一様ですよ。同属が真っ二つなんて知ったら、復讐に活発かするかもしれませんし、ね?」

「まあそれもそうだな。」

「一人だと大変だと思うので、私も行きます。」

シルルさん何で来るのー?

「一人で大丈夫ですよ。」

「そうかも知れませんが、他にも魔物はいると思うので一人だと危険だと思いまして、回復系の私が居れば平気でしょうし、」

「俺も気配察知できるから、いたらすぐに逃げて来るつもりだったんだけど、シルルさんいたら、一人で逃げて来る事ができないんだけど・・・」

「確実に死体を隠す為です。」

「いや、ここはキリガミネ君の言う通りだと思うよ」

東間ナイスホォロー、

「でも~、」

「二人で戦うより五人で戦う方が確実だ。」

ん?なんかクミンさん思いついたのか悪戯顔をしている。嫌な予感。

「私は、二人でいってもらう方がいいと思うなー。」

「なぜだ?」

東間君ガンバ~

「今回の報酬一人3銀貨じゃん?」

「ああ、」

「私装備新調したり、足りないものを補充したいんだけど。なるべく早くクエストクリアして稼ぎたいのさ、だからあたしらで探索して、二人には死体隠して貰いたいのさ、それに今のレベルならここらの魔物もきつくはないし、ね?」

ナンチュウコトイウネン。カタコトニナッチャウヨ。

「確かに日が立つと貯めるより消費の方が早いか、宿代一泊15銅貨だし、」

ここで宿の金額の違いについてです。宿はご飯付きやお風呂付きや宿だけなどいろいろあります。俺の泊まる宿は、(シルルさんもいるけど)一様かだついているが古い宿で、いい感じといっていたが、防犯等は個人で行うものなのだ。しかも風呂はない、夕食付きだが、これもあまり、美味しくない。安い理由これ酷いのがベッドが無いこと。俺は店で買った毛布をかぶってねてる。布団はあるがボロイ。これらの条件を改善すると一泊一銀貨になる。銭湯的なところもあるが一回10銅貨もする。俺は水属性の適性のおかげで、体を洗えているので必要ない。確かに野宿は嫌だし一回帰るとそういうことになるのか~、ランク上げたい。

とまあ、話を戻す。

「で、どうするんですか?」

一様聞く。

「シルルさんの提案で行く。」

ですよねー、ん?クミンさんがシルルさんに何かいってる?シルルさん慌てて弁明してる?なにしてんのかな?シルルさん顔赤いし・・・取りあえず死体は諦めるか?取りあえず考える。

「それでは、二手に別れて行動開始!」

そして、死体を担ぎ森へ移動する。


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