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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

近々、死のうと思います。

作者:逆竜胆
 私は八雲祥雲と申す者。本名は語らず、日々死にたいと考えていた。しかし私は死に向き合っているわけではなく、ただの冒涜的なまでの逃げであることを自覚している。それでも死にたいのだから仕方ない。これは性分なのだ。だが両親より先に自殺するのは、親孝行をしてこなかったこの不孝行者の私でも躊躇う愚行である。そればかりは、どうしても出来ず、両親が無事天国の門を潜ったのを見届けた後、地獄の窯に落ちる所存だ。
 そんな馬鹿々々しいことを眠りの狭間で考えていると、どうやら私は異世界に迷い込んでしまったらしい。これは幸いである。もう両親の死を見届けるまで生きる理由もなくなった。丁度そこに小汚く脂と垢で黒ずんだ緑色の肌をした小人がいるではないか。彼らの持っている直剣は、まあ錆びてはいるが使えないこともないだろう。これで私はようやく、呪われた生の頸木から解き放たれるのだ。
 そう思い、据えた臭いを発する小人に向かって、ドロップキックをお見舞いした。
プロローグ・どうにもならない現実に足蹴にされた
ウィスキーの小瓶を抱えて
2017/07/02 10:00
第一章・一輪の花の茎を折る
筆舌し難い夢に惑う
2017/07/06 10:00
道程を行く
2017/07/11 10:00
曇天は重く
2017/07/13 10:00
死んで咲く花実
2017/07/14 10:00
異文化に触れる
2017/08/01 10:00
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