7/10
第5話 関東大震災
短いのは許して
1923年9月1日正午前
関東を直下型の地震が襲った
その後 大規模火災に発展したが
軍主導による防火作戦が功をそうし、鎮火
だが、誤解やデマにより、一部の朝鮮人や地方出身者が、反逆容疑で暴行を受けた
政府は5日から11月15まで戒厳令を発令
その後、ロシア、イギリスが主軸となって資金援助
他の国も物資での援助を進めた
その際に、戦艦長門が、東京に急行する姿をイギリス海軍にみられたが
同盟国でもあるため、27ノットも出ていたことは、伏せられていた
その後の復興計画で、100m道路構想が出たが、各政党の抗争で、破綻
ライフラインの共同溝の件は、何とか認められた(史実ではこちらも折り合わなかった)
横須賀で空母に改装中の天城も竜骨を大きく損傷し、修理不可となって、解体が決まり
加賀が代替えになることになった
皇太子とアナスタシア皇女は、幸運にも、生き延びた
だが、その3年後の年の暮れ、大正天皇が崩御
皇太子の裕仁親王が、天皇に即位
昭和に改元された
この年に、日本放送協会も設立されたのだった
続く




