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人魚姫の末路  作者: 妹明
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最後に残る物は……

 「今……、なんて?」

「だから、言ったとおりだ。奴はこのまま放っておけば確実に死ぬ」

「……、アンタ医療系得意なんでしょ? なら、治せないの!?」

「無理ね。こんな死にかけの患者、私の力じゃ、治せるはずがないだろ?」

なんで、そんなにも冷静でいられるのか疑問に思える位、千珠は冷静で

その反対にぼくは謎に思えるくらいに、冷静さを失っていた。

「ま、ようするに、こいつはもう死ぬしかないってことだ」

「……や。嫌だよ! 死なないで!! ぼくは……。わたしは……。わたしは、お前の事が!!!!」




「好きだったのに……」




 何故だ。何故、わたしの好きな人はこうもあの世へ逝ってしまう。わたしを残して―――――――……。

お前にまで死なれたら、わたしは何を支えに生きればいいの? 

お母様を失って5年が経ったころ。この力(人間界へ渡れる能力)を手に入れて、

やっとその傷を忘れさせてくれるくらい最高の友達が出来たのに……。

なんで、置いて行ったの? どうして、どうして!!!

色んな気持ちが重なり合って、わたしから涙を引きづり出した。


 王子の体の横で泣き続けていると、ポケットから力を感じた。

「……?」

そちらを見ると光り輝いているのが見えて、その中身を取り出したら

「人魚の……石?」

そう、呟いた瞬間。突然勝手に人魚の石がコロコロ転がって、近くにあったカップに入った。

カップに入るのとほぼ同時に光は消えた。

恐る恐るカップの中を見ると、石は液体化していた。

「石は?」

「……。それ、王子に飲ませてみたら?」

千珠の助言通りにその液体を王子に飲ませてみた。すると……



 見る見るうちに、傷が消えていく。限りなく消えかけていた息の音は安定へと向かっていた。

そして、ついに。

『ピクッ』と、右の人差し指が動いた。そして、次の瞬間。

「……。リロ……ス?」

「!! 王子」

「俺、一体……?」

「安心して気絶しちゃってたみたい。さ、それより帰ろうよ」

わたしは立ち上がって王子に手を差し出した。

「……ああ!」

その手を勢いよく握った。



 その後。

「ねぇ。あれってさ、守ったのうちには入らないよね?」

「そうかな? 私は入ったと思うけどなー」

「どうして、国を自然災害からとか、外部からの迎撃をしのいだとかそういうものじゃないじゃん!」

「違くてさ。多分、あれが死んだら、

 この国跡取りがいなくなるはずだから、そういう意味では助けてるよ。ある意味ね」

そう言って苦笑い。


 あの後石がなくなって、ぼくはやっぱこの国を出なきゃいけないのかなって思ったら、

王子が守ってくれたお礼にずっと此処にいていいとか言いだしたから、未だに城に住んでるけど。

正直、何も守れてないからダメなような気がしてならないんだよね。

それでも、許してくれる限り、

ぼくはここにいるよ。

だって、








大好きな人と、一緒にいたいのは人間もそれ以外も一緒でしょ?

こんにちは!

人魚姫の末路を書かせていただきました妹明せあですw

正直、最初書こうと思っていた作品と大分ずれまくりましたけど、如何だったでしょうか?

あんま、面白くなかったですかね?w

まぁ、作品を読んでいればそんなものに出逢う時もありますよww

だからこそ、良作に出逢えたときの感動が計り知れないですよwww

本当かどうかは自分たち次第ですけど……


最後に!

人魚姫の末路を最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!

これからも、今連載してる他の作品や短編小説など、色々頑張っていきたいと思うので、これを読んで少しでも興味を持った人がいれば、他の作品も読んで頂けると有り難いです(^^)

本当に、有難うございました。お疲れさまでした。

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