ガソリンスタンド
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:ガソリンスタンド
「らっしゃい〜!」
今日も山の麓にある
この場末の様なスタンドは
それなりに走る車が立ち寄ってくれ
儲かって居る。
この辺の他のスタンドは
ほとんど潰れたと言うのに
ここだけは国道から
府道に折れてすぐ在る
スタンドでもあり
ニーズがあったので
助かっているんだろう。
でもここで俺は奇妙な体験…
と言うか恐怖の体験をしたのだ。
「らっしゃい〜!」
客「レギュラー満タンね」
「かしこまりましたー」
いつもの様に
対応したその客は男性客で
その軽装からおそらくプライベートで
ドライブを楽しんでたか、
どこか遠出をして
帰るところだったんだろう。
中年のおっちゃんと言った感じで
明るく、人の良さそうな客だった。
「満タン入りました!灰皿は大丈夫ですか?」
ガソリン満タン、
窓も車体も拭き終え、
一応の接客をして居たのだが
彼はまた笑顔で
「大丈夫大丈夫♪ありがとね」
と言ってお金を払い、
ブゥンと車を走らせて行った。
そしてそれから暫くした後。
「らっしゃい!…ん?」
客「満タンね♪」
「さっきの客だ」と思える
本当に似た様なその男が
またスタンドにやって来た。
そんな顔をマジマジ見てないから
「さっきの客と似た様な客かな?」
と思い、また一応の接客をしてゆく。
「灰皿は大丈夫ですか?」
ガソリン満タン、
窓も車体も拭き終えたあと、
その人は笑顔で
「大丈夫♪ありがとね」
と言ってお金を払い、
ブゥンと車を走らせて行った。
そしてその暫く後にも、
また同じ客が来る。
「ただ似た様な客かもしれない」
「…でもどうしてあの人の顔を覚えられないんだ?」
その2つの疑問が、
俺の心をずっと巡っていた。
お金を払った後、
ブゥンとその車が立ち去る。
俺はその後、
少しその車の行き先を見て居た。
するともう1人の店員も俺の横に来て
その車が走って行く先を見て居た。
そして言う。
同僚「…芝野さん。あの道って確か、今使われてないんじゃなかったんでしたっけ?」
その道の先は
土砂崩れで道が壊れ、今は工事中。
府道から山を越えて
北に出る道はもう1本あるが、
あの車はその道を走って居なかった。
その車が走って行ったのは
間違いなく、
同僚と2人で見て居た通り
先の無いその道だ。
帰って新聞を見ても
パソコンでネット記事を見ても、
あの途切れた道での
事故車の事は載ってない。
おそらく調べ尽くせなかったのが
本当のところか。
でもあの土砂崩れは
ずいぶん前に起きた事故。
その間に何か起きてても
不思議じゃない。
もしかして、
まだニュースになってないだけかも?
あのおじさん、みんな似てた。
その感覚だけがあり…
俺にそう思わせたのは
車が同じ車種だったこと。
知らないうちに
俺は誰か…何かに遭って居た…?
こんな事が
誰もの日頃のニュースに、
あるのかも。
翌日。
女性客「ガソリン満タンね♪」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=0zstnAj3GMA
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬