令和6年6月6日
突然ですが、最終回 ( ´ー`)φ
666の日の朝。
そういえば───
いつも早朝からふとんの中で聞こえてた、雛と親鳥の声が聞こえてなかったよな?
聞こえてたのは、ツピー、ツピーのシジュウカラさんの声がメインだった。
───あれれ?
朝のトーストを1人食べながら、聞こえてくるはずの声を待つ。
声、しない。
流石にまだ巣立ちの時ではないよ。巣立ち間際の雛の声はもっと凄まじいからね。第一、あと10日ほど日数が足りてない。
───わかってしまった俺。
あー・・・胃にグググって来た。胸苦しい。
ベランダに出て、確かめてみる。
しばらく待ったけど、せっせと虫を捕まえては運んでた親鳥さんの姿もない。
やっぱ、そうか。今年も残念無念・・・・
────原因は?
思い当たることは、と思い返す。
夜の間に?
あ、夕べ。夜の9時過ぎてから、すぐ近くでカラスが鳴きながら飛んでく声聞こえたから、夜にカラスの声は珍しいなって思ったっけ。
カラスの襲撃は無言で行われるって俺は知ってる。昨夜の声はたぶんその後で去ってく時の声かもしれない。
昨夜は朔の1日前。月明かりは無く、闇の夜。けれど。
すぐそこに街頭だってあるし、この辺一帯はいつだって真っ暗になることなんてない。しかも、巣の下方にあるその家の玄関前の明かりは、防犯のためかここんとこ24Hつけっぱなし。夜でもそこだけは浮き立って明るい。その古い家に日常的に住んでる人はいないのだけれど。今は他のことに使われているから。
だから、鳥が寝静まった頃は、カラスには好条件だったな。
ムクドリさんの群れで被害の街があると聞くけど、どうやってそこまで繁殖してんのか謎だよ。
───『ムクドリさんよ。もう、その屋根に巣を作ったらダメだ!』
俺にムク語が話せたらそう説得するわ。
神様がいるのなら、あいつらにそう伝えてくれよ。
もう来春からは、あの屋根にムクドリさんが来ませんように────
***
ぶどうの挿し木の苗は、まず1年目は出て来たツルを伸ばすことから始める。
やっとぶどうのツルが伸びた。みずみずしく美しい新葉が開く。
ふと気づけば葉っぱをかじり、ミニミニ手榴弾みたいな個性的なフンを落としながら成長してたでっかい幼虫さんたちがいた。
大目に見てたら、あっという間にみんな食べられてしまい、次年度ツル伸ばしからやり直し。幼虫さんが可哀想でも、鬼になって駆除しなきゃいけません。
翌年から網を被せることにした。
そのまた翌年。花は咲いたけど、皆落ちてしまい実は成らず。そういや、網で虫来れなかったら受粉しないよなー・・・
その翌年。蕾さえ出来ぬ虚しさ。
もう、捨てようか・・・けど、風で倒れて割れてテラコッタを買い替えたし、支柱、苗と土代入れて、なんだかんだで、これには6千円以上はかかってる。捨てたいけど、捨てれない俺。
そんな感じで来て今年は5年目のブドウの木。
わぁい ( ・∀・) 2房出来そう。上向いてたちっちゃい房が、いつしか下に垂れ下がって、親指の先くらいの大きさの実をたくさんつけた立派な房になってる。まだ黄緑色だけど。
今年は無農薬巨峰が食べられそう。
頑張れば素人でも、植木鉢で結実させられることを証明!
後、ピーマン育てのコツを知ったので書いておく。
育てて後から知ったんだけど、一番花は摘み取れと書いてある。
知らなかったので、俺の木は現在、一番花の実4個取れたまま次の結実まで間が空いてるのだけど、一番花摘んだほうがいいっていうのは、最初の花の実がなる力は、木を大きくさせるために使った方が後々良いってことだと思う。次回はスキルアップだな〜 (*´ω`*)
ブラックベリーは、誰にでも育てられそうな気がした。花も可憐。
今年こそはと思ったけど (。>﹏<。)
ムクさん、3年連続不運が続いたな。
賢いカラスさんは、どうやら一度味をしめたそこを覚えてる。
(・д・)チッ
どっかのエッセイにぼかして書いたような気がするけど、実はその家は呪われているらしいので。
住んだ人は・・・
((((;゜Д゜)))
但し、鳥にまで呪いが及ぶとは思えないけどね。
1回だけだけど、ちゃんと雛巣立ったこともあったし。
つまんないエッセイだったよな。にもかかわらず、読んでくれてありがとね。
m(_ _)m