記憶の中の景色
なんだろ?
写真を撮って家で見返すと、がっかりしてしまうこの感覚。
美しい何か、今回で言うと草花や自然の風景ですが、心を潤すような光景や様を見たならば、その場で目に焼き付けておくのが一番だな。記憶の中が一番ってことみたい。
けど写真は、日々の流れにより、いつしかしまわれる記憶を引っ張り出してくれるし、これはこれでいいかな。
「待って、行かないでくれ! 俺、オマエを愛してるんだ・・・本気なんだッ!」
という俺の心の叫びはモチ届かない。
住宅街と田んぼの間にある用水路の川にカモさんの群れがいて、鳥好きとしてはワクワク。けど俺が川岸に近づくとささっと逃げてしまう。さりげなく近づくとさらに向こうに。
(TдT) ま、待って・・・カムバーック! カモさんよ・・・
俺を避けてそそくさ去ってゆくカモさん一家の後ろ姿。
チラリと俺の方向いて、
「チッ、近くに来んなよ? オマエ ψ(`∇´)ψ 」
と、その冷ややかな視線で語る後ろから3羽目。
その前方2羽は、
「うわぁ、キモッ・・・見て、アイツまだこっち見てる」 ( ・`∇・´)
「ホント、迷惑な人間だよねー、あーゆぅのぉー」(#・∀・)
と、語り合ってると思われる。
よく公園とかにいるカモより警戒心すごく強い。
自分なんもしないし、少しくらい眺めさせて欲しかった。けど、カモさんにしたら、そうもいかないんだろう。自然に生きる者は、いつだって命がけだもんな。
観光地より、全然いい感じ。
こういう景色がすぐそこに当たり前にある幸せって、地元民は気づいてるのかな?