序章 ある少年の日記
今から100年ほど前、全世界をも巻き込む戦争が起きていた。
そんな中、偉大なる魔法使いが人々に、希望をもってもらうために、そして戦いのない平和な世界をつくるために、「死ぬことがない魔法」――イモータルを唱えたのだった。
この魔法は、死ぬような病気にかかったとしても、大怪我を負ったとしても、決して死ぬことがない。
この魔法により人々は決して死ぬことが無いなり、争いが意味をなさなくなった。そうして、国同士は和解を取り、戦争は終戦した。
そして、戦争は偉大な魔法使いによって幕を下ろし、人々は幸せに暮らしたのだった。
……それから100年、平和が続いたが、ある日、戦争は再び始まった。
だが、国同士で戦争をしたのでない。戦争を起こしたのは正体不明の人物であり、「x」と呼ばれるようになった。そして、xは軍を創り世界に宣誓布告したのだった。
xが創った軍は反乱軍と呼ばれ、再び世界は混乱を招いた。しかし、なぜ人が死なない世界で、再び戦争が起きたのか?
それは、反乱軍の兵士に致命傷を負わされる攻撃を食らうと、ゾンビのように反乱軍の兵士になってしまうのである。
反乱軍は、体内にウイルスを入れることで人を操作するという仮説や、体内から魔法で人を操作しているなどの仮説があるがなぜ、そのような出来事が起きるかはまだ解明されていない。
そして反乱軍の兵士になった人々を開放するためには再び致命傷を負わさせるしか手段はない。
それから戦争は5年続き世界の人口の半分は、反乱軍となった。
そんな中、世界は反乱軍に対抗するために、「反乱軍対抗魔法学院」を創設したのだった。
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