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第二十九話……『信頼』

吹き抜ける風が肌を撫でる、 勿論その風に殺傷力なんて無い、 昨日の激闘は既に記憶の中にしか残っていない


「地面の何処が穴空いてるか俺にも分かってないし、 足元気を付けて歩いてくださいね」


少し前を歩く2人組に声を掛ける、 昨日まで一人だったから上手く声が出ているだろうか


……


「あぁ、 ありがとう気を付けるよ、 所で、 いや~ まさか本当に大穴が出来上がっているね」


かつてホームセンター『ココメリコ』があった場所には全てを飲み込む巨大な大穴ががっぽりと口を開けている


今日は2人組と大穴を見にきた、 状況説明の為だ


「心配しなくてもこれ以上近付かないさ、 ここからでも十分良く見える、 あぁ恐ろしい」


市役所職員のおっさん土飼は大穴を遠目で見て大袈裟に恐怖で体を震わす


……


「絶対嘘だと思ったけど、 これはやばいですね、 直径で200メートル位か? ここで何があったんだよ日暮」


日暮の中学からの親友、 冬夜が問いかける、 その声にはもう怒気は含まれていない


……


「えっと、 まあ端的に話すと、 でかい鳥の敵、 お前らも知ってるか? 人型の鳥頭の敵、 彼奴らのボスみたいな奴でさ」


「この地下は既にデカい地下空間が出来てて、 そいつはそこを根城にしてたんだ」


昨日の出来事をかいつまんで話す、 昔から説明は苦手だ


「そいつを何とか倒したんだけど、 その後だなちょっとしたら突然全部崩れたんだ」


大事な話はこれくらいだろうか、 いやもう1つ


「ってか冬夜てめぇ、 昨日信じる的な事言ってた癖にやっぱ嘘だと思ってやがったな」


日暮も昨日の事は無かったように話しかける


……


「ふっ、 当たり前だろそんな突拍子も無い事言われて、 こんな大穴空いて全部落ちてった何て信じれるかよ」


「それにお前は昔から適当な事言う時あるからな」


冬夜から短い笑いが漏れる、 それにつられて日暮も少し笑う


喧嘩をしても培った絆は簡単には壊れない、 男の友情は適当な分決まった形は無い


そんな2人のやり取りを微笑ましく眺めながらも、 土飼は咳払いをした


……


「ごほんっ、 積もる話は後だ、 それより日暮くん、 君戦ったと言ったが敵はどんなだったんだい」


「見る所によると怪我もないようだが……」


当然の疑問か、 話と状況が噛み合わない部分もある


……


「……信じてくれよ、 敵はまじででかい鳥と後鳥頭もか、 正直死にかけた、 でも色々あった」


「その色々の部分はまた話すが、 何にせよ傷だとか怪我だとかは全部治った、 今俺はそう言う事ができる」


腰のナタに触れる、 これからも同じ事が出来るのか


……


「はぁ…… 信じるよ、 所で何でこんなに簡単に信じるか分かるかい?」


心底疲れた顔のおっさんは現実逃避とばかりに謎の話を切り出す


「私たちはこうして調査の為最前線で活動する者という事になっている、

だがそうでない人達、 シェルターの中で暮らす方たちは多くに怯え未だ何も出来ていない」


「色んな人が色々な有り得ないを経験して、 私たちはその有り得ないを解決しなくてはならないんだ」


「そういった時、 こちらが相手を信じないと相手は自暴自棄になる、 そうなると面倒だから、 とりあえず信じるんだ」


「その後きっちり調べて説明している、 さっきの君の疑問だが、 昨日大穴の事を信じると言ったのは、 取り敢えずの話なんだよ…… はぁ……」


聞いてもいない話が問に繋がる、 土飼は深いため息を吐きながら続ける


「まあ状況はわかった、 この大穴関連の話は終わりだ、 続いてだが」


土飼はそう切り出す、 冬夜が目を鋭くしてこちらを見る、 内容は大体わかる


「提案なんだが、 日暮くん、 私達の元で戦う気は無いか?」


やはりそう来るだろう、 日暮と言う存在を知った以上放置する訳には行かない


「君が社会性の中で生きる事に嫌悪の環状を抱いている事は昨日のやり取りで理解している、 確かに縛られて生きる事は辛く、 苦しさもあった」


「私自身そういった葛藤を抱き生きてきた、 だがそれを乗り越え大人になる」


土飼の言葉、 語りかけに日暮は何も言えない、 日暮自身社会を経験している、 土飼の言葉を否定する事は今の自分を否定する事にもなる


「君は勘違いしているようだが、 人間社会は現存している、 こんな状態だが全く滅んではいない」


「人が生き、 手を取り輪になって、 暮らして行く、 社会性のコンセプト何てそんなものだ」


「人が明日に向かい歩みを続ける限り社会は無くならない、 君の存在はひと月前と何ら変わっていない」


音の鳴らないこの町に土飼の声だけが静かに紡がれる


「社会で生き、 人に助けられ、 または助け、 関係は繋がる、 家族、 友人、 出会った全ての人、 それらが今の君を作っている」


「我々は社会に生かされている、 君も、 そんな我々が社会を見捨てる事は多くの自分との繋がりを見捨てる事と同義だ」


何も言えないが、 これ以上聴きたくもなかった、 きっと正しさなんて無い、 でもどうしようもなく自分の話をされているように思ってしまう


「日暮くん、 君は今も多くの人に支えられて生きているんだ、 そんな君が突然社会を捨てる、 それは余りにも……」


それ以上言わないで欲しかった、 でもその続きは紡がれる


「余りにも無責任じゃないか?」


無責任、 その言葉に頬を叩かれたた様に感じる、 彼の20年少しの人生は社会で生きてきたものだ


冬夜の言葉を思い出す、 家族は今も自分の帰りを待っている、 きっとその想いは不安、 悲しみ、 後悔、 そんな感情でいっぱいになっているのだ


罪悪感に縛られる、 責任を果たせない時いつも苦しさを感じる、 だから嫌いなんだ、 だから真の自由を望む


「君は社会人としての責任を果たすべきなんだ」


何も言えない、 ずっと黙ったままで、 何か言わなくては、 しかし口は言葉を紡がない


何拍かの間を空け嫌に絶妙なタイミングで土飼はさらに言葉を続ける


「君の力を求めている場所がある、 そこでなら君は何者をも超えて最前線で戦うことも可能だろう」


「柵に囚われない者とは、 全ての最前の更に先、 誰にも手の届かない超越した存在、 最強の存在にならなくては」


いい歳した大人がそんな事言うと何処か幼稚に聞こえる、 最強その肩書き、 その響きに日暮の全身が震える


「その闘争心は価値がある、 今この世界で、 君の戦いはこの社会にとって利益になる、 誰も君の邪魔はしない」


「だから難しく考えなくて良い、 君は戦い、 自由を手に入れる、 それがイコール人を救う、 人々を脅かすモンスターと戦うことはな」


「どうだい?」


問いかけ、 弱い人の部分が既に答えを出している、 どうするべきか


世界は変わった、 なら社会での生き方も変わる、 良い方に、 ならば責任を果たして生きるべきだ


それが正しく、 その答えを言おうと口が開く


……


「……1側面しかねぇ様な正論で語りやがるなよおっさん」


開いた口から出たのはそんな高圧的な答えだった


「肯定と同調、 そして事実と現状、 そう言ったもんを言葉巧みに利用して、 丸め込もうとしやがって、 仕事かよ、 窓口担当とかだろあんた」


日暮の言葉を聴いた冬夜が口を出そうとするが、 土飼はそれを手で制す


……


「事実と君も今言ったが、 私は今この現状について話をしただけだが、 その感じ断る気かね?」


あぁ、 聞いただけさ、 他意は無いよと補足する土飼、 だが日暮的にはそんな事はどうでもいい


……


「いいや、 正直いい話だ、 良く考えた結果その提案受ける事にしたよ、 だがな傍から聴いててもどっか利用してやろうって気持ちがぷんぷんしてるぜ」


日暮の言葉に対して土飼は目に見えてホット肩を下ろす、 しかし続く言葉に対して反論をする


……


「共に戦ってくれるって話なんだね? 良かったよ、 でも利用しようなんて考えて居ないよ、 言いがかりだよ」


後半の言葉には少しの怒気が含まれるように感じた、 疑うという事は真面目な人には侮辱にも感じられるだろう


「それとも何かそう感じた理由があるのかな? 改善しようと思うよ、 より良い関係に向けて」


ひとつ気になる事が日暮にはあった


……


「なんか仕草の一つ一つが大袈裟で演技臭いんだよ、 例えばさっきから何度かホットしたような仕草をしてるが、 昨日俺がナタ下ろした時そんな仕草は無かった」


「あんたは昨日目の前で争いが起きても余り驚いたりせず冷静に対処してた、 でも今日は一つ一つに驚いたり、 大袈裟な反応を示してる」


「な~んか打算的な感じだよな」


余りに中身の無い言葉、 土飼は呆れたような声でそれに答える


……


「当たり前だ、 今日はビジネスのつもりで話をしている打算的にもなる、 自分を使い分けもするさ、 そこに疑念を抱いたならすまなかったね」


なんて事の無い返答だが、 日暮はやっぱり変に感じる


……


「は~ 打算的なビジネスの話に来てるなんて言う割には重要な話をあんたしてないよな」


土飼は考える様な素振りを見せつつ、 それは何か? と目で答えを催促してくる


「はぁ、 それを聞かないと損するのはあんたらなのにな、 実力だよ」


「俺は戦いの話をするが実際に戦う所なんて勿論1回も見せてない、 出会いは昨日の今日だからな」


「俺がほんとに戦えるかどうかも知らないのに最強を目指せだ? その言葉、 まさにあんたがさっき言った」


「無責任すぎだろ、 そう言うのはほんとに強いって分かってる奴に使う言葉だろ、 最強にあんたらが求めてんのは力の信頼なんだろうからよ」


純粋な疑問だった、 この土飼はずっと俺が戦いに強いって事を前提で話をしてる、 不可解な程に


……


「そんなに疑わないで欲しい、 今この状況で戦える者は多くない、 君みたいな奴は今この世界でいわば希望なんだ」


それらしく聞こえる


……


「だけど、 命がかかってる話を希望何て言葉だけで済ますか? あんたは俺の考えを尊重し、 俺の生きやすいよう提案している、 そこは感謝するが」


「これが命あってこそのビジネスで、 その為の力が有るってんなら、 やっぱりその発言は、 戦いに向かうように導くその話は、 無責任なんじゃないのか?」


「家族や友人との繋がりを語っといて、俺が死んでその繋がりが途切れた時、 あんたは俺を導いた者として責任取れるのか?」


風が吹いている、 土飼と日暮の、 2人の隙間を縫うように、 風が通り抜ける


「俺は昨日この風をも操る敵と戦った、 そいつはでかい鳥で100本の手を操る、 その上身体中の細胞が取り込んだ物を自分にしてしまう能力を持っていた」


「まずは鳥頭を殺して、 地中に落ちて、 外に出たらそこでさらに戦って、 次は空に飛んで、 叩き落としても奴は死ななかった」


語るのは昨日の出来事、 それを聴いている土飼は不思議そうな顔をしている、 突然なんだと


「でも俺のナタは奴の能力を1部手に入れ敵を喰らいそのエネルギーを俺自身に還元する、 そして俺には、 ブレイング・バースト!!」


叫びと共に空気が圧縮され放たれる、 狙った標識の看板はネジ切れ吹き飛んだ


その威力、 突然の変化、 土飼も隣の冬夜も驚いた顔をしている


「この力だ、 闘争心だけじゃない、 俺にはこの力がある、 あんたの中の低い希望はどうだ? もっと高まったろ」


「あんたは言ってないことがある、 でも俺にも言ってないことがあった、 それで求めるのはフェアじゃないから先に言ったんだぜ」


「さあ、 誰かの指示じゃない、 市役所職員としてじゃないあんたの話を聞かせてくれよ」


土飼は思考を回すように黙っている、 しかしすぐに言葉を紡ぐ


……


「言ってる意味が分からない、 話してくれたの助かったが、 話ってのはどちらにせよこれからだろう、 これから話すことだ」


「君のこの力だって後で分かる事だ、 それがなんだと言うんだね?」


その言い分は正しい、 これこら話すつもりだったという言葉は話をする事を条件に話すべき事を隠す事もできる


「君が聞きたいのはなんだろう、 我々の事かな、 それとも……」


ドーンッ!! 音が響いて土飼のたっている地面のすぐ横にクレーターが出来る


……


「ブレイング・バースト…… 話の分からねぇ奴だな、 全部だ、 全部を分かりやすく話せって言ってんだ」


「俺はもうめんどくさくなったんだよ、 お前らは俺の力なんかはなから聞くつもりは無かった、 上手く飼い慣らして使い潰すつもりだったからだ」


土飼は何も答えない


「こんな世界で前に進み続ける俺の性質はある種の推進力がある、 それが価値って奴だ、 あんたは俺を利用して社会復権を考えている」


「だが、 この展開が起こるデメリットがあった、 俺の力があんたらに向くデメリットが、 だから俺の社会性、 人間性を思い出させようと、 さっきは長々語ったんだ、 人殺しは悪いことだって罪悪感を湧かせる為に、 違うかよ」


……


「……君の能力、 クールタイムのような物があるね、 8秒程か……」


びしゃん!! 何かがきり飛ぶ鋭い音、 血が吹き出す


「いっ、 あああ!!」


……


「いい大人が指が吹き飛んだ位で叫ぶなよ、 俺のナタは切れ味良いからそんな痛くねぇだろ、 なあ全部話してくれよ」


日暮の手にはナタが既に握られている


「おめぇらみたいに呑気してねぇんだよこっちは、 俺はずっとこの戦いの世界を望んで準備してきてたんだ、 ついこないだまで、 そしてこれからも、 干からびた餅みてぇな何にも出来ないてめぇらとは違ぇんだよ」


「それに冬夜、 何でさっさとその腰の警棒で殴りつけない、 何を震えてる、 お前が話してくれても良いんだぜ、 ちょっと心苦しいけどそんな事考えても仕方ねぇからな」


……


「日暮…… お前どうかしてるぜ、 さっきから何言ってんだよ……」


「俺はお前の事信じようって思ったのに」


……


「そんな話してねぇ、 あとうるせぇから、 昨日吸い取った鳥野郎のエネルギーでおっさんの指作れ、 出来るよな」


そう言うと、 ナタに絡みついた骨が伸び土飼の体に突き刺さる、 土飼は一瞬悲鳴をあげるが、 次の瞬間にはその痛みも、 切り飛んだ指も回復する


「こんな事もできる、 もっと対等な関係で居れると思うんだよ、 それに協力してくれよ」


「それとも、 お前ら以外にも居ると言ったな、 そいつらでも良いか、 お前らを殺してな……」


……


「やめろ!!」


「もうやめるんだ!! 冬夜君や私、 それに他の仲間には手を出させないぞ、 イカれた若造が!!」


日暮が言い終わるのと同じタイミングで土飼は叫ぶ、 だがそれが何だ、 日暮は全く動じない、 土飼を睨みつける


土飼は目を逸らし、 それから決断をした、 要望どうり全てを話す決断を


「あぁくそ!! もうこんな仕事やってられるか、 話すよ君の知りたいだろう事を、 ったく割に合わねぇぞ」


土飼の雰囲気が変わる、 仕事の面を外し今からは彼土飼笹尾として話をするのだ


「まず君のさっきの推理だが、 ほぼ正解だ、 我々は君の力を利用したい、 それもかなり有利な形でだ」


「理由としては人手不足、 日々調査調査で今現状我々は取り組むべき事に何も取り組めていない」


「だから我々とは全く違う組織を新たに結束するべきだと案が出た、 君のようなある種の社会不適合者を集め、 望むままに冒険気分を味わいさせながら敵の根城や未開拓エリアの解明に着手させるためにな」


「命の危険を承知で自分の意志って事で向かってくれる人材を探していたんだ、 亡くなった時に責任追求を軽くするためだとさ、 ったくこんな仕事俺は納得できねぇがな」


一辺だけ見れば意向に沿う条件に思えても、 本当に大事な部分が見えていないと一方的に何者かに従わされる


日暮は何も分からないまま他人に支配され指図のままに行動する、 そう言う生き方は嫌いだ


譲れないものはひとつじゃない、 幾つでもそれを理解し傲慢にわがままに要求する事が結局自分を失わない答えに導く


端から妥協した答えを持っていてはどんどん削られて自分を失う、 それは日暮にとって最悪の結果だった


「これで良いか日暮君、 これが聞きたかったならそのナタを下ろしてくれよ、 人に構えて良いもんじゃ無いんだぜ?」


土飼は自分の指を触りながらそう言う


……


ナタを鞘に仕舞う、 深呼吸をする、 知りたい事をしれた、 もう他には聞くことは無い、 いや最後に


「あんたらのその作戦、 確かに人の社会の役にたつんだな、 無駄になったりしないんだな?」


その質問に土飼は短く「あぁ……」と答える


ならもういい


「だって言うなら良いぜ、 幾らでも最前線で戦ってやるよ、 それが世の為人の為になるなら一石二鳥って奴だしな」


決断、 人を喰らうモンスター共が放たれたこの世界で、 それでも人の世は滅びなかった、 そこに社会があるなら、 社会人として報いなければ行けないのだろう


でも少なくとも今は違う、 これから始まる戦いの日々は無くならない、 その日々に少しワクワクする、 だって初めから足りないだけだったのだ


戦いだけが足りなかった、 それがあれば社会で生きようがどこで生きようがきっと楽しく生きられる


……


「……もう敵意向けたりしない? 一緒に戦ってくれるって事で良いんだね ……はぁ…… 良かったぁ………」


安堵の表情のおっさんはその場にへたり込む


「隠されてるのが嫌なだけだったのか、 あからさまに否定されると思ってたけど、 良かった良かった」


少しの静寂のあと土飼は立ち上がり、 手を伸ばした


「握手だ、 これからよろしく頼む」


信頼の関係、 これはその証明


……


「分かった、 やるからにはモンスター共は全部なぎ倒してやるから安心してくれよ」


こちらもその手を掴む、 ここに信頼が生まれた


これから明山日暮の新たな冒険が始まる

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