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人物紹介

 来栖大樹くるす たいき


 おじさんと呼ばれてる40歳独身のサラリーマン。転移時に備わった力は『マイホームベース』

 過去に 恋人に裏切られた経験があり、ほぼ女性不信。浅い付き合いはするが深く関わる事を拒み、自分の意思で独身を継続中。石橋を叩いて渡る性格で、安心安全安定が大好きだが、必要に迫られれば大胆な行動に出る事もある。逆に言えば 必要に迫られないと無理はしない性格。


 

 鈴木美鈴すずき みすず


 理系女子風に見える小柄な高校生。『聖女』の力を授かったけど本人は「コレジャナイ」と感じている。異世界系、乙女ゲーム系、婚約破棄系をこよなく愛する読書好き。BL、GLも嗜む 嫌いな人にはポンポンと毒を吐きだすタイプ。

 回復補助系の聖女のスキルに不満を持っており、戦闘系の力を欲しがる傾向がある。大樹に銃を持たされた後、密かに遅くまで練習するほど喜んでいた。マイホーム内でのトレーニングでかなりの身体能力を身に着けているが、身近にいる武闘家少女を見ているため、自分がどれほどの物であるかは理解していない。

 大樹のスキル『マイホームベース』という名を聞いただけで、その能力を大体理解できてしまい 文明レベルや食文化の違いで起こりえる事態の回避のため、大樹に縋ってついて行こうと決め、マイホームの中に入り、内情を知ってしまった後は、絶対に逃がさないと決意した。



 霧本霞きりもと かすみ


「委員長です!」と言われれば10人中10人が納得してしまうような真面目系女子。身長160センチ前後でスタイルも良い高校生。成績は優秀で、何事も理論的に考える癖がある。

 城を出る時の、『食料はあるけどクズ男』と『よく分からないスキルだけど無害そうなおじさん』との2択を迫られた時の決断が正解だった時は、心の底から安堵していた。トレーニングを始めてからの自分の驚くべき身体能力に驚愕しながらも、その力が自信になっている。大樹の事は『利害の一致する仲間』と認識しており、馬車での旅を続けていく内に 安心して眠れる場所、どんな時にでも得られる食事、マイホームから得られる恩恵に対し「おじさんの傍が最も安全な場所」と、考えるようになり、自身の持つ力の有用性をアピールしつつ一緒について行こうと心に決めた。



 カオリ(かおり)


 特筆すべき事項のない普通ちゃんと評された高校生。自分に都合の良い話が大好きで、強い者には自分から巻かれに行くスタイル。弱い者には見栄を張り、自分を追い詰めてしまう事も。

 援交の経験が多数あり、困った事が起きれば体で解決しようとする事もしばしば。自分自身に自信が持てないため、求められると断れないタイプだが、ヤンキー君ほど自分勝手な男には辟易としていた。斥侯という能力を授かったが、そもそも斥侯の意味を知らず、自身を無能だと思っていたが、霞の助言で役割を理解してからは、少し自信が持てるようになった。 



 レイコ(れいこ)


 陸上部所属で体育会系女子の高校生。部活中に召喚されたので、ユニフォームのまま過ごしていたため、毎晩寒さと戦っていた。大樹からツナギをもらってからは寒さ対策と、肌の露出を抑えることが出来てホっとしている。体力にはそこそこ自信があったのだが、自分が魔法使いだと聞かされて動揺を隠せなかった。

 脳筋を自認しているのに知恵を求められる職業になってしまい、絶対に使いこなせないと思い込んでいたが、ほんの数日の訓練で、初級と思われる魔法は使えるようになり、動く物に当ててみたいと密かに思っていて、脱走時に兵士に向かって放てるチャンスが来るのではないかとワクワクしていた 魔法版トリガーハッピーの気質が見え始めた。



 ヤンキー君(名前は不明)


 元の世界では両親がチンピラで、ある意味英才教育と受けてしまった高校生。強者に従い、使い走りをやっていたが、その強者の威を使い、自分より弱いと判断した者には非常に強気で傲慢になる。腕っぷしは全然ないが、狡賢く立ち回れたので、地元では『本人は雑魚だが、怒らせると強い奴が出てくる』と認識されており、それなりに名前を売っていた。

 自分に与えられたのが侍と知り、欲しくて堪らなかった力が手に入ったと思い、他者を従えようとする。後述のヤンキーちゃんとは元々付き合っているが、自分がパシリにされている事は教えていない。



 ヤンキーちゃん(名前は不明)


 地元でそこそこ名前の売れてるヤンキー君と付き合う事で、自分に絡んで来ていた連中が大人しくなったのを見て味を占めた虎の威を借る狐…の威を借る兎状態の高校生。黙って抱かせてやっているだけで、それなりの地位…とまでは言わないが、周りが勝手に恐れてくれるので悠々自適な高校生活が送れていた。

 自分が治癒師であると知らされて、ショボい能力にがっかりしていた。ヤンキー君がハーレムを作ろうと画策しても、自分が相手をしなくて済む… 程度しか思っておらず、特に気にしていなかった。ヤンキー君が弱くてパシリになっていると知らなかったうえ、侍と聞いてこれで今後も守ってもらえると安心しきっていた残念な子。



 イケメン君(名前は不明)


 勇者の力を授かったすっきり爽やか高校生(あくまでも日本人目線で) 王家がその力と血を取り込むため、第1王女をあてがわれ絶賛篭絡中。



 メガネ君(名前は不明)


 賢者の力を授かった頭の良さそうなメガネ高校生。イケメン君と同じ理由で第2王女に篭絡されている。



 オタク君(名前は不明)


 大魔導士の力を授かったメタボ体系の汗かき高校生。第3王女が篭絡しよう…かどうか悩み中。能力は立派だが見た目がちょっとアレな人。



 王様おうさま


 重税を課し民を苦しめ、自分が一番大好きな絵にかいたような愚王。自分の代で大きな事をやってやろうという、自分の名声の為だけに勇者召喚を行った。



 王妃おうひ


 四女を産んだ後、衰弱して死亡している。生前は聖女と言われるほどの美貌と才を持っていたと言われている。



 王女達


 自分大好きな愚王の背中を見て育ったため、全く同じような性格になってしまった残念な姫様。4姉妹の中での序列はまさに年功序列。 

 長女はその権限を持って一番優秀そうな能力を持ち、まぁ許せる…といった見目を持つ勇者に取り入った。


 次女も同じ理由、姉に勇者を取られてしまったので消去法で賢者を取った。


 三女は…王から血を残すよう言われているのだが、とてもじゃないが許容範囲を超えている大魔導士の扱いに困っている。現状は『とりあえず煽ててごまかそう』作戦が実行されている。


 四女は国外に留学中



 勇者召喚


 過去、幾度となく邪悪な瘴気が溜まり、魔界と呼ばれる世界と繋がってしまい、そこから溢れてくる強大な魔物に対抗するためにこの世界の創造神が授けたと言われる秘術。召喚されてくる者に授かる加護が安定しないため、不要、無能などと判断されて処刑されないよう『召喚勇者が非業の死を遂げた国には二度と召喚魔法が発動させない』という制約がされたと言われている。

 しかし、王様とその側近は その言い伝えを間違って捉えており、『非業の死を遂げた国』の解釈を死んだ場所と勘違いしていたため、隣国の地で処刑させようとした…が、実際は死んだ場所ではなく、召喚した国に対する罰則であるという事に気づいていない。



 創造神


 歴史上、魔界と繋がってしまう時に神託を出していたため、実在する神様…と、この世界では認識されている。前回の神託はおよそ150年前であり、各国では伝承され神託に備えている。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 後付けのようにカオリの方に援交設定ですか。 一応、食料の為という理由があるのでわざわざそのような設定付けなくてもいいのでは? レイコの方も体を許していたようですが、普通の子っぽいと認識…
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