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やかましいわ

作者: 切咲絢徒

 あんまり書きたくないんだけど、この文のせいで何かあっても僕は責任取りませんよ。間違った解釈とか。

 本当に改善すべきところは誰の文だろうと感想欄に書き込むといいよ。

 文の書き方講座。

 みたいなのをよく目にする。僕はこれを見るたび「やかましいわ、お前は本業が小説家ですか?」と思う。もし、小説家ならば申し訳ないが、ああいうのを書く人が、特にこの「小説家になろう」で書く人が本業の小説家でないに決まっている。


 大体、日本には表現の自由ってものがあるんだから、自分が思う文を書けばいいんだよ。

 という文は今回の「文の書き方講座」によく見る文なんだけど、だったらその「書き方講座」をするなよ。

 まあ、言いたいことはわかる。

 自分が文において拘っていることを書きたい気持ちは。

 僕だってある。

 だけどさ、それ、言っちゃうのダサくない?


 「書き方講座」もしくは「私の書き方」っていうのはさ、全部、自分の拘っていることを言ってるだけなんだよね。

 これのまだマシな部分は「押し付けてない」こと。

 これで書き方を押し付けてたら最悪だ。

 ともあれ、やっぱりダサい。

 あのさ、なんのためにそれ、書いたの?

 確かに、参考になった部分はあったし、勉強になることも稀にあった。

 けどさ、殆どは書いてる人の自己満足なんだよね。

 ためにならない。

 あんたの拘り。

 それでいてつまらない。


 人に何か教えるってことは実は難しいんだよ。

 それをごまかすかのように「人には人の書き方があると思うので、私の文は参考程度にしてください。」って、そりゃねぇだろ。

 そんな程度で物事を教えるんならやめちまえ。

 そんなに自信の無い奴の話聞いて何になるんだ?

 人に何かを教えるんならさ、注意書きとかやめれば?

 間違いとか、矛盾とか自分のことは棚に上げるくらいの勢いで書けよ。

 投稿したあとに何かを指摘されるのが怖いから注意書きをするんだろうが。あーあ、やめちまえ。


 まとめると、

 自分の文の書き方、拘りってのは自分でいうとクソダサい。だから、自分の作品の中でコツコツと表していけばいい。

 いつか、自分で言わなくても誰かがその拘りに気づくやつが現れるんだよ。それが「文章の書き方」の評価なんだろうが。

 あと、人に物を教えるなら自信を持って、批判、批評が来ることを恐れずに書けばいい。その後、批評の中に改善点が現れるんだ。注意書きってのはその改善のチャンスをみすみす潰してるようなもんだ。


 僕はこの偉そうに、そして、恐る恐る文章の書き方を教えてる奴が大っ嫌いだ。

 教えたいなら、自信を持て。押し付けるな。

 拘りを示したいなら作品の中で示せ。


 これだけです。

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