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ミーニャちゃんの家族

ごめんなさい!!!投稿予約してなかったです!!!!<(_ _)>

あの、ワクチンの副反応のせいです。許してください。

この地区では、畑作業をみんなでするために親戚たちがまとまって暮らしたり同じ家で住んだりしているらしい。

・・・びっくりした。家にいたのみんなきょうだいだと思った。


「という訳で、改めて紹介するね。こちらがわたしの仲間、テルちゃんとぶーちゃん!」

「よろしくお願いします」


みんなが何も言えずに固まっている中、1人がすくっと立ち上がる。ミーニャちゃんと同じくらいの女の子だ。


「その・・・ミーニャ・・・」


どうしたんだろう。身体がふるふると震えているようにも見える。


「おかえり!バカ!どんだけ心配してたと思ってるのよ!」


そう言ってミーニャちゃんのところに駆け寄り、抱きついた。


「冒険者になるって1人で出ていって。仲間の当てもないのに。どうせすぐ帰ってくると思ったら全然帰ってこないし!」

「・・・ごめん、心配させて。ただいま」


ミーニャちゃんがそう言うと同時に、部屋にいる人たち全員がミーニャちゃんのところに駆け寄った。


「もー、死んだかと思ったじゃん!」

「私も心配してたのよ!」

「帰ってきてくれてよかった」


口々に言うのが聞こえてくる。ミーニャちゃん、愛されてるんだね。


しばらくその様子を眺めていると、その塊は段々とこっちの方に向かってきた。・・・どうしよう。


「どうして仲間になったの?」

「何歳?」

「なんの仕事してるの?」


ミーニャちゃんに視線を送っても、目を合わせてくれない。ぶーちゃんはすでに小さい子と仲良く遊んでいるみたい。

・・・仕方ない。いつもの方法を使おう。


私は人混み(?)に紛れて姿を消す。そして一瞬で着替えてまた姿を現した。もちろん、「ふしぎさん」と書かれたつなぎに、仮面。

その瞬間、その場にいたみんながしんと静まった。


まずは3つのボールを袖の中から取り出す。そしてジャグリングする。ボールを増やして5つになる。ボールがいきなり全部消えた。と思ったらそのボールが上から降ってきて私の頭に当たった。頭から跳ね返ったボールを、右手、右足、腰、肩、左手の順番でキャッチする。片足立ちのすごく変な体勢でキープ。

それを全部上に飛ばして今度は手でキャッチしてそのまま決めポーズした。


みんなは口をぽっかり開けて、こちらを見ている。

・・・早く何か反応してくれないかな。この体勢、ちょっと疲れる。


5秒ぐらいたって。


「「「すげー!!!」」」


「魔法使ってなかったよな」

「どうやったの?」

「なんでミーニャなんかと??」


逆に質問攻めになった。

ミーニャちゃんは、


「エッヘン。これがテルちゃんの仕事だよ!」


と言って、なぜかドヤ顔をしていた。・・・助けてほしいな。

ええと、久しぶりに道化師要素入れたくて、無理やり感があったかもですね。はは。

次話もよろしくお願いします。

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