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テクナ地区へ

コロナやっべえええええ!!

てことでお久しぶりです。(に感じる)

春休みがすごく長くなりました。勉強頑張ります。

そしてテルちゃんたちも頑張ってますので、これからも応援よろしくお願いします!

「あ、あの・・・わたしの住んでる地区は大丈夫でしょうか」

「どこですか?」

「えと、クリタン地区です!」

「テクナ地区の隣ですね。そちらに被害が行っているという報告は今のところありません」

「そうですか・・・」


ほっと胸を撫で下ろしたのもつかの間。


「しかし、現状が分からない今、何が起こるか分かりませんので、安心はしないでくださいね」


その言葉で一気に緊張が走った。


「テルさん、ミーニャさん、私からもどうか、お願いします」

「はい、勿論です」


断るわけがない。ミーニャちゃんの家族の安否も気になるしね。


「ぶー!!」


ぶーちゃんもやる気なようだ。


「この道をひたすら真っ直ぐ行くと、『ユニコーン乗り場』があるので、それに乗ればあの山を越えられます。するとテクナ地区はすぐそこです。地区の入り口の方に避難所が設置されておりますので、まずはそこに向かってください」

「分かりました」

「この地区はあの山のおかげで被害を免れたようなものですね」



その後、言われた通りに行ってみると、そこには見覚えのあるものがいた。

・・・これって、この世界に来た時に乗ってきたやつだ。普通にユニコーンって名前だったのね。


「どうしたの?」

「ううん、なんでもないよ。ユニコーンって結構大きいんだね」

「そうだね!わたしも間近で見るのは初めてだな。ユニコーンって、すっごいお金持ちしか飼えないし、商売にしてるのはここだけだよ」

「へえ、じゃあ珍しいんだ」

「うん、すっごくね!乗るの楽しみ!」

「ぶー」


ぶーちゃんは何だかそわそわしている。


「ぶーちゃんは高いところに行ったことがないからちょっと怖いんだって」

「そっか、飛べないもんね」

「ぶー」

「大丈夫だよ!三人で乗れるからね」

「ぶー!」



「テクナ地区ですね、ではこちらのユニコーンにお乗り下さい」


促されるまま私たちは、真っ白なユニコーンの元へ行った。あれ、お金払わなくていいの?


「ここは予約制でして、料金は先にお支払い頂いておりますよ。テクナ地区に行く方はあなたたちしかいないので、大丈夫です」


そういうことだったのね。ありがたいけど、お世話になり過ぎてるな。ちゃんと自分で払ってもよかったのに。


「テルちゃん、今度ちゃんと、ギルドマスターさんにお礼しないといけないね」

「ぶー」

「そうだね、まずはテクナ地区の様子を見に行って、役に立って、必ず本社に行こう」

「うん!」



「では、出発です。ちゃんと掴まっていてくださいね、お荷物はこのポケットの中に入れてください」

「「はい」」


そうして、ユニコーンは羽ばたいた。


「きゃー!」

「ぶー!!」


うん、やっぱりちょっと怖いな。でも前よりは大丈夫だ。


「ねえテルちゃん」

「どうしたの?」

「わたし、ユニコーン乗るの好きになっちゃったかも!」

「そっか。よかったね」


ミーニャちゃんは明らかに、無理して笑っている。でも、そうしないと平静を保っていられないのだと思う。

本当に、みんな無事だったらいいな。


「あ、あれだ!」

「ぶー!」


空から見えた景色は、とても綺麗だったけれど、とても悲惨な状況がすぐに分かった。


「ぐちゃぐちゃになってる・・・」


これが第一印象だった。

実はこの話で5万文字突破しました!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします!

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