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いざ、サイエン国へ

サイエン国に着きます。どんな場所なんでしょうか。

お楽しみに!

デーモンを倒した後、地区の人達が私たちを泊めてくれた。暖かい人達でよかったな。


「じゃ、私たちは王都に戻るわ。デーモンがいた事、ギルドに報告しなきゃ」

「そうだな。謎の少女が助けてくれたって言うか」

「だね」


「ありがとうございます」


「また今度ね」

「はい、また」



次の日、サラさんたちと別れ、私はサイエン国へと向かった。

地図によると、壁が建っているところが国境だ。

・・・お、見えた。


地図に書いてある通り、立派な壁があり、その奥の門には門番が立っていた。・・・入れるかな。



「サイエン国に行きたいのですが・・・」

「身分証のようなものはありますか?」

「いえ、ありません」


「では、私が案内致しますので、そこで旅人申請をしてください」

「分かりました」


どうやら、旅人申請をすれば国に入れるらしい。



「こちらです」


案内されたのは、大きな建物だった。

外でたくさんの人が並んでいる。・・・並んでる間暇だなー。



三時間位待つと、ようやく建物の中に入れた。窓口のようなところで申請するらしい。


「次の方どうぞ」


やっと私の番か・・・


「お名前を教えて下さい」

「テルです」


「では、あなたの血液を少し頂きますね」

「分かりました」


採血って苦手だな・・・


「この針で指を少し切って、このカードに垂らして下さい」


あ、そういう感じね。

私は言う通りにして、カードに血を垂らした。

すると、そのカードに魔方陣が浮かび上がった。


「これで旅人申請が完了しました。このカードは、この国では身分証の代わりになります。

罪を犯してしまうと、悪事ポイントが溜まり、追放されてしまうこともあるので気をつけて下さい。」


「働くのは大丈夫ですか?」

「働いてお金を稼ぐのは、旅人さんでもこの国の決まりの範囲なら自由です。

・・・では、楽しんで来てくださいね」

「はい、ありがとうございます」



とりあえずお昼食べたいな。

この国ではどんなものが食べられているんだろう。


地図によると、この近くに大きな通りがあるようだ。

すぐに行けそうなので、行ってみよう。


少し歩くと、大きな通りに入った。

たくさんの店があり、通るだけでも楽しそうだ。

通貨は世界共通らしいので、安心である。


見渡してみると、ご飯屋さんもあった。

看板には、「プレート」と書いてある。ここで食べよう。


「いらっしゃいませ。ご注文は?」

「オススメは何ですか?

旅人なもので、よく分からないんです・・・」


「それでしたら、まぜまぜが旅人さんたちから人気ですね」

「じゃあそれでいいです」

「承りました。お席にお座り下さい」

「はい」


まぜまぜって・・・?



「お待たせしました。まぜまぜです」


出てきたのは、ご飯(?)に色々混ざったものだった。

・・・もう名前がそのままなのは突っ込むのやめよう。


食べてみると、食感がたくさんあって面白い味だった。

うん、イケるね。



後は宿を探そう。・・・あそこがいいかな。

私は「ぐっすり」というところに泊まることにした。

宿主さんによると、この国にはギルド支社があるらしい。


ちなみに、ギルド本社はフーダリアにあるところだった。

・・・やっぱりカイさんってすごい人だなあ。



明日はちょっと仕事しに行こうかな。

夜、私は「ふしぎさん」と書いた布を、道化師の服に貼りつけた。

これでよし。


仮面を手入れして、今日は寝ることにした。



まぜまぜ。食べてみたいですね。

これからもサイエン国編は続くので、よろしくお願いします。


・・・今回真面目!


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