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ただあなたにあいたい。

作者: ☆いづみ☆

あなたと出逢えたことは


あたしにとって決してマイナスな出逢いではなかった。


報われなかった。


辛かった。


だけど今でもあなたに会えたことは


あたしの人生の幸せの一つ。


二人きりで会ったことは一度だけ。


でも毎日メールで話をしていたね。


ちょっとした優しさが、あたしの正直な気持ちをきづかせた。


あなたはきっと気づいていた。


だけど気づかないふりをしていた。



…それはあたしの気持ちに答えられないってわかっていたから。


だからあえて、仲のいい友達のようにメールをくれて、でも確信をつくような内容じゃなくて


いつもたわいもないメールだったね。


だからあたしがあなたに

「すきだ」といったとき


きっと驚かなかったでしょう。


そしてあなたはきっぱり、曖昧にせずに答えをくれた。


あたしが好きになったのはきっとそういう所。


もちろんごめんと言われたときは辛くて悲しくて寂しくて


いっぱい泣いて泣いて泣いて…


もう恋愛なんかしたくないって思った。


でもあなたはそのあともあたしが送るメールにちゃんと返事もくれたし


もちろん友達としてだけど


決して逃げたりしなかった。


あの最初で最後の二人だけの時間は


今でもあたしの宝物。


あたしは緊張しすぎてのみすぎて、あなたの隣であなたの肩をかりて少し寝てしまったね。



でも決して怒ったり拒否もせず、優しく黙って肩を貸してくれた。


その温もりが暖かくてすごく心地好かった。



ごめんなんて謝らないで。



あなたに会えたこと、あなたを好きになったことは



あなたにもらった幸せでした。



ありがとう。


ありがとう。


幸せをくれてありがとう。



でもやっぱり



今でもあなたにあいたい。



あなたの笑顔がみたい。



はにかんだ笑顔がみたい。

頑張ってる姿がみたい。



ずっと好きでいていいですか?



何も求めないけど



ただあなたにあいたい。

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